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ガイド、仕事、白浜、勝負の1週間始まる‐2138‐

土曜日も早朝の熊野街道を南下します。

2週間に1回の「下北山村の古民家〈リノベーション〉」の現場確認です。

塗装工事が始まっていました。

景色は素晴らしいですが、暑いのには変わりありません。

26歳(27歳になったそう)で活きの良い大工が居ると以前書いたのですが、棟梁の息子さんでした。

見た目が全く似ていなかったので、衝撃的でした(笑)

夕方、池原ダムのトボトスロープでボートを降ろして貰います。

お盆休みに入ったからか、相当な数の車が止まっています。

中には青森ナンバーも。

ここが「バスフィッシングの聖地」ということを実感するのです。

そして常連さんも。

夕方30分だけプラクティス(下調べ)しました。

すぐに良いサイズを見つけ、一発でしとめました。

56cm、2kg。納得のサイズ。

プラクティスしていたのは、後輩のY親子がやってくるからです。

長男君が、かなりバス釣りにはまっているそうで、声掛けは寸前でも構わないから可能なら釣りに行きたいと。

一度断っていたのですが、それだけ好きならと、現地で待ち合わせすることにしました。

いつものバンガローに一緒に泊まって、日曜の朝から勝負のガイドが始まります。

前回は一昨年の同時期でした。

50cmがらみの魚を釣らせるつもりだったのですが、なかなか上手くいかず……

正直、2人の写真を撮る余裕がないくらい、広い池原ダムを走り回りました。

1年魚の小バスを釣らせるのが精一杯。

夏休みのハイシーズンで、土曜日しか宿が取れておらず、夕方帰るつもりでした。

しかし、運よくキャンセルがでてもう一泊できることになりました。

いつもの尾根上のバンガローでなく、ダムサイト下にあるコテージです。

何回か泊まったことがありますが、ひとりには少し贅沢な大きさ。

なのですが、Y親子がもう一泊して再チャレンジしたいと、連泊することになりました。

プレッシャーは掛かりますが、9時までと決めて5時半から再び湖上へ。

5カ所ほどに絞って、粘り強く攻めてもらいました。

何とか30cm弱を数本追加。

イメージとは程遠かったですが、2人が「楽しかった」と言ってくれたのが、せめてもの救いです。

やはり人に釣らせるには、更なるスキルが必要なようです。

昼前に池原ダムを発ち、帰りに柿の葉寿司を買って帰ります。

いつもの「松屋」がお休みだったので、この日は「大滝茶屋」へ。

こちらも人気のお店です。

吉野川は沢山の人で賑わっていました。

下北山村から戻ってすぐに仕事です。

明日も現場なのでその準備を済ませ、今、日記を書き終わりました。

ここまで、家族には何もしていないので、今週末の白浜行きは何とか実現させなければなりません。

私にとっては勝負の一週間が始まります。

ガイドも勝負、仕事も勝負、旅行も勝負。勝負が大好きなのだと思います。

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やっぱり釣りが好き‐1719‐

月曜日に長男を橿原神宮前まで送り届けた後、スーパーで食料を補給。

169号線を南下し、再び池原ダムに戻ります。

明日香村を通るので、古墳らしき丘をいくつも見ることができます。

いつも通過するだけですが、景色がのどかでとても好きな道なのです。

戻ると夜になりましたが、食事を準備し終えた頃、友人親子がバンガローに到着しました。

中学一年になった長男君は、バスフィッシングが大好きと聞き、昨年のゴールデンウィークにも招待しました。

この時は思ったように釣らせてあげることができずで、帰着後の桟橋で小バスを2匹釣っただけでした。

それが人生初のバスで、以降は釣れていないと聞ていました。

それでもバス釣りが大好きと聞き、今年のゴールデンウィークも再度招待していたのです。

しかし緊急事態宣言で全てキャンセルとなり、夏季休暇でのリベンジとなりました。

明日は何としてでも釣らせねばと思いながらも、遅くまで友人と話し込んでしまいました。

朝一、池原ダム最大の滝に到着するやいなや、1匹目を釣り上げました。

お父さんもこれでひと安心。

しかし彼もどんどん釣り上げて行きます。

このあたりは親子であっても遠慮はありません。

入れ食いとまでは行かないまでも、2人とも10匹近くは釣ったと思います。

何より、これだけ嬉しそうにしてくれたなら、プラクティスした甲斐があるというものです。

これが彼の最大魚だったでしょうか。

暑くはありましたが、風も穏やかで釣りやすい一日でした。

池原の大自然と共に楽しんでくれたなら何よりです。

長男と合せて、三日間ガイドに徹しましたが、見てまわると色々な情報が手に入ります。

その後の二日間、頭をフル回転させて池原全域をひとりで回りました。

翌日は42cmまで。

夕まずめの、流れ込みがらみでした。

翌々日は54cmまでを。

朝一番の岬を回遊する魚をサイトで。

どちらもイメージ通りに展開できた、納得の魚です。

5日間、朝から晩までただ釣りをしました。生まれて初めてのことです。

昼間は暑いので休憩しますが、それでもクタクタになるまで釣りをしました。

バンガローと桟橋を通勤のように往復する日々が、これ程幸せな時間だったとは……

バス釣りの魅力は色々ありますが、考えれば考える程、上達することだと思います。

多分、中学生の彼と変わらないくらい好きなのだと思います。

実はこの答え合わせ、必ず正解を見つける必要がありました。

その訳は次回に。2度引っ張りましたが、次回の3話で完結です。

■■■4月8日『Sumikata』東急リバブル発行
巻頭インタビューが掲載されました

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【News】
■5月16日『homify』(英語)の特集記事に「下町のコンクリートCUBE」掲載
■5月10日『Houzz』の特集記事に「阿倍野の長屋」掲載
■2月13日 『Best of Houzz』「中庭のある無垢な珪藻土の家」が受賞
■2月3日『Houzz』の特集記事に「阿倍野の長屋」掲載
■12月3日 『Houzzユーザーが選んだ人気写真:キッチン編』「中庭のある無垢な珪藻土の家」が5位に選出
■9月30日発売『suumoリフォーム 実例&会社が見つかる本 関西版』「回遊できる家」掲載
「トレジャーキッズたかどの保育園」
地域情報サイトに掲載

■2017年11月27日ギャラクシーブックスから出版『建築家と家を建てる、という決断』守谷昌紀がamazon <民家・住宅論>で1位になりました

メディア掲載情報

◇一級建築士事務所 アトリエ m◇
建築家 守谷昌紀のゲツモク日記
アトリエmの現場日記

人生初の1匹を!‐1582‐

いよいよ新元号が始まる、今年のゴールデンウィークが始まりました。

初日の4月27日(土)は快晴でスタートです。

奈良県、三重県の県境にある七色ダムに到着しました。

最高の景色ですが、それを分かち合う相手はおらず。

子供達はそれぞれ予定が入っており、付き合ってくれませんでした。

ひとりでボートを降ろし準備をしますが、今回はミッションがあります。

友人が子供を連れてやってくるのです。

大の釣り好きなので「釣りキチ三平」をコレクションしている程。しかし、大好きなブラックバス釣りは7戦全敗とのこと。

それなら、どうせひとりなのでガイドするよとなったのです。

前日のプラクティスは完璧。

子供が釣りやすい魚のいる場所を2か所ほど確保し、この日はあがりました。

土曜日の深夜に、バンガローに到着。

久しぶりだったので、遅くまで話をしていました。

しかし、朝は4時半起き。

子供さんは飛び起きてきて、やる気はマックスなのです。

ただ、日曜日は急激に気温が下がり、かなりのタフコンディションに変わっていました。

あの手この手を使い、何とか魚に触ってもらうとしますが、お魚さんは全くの愛想なし。

深いレンジまで落ちているようで、私が彼らの行動を読み切れません。

それでも飽きることなくキャストを続けていると、ルアーと全くの同サイズのオイカワがヒット。

朝から夕方までやりきりましたが、残念ながら痛恨のノーフィッシュ。

親子とも期待し、遠路はるばるやってきてくれたので、私的にもかなり悔しく……

ボートの片づけをしていると「釣れた~」と。

お父さんが帰る準備をしている間、桟橋で釣りをしながら待ってたらと、一本ロッドを渡しておいたのです。

一日練習した釣り方で、その成長をみせてくれました。

イメージしていたタックルで、人生初の1匹を釣り上げてくれました。

小さくはありますが、お父さんは早速本気モードの記念撮影会。

この笑顔を見せてくれたなら、おじさんも救われるのです。

丁寧に放してあげてよと言うと、2人で初リリース。

彼はアトリエmが一番辛いとき、1年半ほど一緒に手伝ってくれました。

丁度、彼が独立するタイミングで、私にとって非常にラッキーでした。

その後は、立派な設計事務所を経営していますが、あの時彼が手伝ってくれなければ、今の会社が存続していたかどうか……

彼も私の独立に刺激を受けたと言ってくれます。

同業なのでライバルでもあるのですが、間違いなく恩人です。

いよいよ平成も残すところ3日となりました。

私にとっては18歳から48歳を生きたことになります。

終わると思えばそれはそれで寂しいもの。

しかし、時代は移り変わり、地球が自転、公転をやめることは一瞬たりともありません。

素晴らしい令和年間となることを確信していますが、まずは手元にあることに精一杯取り組むだけです。

近くにあるものが、間違いなく一番大切なもののはずですから。

■■■『大改造!!劇的ビフォーアフター』4月7日(日)BS朝日で「住之江の元長屋」再放送
■■■『デンタルクリニックデザイン事典vol.1』4月1日発売に「さかたファミリー歯科クリニック」掲載

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【News】
『建築家と家を建てる、という決断』守谷昌紀
ギャラクシーブックスから2017年11月27日出版
amazon <民家・住宅論>で1位になりました
『houzz』4月15日の特集記事
「中庭のある無垢な珪藻土の家」が紹介されました
「トレジャーキッズたかどの保育園」
地域情報サイトに掲載されました
大阪ガス『住まう』11月22日発行に「中庭のある無垢な珪藻土の家」掲載
『住まいの設計05・06月号』3月20日発売「回遊できる家」掲載
『homify』6月29日「回遊できる家」掲載

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