母方の祖母が亡くなったのが今年の1月5日。
初盆には少し早いのですが、岡山、香川へ墓参りに。
宿は小豆島に取っていました。
日曜日の朝食前、皆で釣りに出ました。バタバタしているうちに、カメラがボトリと水中へ。
情けないことに定期的に水没させています。今回は1年半でした。
しかしこの写真だけはwebサイトから拝借しました。
道中の高松にある、香川県立体育館です。
1964年、国立代々木競技場と同時期に完成した丹下健三の代表作。
耐震補強の応札がなく、この9月で使用停止が決まりました。
この日の四国は記録的な大雨。右端に突き出た鼻のような部分から、滝のように雨水が落ちていました。
高度成長期の日本。丹下が一番前を走っていた時代がビリビリと伝わってきます。圧巻でした。
保存か解体か、という論議になっています。これほどの建築が簡単に出来ることはありません。天井が低いなら、保存というよりは、用途を変更しリユーズするのが良いのではと思います。
小豆島は安価なフェリー料金を設定し、観光客を誘致しています。
四国への橋ができ、何とか立ち寄って欲しいという事です。
まずは壺井栄の「二十四の瞳」の舞台、岬の分教所へ。
150年は続く醤油蔵ヤマロク醤油。
醤油蔵内まで見せて貰えます。
醤油は勿論、醤油アイスも美味しかったのです。
天気はあいにくでしたが、その分スケジュールはゆっくりでした。
今回の名店めぐりは、山越えうどん。噂に違わぬ繁盛振りでした。
かまたま(釜揚げ卵いり)1玉250円。
建築を学ぶ学生の間に「讃岐詣で」という表現があります。
詣でるべき建築が沢山あるのですが、うどん名店巡りと共に、私の楽しみです。