
今日は第4木曜日なので、「ささき整形外科クリニック」リハビリ棟増築計画の定例会議でした。

会議が始まるまで現場を見て回りますが、4階まで上がると風がとても心地良い。

周辺の小高い丘も、緑がいっそう濃くなってきました。

JR大阪駅から姫路までは新快速での移動です。
打合せの予習をしながらも、うららかな景色と日差しに、ついウトウトしてしまいます。

ここ数年、インバウンドによって日本の景色がかなり変わりました。
今年になってから、更に加速した気がします。

姫路へ向かう車内は、3割くらいが外国人のこともあります。
帰りは、3駅西の網干駅から乗ることもあるのですが、先日は、その車内がすでに外国人で溢れていました。
網干より西と言えば、相生でカキを食べてきたのか、備前で焼き物を体験してきたのか、岡山から大阪へ戻る途中なのか……
これまで、インバウンド客をあまり見ることが無かった街にも、多くの外国人が訪れています。
観光立国を目指す日本としては、喜ばしい限りです。

大阪駅では、新快速のために並ぶ列と、快速のために並ぶ列が、マークと色で区分けされています。
姫路までは新快速で1時間掛かるので、少し早めに行って並ぶことにしています。
すぐ横に快速用の列がありますが、日本人でも間違っている人が居るくらいなので、外国人の多くは「こっちが空いてるわ」くらいの感じで、そちらに並ぶことが多いのです。
新快速が到着すると、乗車口の左右に分かれ、降車客を待ってから乗ることになります。
私が乗車口の左に行こうとすると、その左にある快速の列に並んでいた外国人のカップルが「なぜ私の前に乗るの?」みたいな感じで私を見てきました。
どうしようかなと思ったのですが「違うんですよ。そこは快速の列で、こっちが新快速の列なんですよ」と、片言の英語で伝えました。
すると、分かったような、分からなかったような感じだったのです。
結局どちらも座れたのですが、そのカップルは私の隣の席に座り「さっきは、何を伝えようとしてくれたんだい?」と聞かれ、またまた片言の英語で説明してみました。
ある程度伝わった感じで、彼女に「どうやら、乗る電車によって、待つエリアが違うみたいだ」のような説明をしていました。
英語が得意ということはありませんが、海外旅行くらいならそれほど困ったことはありません。
しかし、今日ほど英語をもっと勉強しておけば良かったと思ったことは無かったのです。
さらに、知らない間に新快速に「Aシート」なる、有料指定席ができていました。チケットレスなら600円です。
京阪、阪急、そしてJRと、インバウンドのことを考えても、有料席はさらに増えていくことでしょう。

降車客を待てないような下品な人にはなりたくないし、席を取るのに駆け込むような真似も当然したくない。
かといって、並んでいない日本人に「どうぞどうぞ」と言えるくらい1時間は短くありません。
また、「Aシート」 払えない額ではないが、早めに並べばほぼ座れるし……
夏まで続く姫路経由、太子町通い。私の悩みは尽きないのです。
■■■2月12日(水)大阪市中央区上町1-24-6に移転しました
「上町のアトリエ付き住宅〈リノベーション〉」
電話、faxは変更ありません■■■
■9月17日(火)「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」開業■
■8月30日『homify』の特集記事に「阿倍野の長屋<リノベーション>」掲載■