中国道、山陽道と乗り継いで、岡山へ向かいます。
週末は墓参りに帰っていました。
倉敷市の海沿いに、父方の祖父母が眠る墓があります。
墓地の中でも、一番見晴らしのよい場所です。
その景色を空撮でも撮ってみました。
桜も満開です。
皆の健康と、すでに東京へ旅立った長男の合格を報告してきたのです。
材木商で財を成した祖父が準備してくれる食事は、いつも豪華でした。
93歳まで生きた祖母は、50台の時に胃を全摘出していたにも関わらず、最後の最後まで自分の足で歩いていました。
祖父母が暮らしていた家がそのまま残っており、小さい頃の記憶が蘇ってきます。
そのまま瀬戸大橋を渡り、母方の郷里へ向いました。
まんのう町あたりは、のどかな農村風景が広がります。
田んぼに囲まれた墓地で、同じく手を合わせてきたのです。
海の神様、金刀比羅宮がある像頭山を望むこの地に祖父母は眠っています。
真面目一筋の祖父、スーパー働き者の祖母が大好きでした。
倉敷に負けず劣らず、こちらの景色も素晴らしいのです。
帰りは大鳴門橋を渡って大阪へ向かいました。
鳴門の大渦は、見えたか、見えなかったか、微妙なところでした。
今は亡き4人の祖父母は、戦争、敗戦、食糧難、そして高度経済成長と、激動の時代を生き抜きました。
人はタンポポのように、風に乗ってどこからかやって来て、勝手に育つことなどはできません。
紡がれた生に感謝できる、この機会を大切にしたいと思います。
今回は約5年振りでしたが、こうして自由に往来できる雰囲気になったことが一番嬉しいことです。
なかなか全員が揃うことはありませんが、できる限り訪れたいと思います。
■『建築家・守谷昌紀TV』 ■
■■■4月6日 『かんさい情報ネットten.』 浅越ゴエさんのコーナー に出演
■■6月9日 『住まいの設計チャンネル』 で「おいでよ House」公開
■■5月13日『住まいの設計6月号』に「おいでよ House」掲載
■6月16日 『ESSE-online』に「おいでよ House」掲載
■ 『ESSE-online』にコラム連載
10月11日「テレワーク時代の間取り」
9月18日「冷蔵庫の位置」
6月18日「シンボルツリー」
6月5日「擁壁のある土地」
4月11日「リビング学習」
2月27日「照明計画」
2月14日「屋根裏部屋」
2月1日「アウトドアリビング」
1月4日「土間収納」
■11月28日『homify』の特集記事に「回遊できる家<リノベーション>」掲載
■11月17日『homify』の特集記事に「下町のコンクリートCUBE」掲載
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