タグ別アーカイブ: オリーブ

鬼香り立つ柚子風呂‐1863‐

昨日は、朝から堺市美原区のスギタ農園へ。

造園屋さんが庭木買い付けにくる、一般的には「卸(おろし)」と言われる業態です。しかしアポイントが取れれば一般の人も可とのことでした。

今回で訪れるのは2回目。

前回は2014年、「黒壁の家」の庭木選定の時だったので7年振りです。

今回は「あの森のOhana」の石井さんとやってきました。

庭木と書きましたが、小さな森をつくるイメージです。

現Ohanaのシンボルツリーだったオリーブが、2019年の台風で倒れてしましました。

今回は「森」ですから3本選定しますが、やはりオリーブは外せません。


なかなか個性的な樹形のオリーブに決まりました。
次はソヨゴ。

常緑で幹、葉とも繊細な樹種はかなり少なく、よく選ぶ木です。

赤い実がなります。

最後はアオダモ。

以前は野球のバットの材料だっただけに、幹は細くとも粘りがあります。

2006年に完成した「下町のコンクリートCUBE」のアプローチで初めて選びました。

同行してくれた造園屋さんが「あまり出回っていませんが、幹に特徴があっていい樹ですよ」と教えてくれたのです。

しかしこの日きくと「シマトネリコが出過ぎたのか、最近なら2件に1件は選ばれるんじゃないですか」と。

建築には流行などあまりないと思っていましたが、このSNS時代、何でも時流にのれば一気という気がします。

しかし良い木には変わりないので、枝が繊細な1本に決定しました。
庭木選びは大人の遠足で、ただただ楽しいものです。

秋に劣らず、冬も色とりどり。

まずはナンテン。

下草だと思いますが、真っ黒なものもありました。

ミカンをはじめとする柑橘系も、この時期に実を付けます。
中でもひときわ目を引くこの淡い橙色の実。

「獅子柚子(ししゆず)」だそうです。
スギタ農園の方が、石井さんと我が家に1つずつプレゼントしてくれました。

昨日は偶然にも冬至。

「獅子柚子」は「鬼柚子」とも呼ぶそうで、飛び切り大きな柚子が浮いた、鬼香り立つ柚子風呂を満喫しました。

庭木選びに行くと、そこで働く人達の人柄もあって、少しおおらかな気持ちになって帰ってきます。

自然の中で働くなら、こちらの都合は聞いてくれないでしょうし、自然に合せるしかないので我慢強くなるのかなと思っています。

今日は昨日より1分日が長くなりました。

寒さはこれからが本番ですが、日が長くなっていくのは特に嬉しいものだろうと思います。


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困難克服ゲーム‐1515‐

 台風21号が通り過ぎ、2日が経ちました。

 関西では風速50m/sを越えた所もあり、大きな傷跡を残して行きました。移動が速かったのは不幸中の幸いだったと思います。

 私が設計した建物でも、室外機が飛んでしまった、剥がれた大きな屋根が飛んできてバルコニーに落ちてきたなどの連絡を貰いました。

 こちらは、連絡を貰った訳ではないのですが「Ohana」のシンボルツリー、オリーブが倒れてしまったとfacebookで知りました。

 店主で、カメラマンの石井さんの写真を拝借しています。

 今から9年前、2009年の9月「古川庭樹園」へ行きました。

 畑と言われる、樹木を育てるエリアを、石井さんと探してまわったのです。

 その中から、この一本をみつけました。

 私の車で持って帰り、自分達で植えたのです。

 竣工時はこの大きさ。1.8mくらいでしょうか。

 私が最後に会ったのが今年の6月。BBQの時でした。

 軒下までが6.8mなので、およそ7mにまで成長しました。

 本当に立派になったなあと、思っていたのです。

 形あるものはいつか壊れます。生き物なら、いつか必ず息絶えるのです。

 関西は大変だと言っていたら、北海道で震度7の地震が発生しました。

 自然の驚異を前にしたとき、ただ頭を低くして、行き過ぎるのを待つだけしかできないのです。

 人生は困難克服ゲームです。

 RPG(ロール・プレイング・ゲーム)と例えてもよいかもしれません。

 敵と出くわさなければ、また戦わなければ経験値が上がることはありません。

 ゲームならその戦いを楽しめるが、現実なら逃げたくなるのは何故なのか。

 ゲームは気に入らなければやめることが出来ますし、必ず解決できると知っているからだと思います。

 ならそう決めるまです。

 絶対にやめない、必ず解決すると決める。なかなかできませんが、これが人生を困難克服ゲームにするコツのはずです。

 何が起っても、人は死なない限り生きます。

 それなら、前向きに生きるだけです。

 今日も、明日も困難ばかり。それこそが、成長の源ですから。

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