■■■本日4月6日(木)『かんさい情報ネットten.』 浅越ゴエさんのコーナー に出演 ■■■
第2部の18:20頃放送予定です。よければご笑覧下さい。
前回は、5年振りの墓参りについて書きました。
岡山の倉敷市、香川のまんのう町の順に回ったのですが、その間に讃岐うどんの名店、「やまうち」を訪れました。
鷲羽山の麓から瀬戸大橋を渡ると、香川県の坂出市に入ります。
坂出ICで高速道路を下りました。
そのまま讃岐平野を南下。
のどかな農道を走っていると、ため池に桜が素晴らしく映えていました。
里山風景と桜もさらに見事。
菜の花。
そしてレンゲ。
日本の原風景ここにあり、といった景色が続きます。
土佐と讃岐を結ぶ土讃線の脇を、山中に入ったところに「やまうち」はあります。
以前のような行列はありませんでした。
それでも店内に入ると、複数のお客さんが居てほっとしました。
初めて紹介した2004年は、特大が350円だったので100円上がりました。
天ぷらの選択肢が減ったのは寂しいですが、それでも変わらぬ美味しさです。
一番人気の「ひやあつ(めん冷、だし熱)」を食べ終えると、店主が「しょうゆうどんもおいしいよ!」と。
追加で頼んでしまいました。
純粋にめんを楽しむならこちらかもしれません。
強い腰と、旨味を抑えたシンプルな醤油がよく合っていました。
厨房内では、数人の店員さんがテキパキと働いています。
こちらの釜は薪が熱源です。
都市ガスはありませんし、プロパンガスも安くはありません。
手間は掛かるでしょうが、山間のうどん店がゆえの工夫だと思います。
何度かあった讃岐うどんブームですが、コロナ2019では間違いなくダメージを受けたはずです。
初紹介時の行列と比べれば違いはあきらか。それでも、こうして変わらず営業していることの凄みを感じました。
飲食店は原価が安いとは言え、うどんは日持ちがしません。
折角打ったうどんを、余らせるのはもったいないと、しょうゆうどんを勧めてくれたという側面もあるでしょう。
讃岐のうどんが美味しいのは、この地で良質の小麦、醤油、いりこがとれ、そして塩田があったからだと言われます。
麦類は麦踏みを繰り返すことによって丈夫になり、多くの実をつけることは良く知られています。
讃岐うどんの名店にとって、そしてアトリエmにとっても、「コロナ2019は麦踏のようなものだった」と言えるようにしなければなりません。
なかなかそう思えませんでしたが、今年の春はそう思えるのです。
そうそう、2004年から2018年までに7店舗を訪ねた「讃岐うどんの名店シリーズ」。よければこちらもご笑覧下さい。
讃岐うどんの名店Ⅰ ひやあつの「やまうち」
讃岐うどんの名店Ⅱ 元祖ぶっかけの「山下」
讃岐うどんの名店Ⅲ 釜揚げの「長田」
讃岐うどんの名店Ⅳ 元祖しょうゆうどんの「小懸屋」
讃岐うどんの名店Ⅴ 純手打ちうどん「 よしや」
讃岐うどんの名店Ⅵ かまたまの「山越えうどん」
讃岐うどんの名店Ⅶ そこまでセルフの「なかむら」
■『建築家・守谷昌紀TV』 ■
■■■4月6日 『かんさい情報ネットten.』 浅越ゴエさんのコーナー に出演
■■6月9日 『住まいの設計チャンネル』 で「おいでよ House」公開
■■5月13日『住まいの設計6月号』に「おいでよ House」掲載
■6月16日 『ESSE-online』に「おいでよ House」掲載
■ 『ESSE-online』にコラム連載
10月11日「テレワーク時代の間取り」
9月18日「冷蔵庫の位置」
6月18日「シンボルツリー」
6月5日「擁壁のある土地」
4月11日「リビング学習」
2月27日「照明計画」
2月14日「屋根裏部屋」
2月1日「アウトドアリビング」
1月4日「土間収納」
■11月28日『homify』の特集記事に「回遊できる家<リノベーション>」掲載
■11月17日『homify』の特集記事に「下町のコンクリートCUBE」掲載
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