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写真も動画も奥が深い‐1823‐

■■■「3つの庭を持つコートハウス」オープンハウス開催■■■
8月21日(土) 11:00~15:00
詳細は当社webサイトをご覧ください。

今日から15日(日)までを夏季休暇としていたのですが、現場が動いているとそうもいきません。

今日もスタッフは出勤してくれたのですが、電話は2本だけ。

世間的には、半分くらいが夏季休暇モードといった感じでしょうか。

そんな時の方が動きやすいので、昨日は「3つの庭を持つコートハウス」で動画撮影のあと、「The Longing House」に伺いました。

恥ずかしながら工事終盤のバタバタで、外構の完成形を見たのは今回が初めてです。

写真を送って貰っていた、サロン前の外構もようやく完成形です。

じつはこちら、プライベートサロンなのです。

オーナーである奥さんに案内してもらいました。

インスタグラムには

日常の喧騒を離れ
癒やしの楽園バリのホテルスパを感じる贅沢な空間に身も心も包まれて

とあります。

段々予約も増えてきたそうです。よければ是非体験下さい。

続いて住居部分です。

エントランスは、床置きの照明で演出されていました。

ヘリンボーン張りのフローリングが映えるLDKは非常に明るいと喜んでもらいました。

ダイニングテーブルが新調されていました。

ナチュラルな色あいで、キッチン背面のキャビネットとも合っています。

タイル壁に取り付いたテレビに映る映像は、ヒーリング系といった感じでしょうか。

リクシルのエコカラットに良く映えています。

ひとりになった時、こんな感じでくつろぐのだそうです。

遊びに出掛けていたお子さんが帰ってくると、その大画面テレビで「あつ森」が始まりました。

それはそれで、贅沢な感じです。

絵画だったり、生花だったり、端々に空間への愛着を感じます。

トイレのペンダント照明。

階段のブラケット照明も、奥さんのセンスが遺憾なく発揮されているのです。

下草や苔類はDIYだそうです。

計画のスタート時点では、色々なところに案を出して貰ったそうですが、中庭プランもあったそうです。

私も中庭は大好きなのですが、このT字の敷地を活かすのはこの配置がベストだと思っていました。

外部が大きすぎず、小さすぎずでとても良いと言って貰ったのです。

「井戸のようなもの」まであるこのお家。

工事中は本当に課題満載でしたが、その分見どころも十分です。

「また撮影も楽しみにしていますね」とお伝えし、失礼したのです。

奥さんが「ここからの景色が一番好き」と言っておられたアングルです。

広いエントランスホールにオープンな階段を、3本引きの透明ガラスが引き立てています。

掛けた時間や情熱は、嘘をつかないものです。

今月はオープンハウスに加えて、竣工写真の撮影も2件あります。

また、動画を配信するために、ビデオカメラでの撮影も進めています。

建築写真はプロとは言わないまでも、それなりに数を撮ってきました。

しかしビデオとなると、子供の運動会くらいまで遡ることになるのでまさに悪戦苦闘中。

一番の違いは、音が大切だというところかなと思っています。

「3つの庭を持つコートハウス」の1回目に使おうと思っている動画素材を少し上げてみます。


始めてみると本当に奥が深いことを思い知ります。

高校や大学の知り合いで、映像のプロが何人か居るのですが、こんなことなら教えをこうておけば良かったと、歯噛みしています。

それでも決めたからには何とか配信します。もうしばらくお待ちください。

■■■1月27日 『Best of Houzz 2021』を「中庭のある無垢な珪藻土の家」が受賞 

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

【News】
■12月28日発売『suumoリフォーム(関西版)』にインタビュー記事掲載
■10月23日『homify』の特集記事に「阿倍野の長屋」掲載
■9月11日発売『リフォームデザイン2020』に「回遊できる家」掲載

■2017年11月27日ギャラクシーブックスから出版『建築家と家を建てる、という決断』守谷昌紀がamazon <民家・住宅論>で1位になりました

◆メディア掲載情報

◇一級建築士事務所 アトリエ m◇
建築家 守谷昌紀のゲツモク日記
アトリエmの現場日記

染み出すのは澄んだ水『 870』オープン‐1799‐

 清滝街道で大阪平野から奈良盆地にはいります。

 阪奈道よりはカーブが緩やか。街道風情が残るので、現場へ行く際は好んで使っています。

 奈良側に入ると更に景色は穏やかで、目に優しい里山風景が広がります。
 
 土手には野焼きの跡が見てとれますが、その匂いも懐かしいのです。

 計画地の水源が近くにあると聞き、その付近を通ってみました。

 池という表記でしたが、小さな湖のような佇まいです。

 水質もかなり良さそうで、水道の水も美味しいだろうと想像します。

 最速梅雨入りの影響を受け、「The Longing House」の外構工事も雨の中での土間コンクリートの打設です。

 最も道路側にあるレッドシダーが張られた空間は会員制サロンでした。

 インスタグラムでは、工事終盤からの写真もUP済み。

 そしてエントランスに「HELLO」の文字が。

 頭の中で、ハロー・グッバイのメロディが流れた人は、間違いなく70年代生まれのはず(笑)

 オープンは5月23日(日)で、その後もかなり予約が埋まっていました。

 私としても嬉しい限りですが、工事のほうは本当にギリギリで、そこは気が気ではありませんが。

 先日、現場日記で紹介した井戸のようなもの

 今週からの雨で、ぐっと澄んできました。

 大阪に降る雨も、地面という巨大なフィルターを通って沁みだしてくると、これだけ清い水になることに、感動すら覚えました。

 本格的な井戸ではありませんが、非常時にトイレを流したり、普段は庭木の水遣りに使うことができると、クライアントも非常に喜んでくれました。

 計画がスタートし、あっという間に2年が過ぎていました。

 課題、難題、金額というフィルターを通して染み出してきた思いは、多分純粋なもの。

 きっと『870』を訪れる方にも届くと思います。

■■■1月27日 『Best of Houzz 2021』「中庭のある無垢な珪藻土の家」が受賞 

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【News】
■12月28日発売『suumoリフォーム(関西版)』にインタビュー記事掲載
■10月23日『homify』の特集記事に「阿倍野の長屋」掲載
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■2017年11月27日ギャラクシーブックスから出版『建築家と家を建てる、という決断』守谷昌紀がamazon <民家・住宅論>で1位になりました

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