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ゴルフにまつわるエトセトラ‐1835‐

今日もリモート打合せでしたが、コロナ下の社会で最も変わったことのひとつでしょう。

各アプリケーションによって画面共有の設定が違ったり、初めは音声が出なかったりと、出だしはバタバタしますが、便利と言えば便利なものです。

今年の8月から本格的に進めている、アトリエmのwebサイトリニューアル計画。

お願いしているドアズの社長、戸田さんはフリーマガジン『fd』の編集長までしている多才な人と書きました。

できれば打合せはリアルでお願いしますと、毎回神戸まで押しかけているのです。

そのドアズの1階には、シルバーアクセサリーのオリジナルブランド、DAgDARTの店舗があります。

今回がリアルの打合せは最後だったのですが、偶然1階が定休日。

最後になるかもしれないので、無理を言って中を見せて貰いました。

店舗の隣には工房があります。

元は自分でも製作していたそうで、少し実演してくれました。

さすがはアクセサリーブランドのオーナー社長。

私より10歳程先輩だったと思いますがとてもお洒落。

指輪はご自身のデザインとのこと。

格好よくディスプレイされています。

しかし、近年は若者があまりアクセサリーをしなくなり、厳しい時代ではあるようです。

その中で、人気の商品がこのゴルフのマーカー。

グリーン上でパットの順番待ちをするとき、ボールの位置を示すために置くあれです。

ゴルフ場へ行けば、樹脂のマーカーが山盛りで置かれていますが、やはり格好いい大人はディティールに拘りたい。

そんな心理をついているのでしょうか。

移動の途中、抜け道かなと丘陵地にある小路へ入っていくと、刈り込んだ芝生が見えてきました。

ゴルフ場の中を横切る道だったようです。

道のすぐ横に打ち下ろしのティーグランドが見えます。

この時期の熱された芝生が発する匂いを思い出していました。

ゴルフをやめたのは30歳すぎの頃ですが、中学生ぐらいからコースも回っていたので大好きなスポーツでした。

ただ、私は無類の負けず嫌いで、コースを回る時はかなり前から予定を立てて練習します。

それなりに自信もあったのですが、独立してからは思うようには練習できなくなります。

後からゴルフを始めた友人に負けたりすると、次の時は血豆ができるまで練習して行くようになりました。

楽しむとは程遠い状態で、「いったい何のためにやってるんだろう」とクラブも全て処分してしまったのです。

28歳から3年程、ひどい鬱に苦しんでいたのですが、その時に滅多に合わない近所の友人が、「会わせたい人がいるからゴルフに行こう」と連絡がありました。

そんな時は誰にも会いたくないものですが、半ば強引に誘われ、一緒にコースを回ったのが現在の妻です。

鬱の時は、とにかく自分に自信がないので、「何と優しい人」と思っていたはずです。今では真逆の人間性だと思いますが。

もう少し歳をとったら、ゴルフをすることがあるのかなと思ったこともありますが、多分ないと思います。三つ子の魂百までで、私の性格が変わることもないでしょうし。

ただ、ゴルフをしていなければ現在の人生ではなかった訳です。

私のゴルフにまつわるエトセトラでした。


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【News】

■■■ 『建築家・守谷昌紀TV』を開設しました ■■■

■1月27日 『Best of Houzz 2021』「中庭のある無垢な珪藻土の家」が受賞

■12月28日発売『suumoリフォーム(関西版)』にインタビュー記事掲載
■10月23日『homify』の特集記事に「阿倍野の長屋」掲載

メディア掲載情報

◇一級建築士事務所 アトリエ m◇
建築家 守谷昌紀のゲツモク日記
アトリエmの現場日記

30分で味わう旅情、神戸‐1820‐

8月に入り、オリンピックも折り返しを過ぎました。

暑さが収まる気配は全くありませんが、今日は神戸三宮へ。

山の近い景色は、神戸独特のもの。

若干風が爽やかなのは、海が近いせいかもしれません。

東へ向かって歩いて行くと、ひとつ減って二宮。

次は一宮でしょうか。

阪急の高架沿いを更に東へ。

電車からもDAgDARTの看板がよく見えます。

神戸発のシルバーアクセサリーのオリジナルブランドです。

まだお店の方と面識がないのでまた今度紹介したいと思います。

と思っていたら、池原ダムで私の隣に駐艇しているボートオーナーと偶然鉢合わせ。

「どんな確率なんですか!」と一言だけ交わし、母体となる会社ドアズに潜入したのです。

ドアズのインターネット事業部サイトにはこうあります。

「Webサイト・ソーシャルメディア・印刷物を活用した企業・団体等のブランディング・プロモーション支援を総合的にプロデュースしています」

実は、当社サイトのリニューアルの相談に来たのです。

社長の戸田さんは、随分前ですが若手経営者の交流会で、面識を持たせて貰いました。

アトリエmのWebサイトは、ほぼ自社で製作、リニューアルしてきたのですが、そろそろ限界を感じていました。

その時、誰に相談するかを悩んだのですが、インターネット関係では老舗と言える、ドアズの戸田さんに相談すると決めたのが、今年の春。

5月下旬に、初めての面談をお願いしました。

その後、無理を承知で色々な要望をお伝えし、相談に乗って貰ったのですが、6月下旬にようやく「やりましょう!」と返事を貰いました。

歓び勇んで神戸まで伺った次第なのです。

Web製作に関しては素人ですが、それなりにやってきた部分もあり、プロからするとやり難い仕事だと思います。

戸田さんが「増改築を繰り返してきたサイト」と表現したのですが、十分納得できます。

何せ普段は、そういった建物を劇的にリノベーションするのが私の仕事でもあるのですから。

プロの返答は常に明確で、Webを担当している妻の疑問に対して、殆どが即答でした。

コンテンツを充実させるのは私の仕事ですが、初めてプロに入って貰い、構造から設計して貰えるのは楽しみでしかないのです。

戸田さんは多才な人で、神戸・芦屋・明石を紹介するフリーマガジン『fd』の編集長でもあります。

編集長と書きましたが、写真撮影からイラストを描くことまで自身でされているとのこと。

滅茶苦茶に大変だそうですが、色々なところに置いてあるので是非ご覧ください。

今回は淡路島特集。私もまた淡路牛を食べに行きたいなあと思い出していました。

三宮へ向かう電車は、JR、阪急、阪神とそれぞれの景色があります。

また、ビル群の隙間からこの迫力で山が見える街を私は知りません。

大阪からわずか30分で旅情を味わえる街が神戸です。

秋までの神戸通い。楽しみになってきました。

■■■1月27日 『Best of Houzz 2021』を「中庭のある無垢な珪藻土の家」が受賞 

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【News】
■12月28日発売『suumoリフォーム(関西版)』にインタビュー記事掲載
■10月23日『homify』の特集記事に「阿倍野の長屋」掲載
■9月11日発売『リフォームデザイン2020』に「回遊できる家」掲載

■2017年11月27日ギャラクシーブックスから出版『建築家と家を建てる、という決断』守谷昌紀がamazon <民家・住宅論>で1位になりました

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