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北北西に進路を取れ‐1876‐

今日は節分。ということは明日は立春です。

すっかり春めいて……きてはいませんが、文字だけでも春を感じてこうと思います。

一昨日、 『ESSE-online』 でコラムの第3弾が公開されました。

今回は「アウトドアリビング」について書きました。

これまでと同じく、内容に関してはピンポイントですが、外部の写真が多いので画は楽しいと思います。


Yahoo!ニュースにUPされるのも嬉しいことです。編集の方は、結構なPVがあると教えてくれるのですが、もうひとつ実感がなく……

アトリエmのコラムのページにもリンクを貼ってみました。

これで記事は3本になりました。このまま書き続けていけば、一冊の本にできるのではという夢も持っているのです。

前回、大阪砲兵工廠跡を訪ねたと書きました。

所用のついでに立ち寄ったのですが、その目的地が後ろに見えています。

土佐堀通の南に建つこのビル。「日本海洋レジャー安全・振興協会」が入居しています。

2級小型船舶操縦士は学生時代に取りましたが、5年に一度の更新が必要です。

いつか更新のタイミングで、1級にランクアップしよう思っていました。

試験の申し込みと、教材を買いに行ってきたのです。

2級を持っていると実技試験は免除。学科試験も「上級科目」の14問だけです。

「上級科目」 は2つのカテゴリーに分かれます。

「上級運行Ⅰ」の8問のうち4問以上、「上級運行Ⅱ」の6問のうち3問以上の正解が必要です。かつ 14問中、10問以上正解すれば合格。

「上級運行Ⅰ」は海図を使った問題が3問でるので、ここがキーになるようです。

独学で受けようと思うので、練習用の海図も購入してきました。

恥ずかしい報告にならないよう、合間を見て勉強してみます。

先程の建物、立地が素晴らしく目の前に大阪城の天守閣が見えます。

働く人にとっては日常ですが、私にとってはまさに絶景でした。

大阪は八百八橋の街ですから、船の街とも言えます。

2級小型船舶操縦士は河川や海岸から5海里まで。1海里は約1.8kmなので約9km。1級は限定なしです。

80海里以遠へ行くには、6級海技士(機関)などの同船が必要ですが、免許として限定解除は魅力的です。

「上級運行Ⅰ」の海図の問題ですが、これが結構面白いのです。

三角定規を平行移動させて方位を測ったり、コンパスで距離をとったりします。今でこそCADで図面を描きますが、言ってみれば私の本職です。

これは落ちる訳にはいきません。


「北北西に進路を取れ」はアルフレッド・ヒッチコックの名作です。

ケーリー・グラント主役の傑作ミステリーが、なぜ 「北北西に進路を取れ」 という題だったかは覚えていません。

ただ今年の恵方は北北西。ゴロも縁起も良いのでタイトルにしてみました。

私にとって、あなたにとっての北北西はどこですか?

分からなくても、根拠はなくとも、今年も黙って丸かぶりしたいと思います。

■■■ 『ESSE-online』にコラム連載開始■■■
12月6日「キッチン・パントリー」
1月4日「土間収納」
2月1日「アウトドアリビング」

■■ 8月17日『建築家・守谷昌紀TV』を開設しました ■■

■1月6日『Best of Houzz 2022』「中庭のある無垢な珪藻土の家」が受賞■

■1月8日『homify』の特集記事に「光庭の家」掲載
■1月7日『homify』の特集記事に「白馬の山小屋」掲載
■10月23日『homify』の特集記事に「阿倍野の長屋」掲載

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