
もう2日が過ぎましたが、10月18日(土)の大谷翔平選手の活躍は、凄まじいものでした。
7回途中無失点、10奪三振、3ホーマー、うち1本は場外弾。
報道し尽くされているので、新たな形容はありませんが、画面越しとは言え、リアルタイムで観れたことを幸せに思います。
人のことなのに、思い返すだけで幸せな気持になれるのですから。
大谷劇場第一幕完結編といったところでしょうか。
彼のピーク時を見逃すまいと、昨年SPOTV NOWに加入しましたが、この日はNHKの地上波放送がありました。
様々なコンテンツが有料化するなか、ポストシーズンでの二刀流をテレビで観れるのは本当に嬉しい。
ネット配信と比べると、画像が圧倒的に美しいからです。
NHKは地上波とはいえ有料ですが、時々中継してくれるなら、本当に安く感じます。
テレビというメディアの力を改めて感じたのでした。

昨日は、阪急高槻市駅に集合。

保健組合のウォーキングイベントに参加しました。

高槻中学・高校に通っていたので、駅前から東へ抜けるこの道は数えきれないくらい歩きました。
しかし、駅の南方向は、ほぼ行ったことがありませんでした。

まずは、真南に位置する本行寺(ほんぎょうじ)へ。

高槻城内にあった高麗門が移築されたようです。

門をくぐってすぐに、高槻銭洗弁財天がありました。

「洗うとお金が増える」とは書いていませんが、「何かよいことがありますように」とお金を洗いました。

南西へ少し歩くと、カトリック高槻教会があります。
キリシタン大名として知られた高山右近の名を冠した聖堂がありました。
右近は家康によってフィリピンへ追放されます。
生涯を終えたマニラ市郊外のアンティポロにある聖母大聖堂を模して設計されたとありました。

さらに南へ行くと、「高槻城公園芸術文化劇場」が見えてきました。
2023年の開館で、設計は日建設計。
2025年の日本建築学会賞の作品部門を受賞しています。

かつての高槻城跡に建ち、「回遊性のある、公園と一体となった劇場」をコンセプトに設計されたとありました。
日本建築学会賞といえば、2025年の日本一の作品といっても過言ではありません。
劇場内部も凄いようですが、正直、外観はあまりにも愛想がない気がしました。

その後は、すぐ東にある「しろあと歴史館」へ。

高槻城は、芥川の扇状地端部に立地する平城です。
1569年に和田惟政(これまさ)が周囲に堀をめぐらせました。
1573年に城主となった高山右近は、外堀を掘り、町屋を取り込んで大きく拡張します。
江戸時代においては北摂唯一の城郭で、北に西国街道、南に淀川を控え、水陸の交通の要衝だったのです。

東へと抜けていくと、旧家も沢山残っています。

立派な蔵が、往時を偲ばせます。
まさに歴史街道です。

更に東へ抜けると、母校、高槻中学・高校が見えてきました。
これらの遺構が、6年も通っていた母校のすぐ近くにあったにも関わらず、全く知りませんでした。
ただ、当時から水路の多い街だなと思っていました。
扇状地の端部にあると分かり、大いに納得したのです。

初めに訪れた、 高槻銭洗弁財天 ですが、こうありました。
言葉は洗って使えとよくいわれます
お金もきれいに使いましょう
もうけることは動物でも出来る業です
しかし使いこなせるのは
知のある人だけなのです
全てのことは必然だと思います。
大谷翔平選手が、100年の歴史を紐解いても、誰も成し遂げたことのない結果を残し続けるのもやはり理由があります。
81マスの目標達成シートも、「ここにも運が落ちていた」といってゴミを拾う習慣も、続けているからこそ、現実となるのでしょう。
いつだったか、こんな話をしていました。
「イラっとしたら負けだと思っているので」
記者会見の質問でも、中には失礼な質問もあります。
仕事として、意図的にそういった質問をせざるを得ないインタビュアーもいるでしょう。
それでもイラっとしたら負けなのです。
失礼な営業電話、繰りかえされる同じような質問、自分のことしか考えていない電車内での会話……
それでもイラっとしたら負けなのです。
彼がそう言っている以上は、イラっとしたこともあった訳です。
それなら、努力すれば私でも出来るはずです。
その活躍に敬意を表し、その成果に畏敬の念を持って、何かあった時は一呼吸おき、言葉は洗って使おうと思うのです。
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