カテゴリー別アーカイブ: 01 旅・街

北海道800kmの旅‐1165‐

前回は5月3日(日)稚内に着いたところまで書きました。

 4日(月)の朝、曇天の稚内を立ちます。

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 北海道の北端、宗谷岬まで40km弱。もの凄い強風、かつ気温4度でした。

 多少感慨深いものを想像していましたが、あまりの寒さに早々に退散です。

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 しかし一番印象に残ったのは、この最北の地にも、かなりの民家があること。これは稚内でも同じことを感じました。

 日本には、すでに辺境など無いのだと分かったのです。

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 宗谷岬から、今度は東の海沿いを走ると、道内最大の湖、クッチャロ湖。

 ここは、渡り鳥の飛来地。白鳥、鴨が多くいましたが、野生の鳥にエサをやるのはどうかなと思うのです。

 4日の晩は、旭川泊。昼間の気温は25度でした。温度差が20度で、北海道の大きさを体感します。

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何故かモンゴルのゲルに泊まることに。

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 旭川市を見下ろす高台にあります。

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 馬、山羊、兎などがおり、牧歌的な風景が広がっていました。

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 翌朝は朝一番から旭山動物園へ。子供にとってはメインイベントです。

 文字通り、旭川市の東にある旭山にある動物園で、高低差がかなりあります。

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シロクマを観察できるシールズアイ。

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 アザラシの視点で見るという展示ですが、人をエサとして見られる視点とも言えます。

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 一番感激したのは、レッサーパンダの吊り橋。

 飼育スペースと、通路を挟んだ木が、覆いのない吊り橋で木が繋がっています。その高さ3.5m。

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 レッサーパンダは高い所が好きという習性を生かした展示方法ですが、下に飛び降りることも可能な構造。見ていて非常にスリリングなのです。

 それもあって、体感距離が非常に近いのです。

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 テナガザルの展示方法もく同じ手法でした。

 高さが12m程ある鉄塔の上が大きく張り出しています。

 その高所で、テナガザルは素晴らしくダイナミクに、スピード感溢れるウンテイ運動をするのです。

 観客からはその度に、大きな歓声があがっていました。動物園で歓声が上がるなど聞いたことがありません。

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 チンパンジーは彼らの下から。手や足の裏を見れるという展示です。

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 ペンギンも水中トンネルから。下もしくは同じ目線で。

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 キリンに対しては、少し下から目線。

 閉園の危機から、屈指の人気動物園になったというストーリーを聞いても、ピンと来ていませんでした。

 アドベンチャーワールドにも何度も行ったし、そんなに変わらないのでは。規模でいいならむしろ……

 しかし、人気園には十分な理由がありました。

 行動展示というコンセプトが貫かれ、動物に対して観る側の目線が徹底的にデザインされています。

 このデザインは動物園設計の専門家ではなく、各飼育員が深く関わったんではと想像します。

 でなければ、レッサーパンダは3.5mから飛ばない、テナガザルは12mから飛び降りないと、まず言えません。

 さらに飛び降りようと思えば飛び降りれる、構造を認めて貰うにには、行政との折衝も難航を極めたと思うのです。

 結果は子供の喜び様が全てでした。私の知る限り、文句なしに日本一の動物園です。

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 4時間みっちり遊んで旭川駅前に移動。

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 旭川ラーメンの有名店、青葉台へ。

 塩、しょう油、味噌とも間違いのない味でした。女将さんがユニークでとっても元気。

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 札幌までは高速でもどります。1時間半の移動。

 まずは北海道大学のイチョウ並木。

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 チューリップと大通り公園のテレビ塔。

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 大通り公園やや西にあるのがブラックスライド・マントラ。

 2日前、存分に遊ばせて貰ったモエレ沼公園の設計者、イサム・ノグチの作品です。

 私も滑ってみましたが、どの滑り台よりスピードがでます。ここでは人に重力を再確認させたかったのでは。

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 夕食は夜のススキ野で。

 時間があれば余市にも行ってみたかったのですが、今回はここまで。

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 小樽運河の夜景をみてから、フェリーに乗船しました。

 今回の目的は、日本の北端を見るでした。

 東端の南鳥島、南端の沖ノ鳥島。この2つは、ちょっと一般の方法では難しそうです。

 しかし、西端の与那国島なら行けそうです。

 どうせなら、今度は地球の端っこを。と書いて、地球に端っこなど無いことに気づきました。ミクロ側から見るので端っこという発想がある訳です。

 しかし、ミクロの視点があってこそマクロの視点も活きてきます。

 旅に出ると、街や人、あるいは言葉や風習が違うことに刺激を受けます。しかし、同じ人間で、本質的には変わりがないことを知る。

 自分を知ることは、こんな事の積み重ねなのかもしれません。

 北海道内で820km走りました。大阪-舞鶴を合わせると丁度1000kmくらい。我ながら良く走りました。

 若い頃、冬の北海道は良く走りましたが、一つ念願がかないました。

 多少スケジュールの詰め込みすぎは否めません。秋の連休は、のんびり釣りでもいこうかと……

<目指せ、家族で47都道府県制覇>

38/47 【】は済み
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青森  岩手 宮城 秋田  山形  福島
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盛年は大志を抱け‐1164‐

 5月4日(月)の朝。日本最北の街、稚内にいます。

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 海沿いのホテルで、ウミネコの鳴き声で目を覚ましました。八代亜紀の世界です。

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 5月1日(金)の夜、仕事終わりで舞鶴へ。

 新日本海フェリーで小樽へ。深夜0時半に乗り、翌夜の8時45分に小樽着。約20時間の船旅です。

 学生時代、何度も乗った航路ですが、当時は30時間掛かっていたような気がします。

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 当時は大部屋の雑魚寝でしたが、今はそのような部屋はありません。

 家族4人の部屋を取りました。この季節、ほぼ揺れはないそうで、至って快適な船旅でした。

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 まる一日過ごすので宿題はフォワードデッキで。

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 5月2日(土)の夕方、20年振りの北海道が見えてきました。いまだ残雪が残ります。

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 その日は小樽泊。

 5月3日(日)早朝に出発しました。

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朝一番は、札幌郊外のモエレ沼公園。

 彫刻家、イサム・ノグチの遺作をようやく見ることが出来ました。彼のアトリエは香川に保存されており、庭園美術館として公開されています。

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 彼は、不燃ゴミの埋めた地だったここモエレ沼を、アートの力で再生することに情熱を注ぎました。

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アートとは人を感動させることが出来るものと定義付けるなら、そもそも、自然とアートに建築の境界など曖昧なものです。

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 子供はただ山があるだけで、感激できるのです。

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 そして最後はなぜか転がって降りるはめに。

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彫刻家の後を受けて、設計を現実のものとしたのは、旧知の建築家、アーキテクトファイブの川村純一です。

 今日はこれ以上触れませんが、彼とイサム・ノグチの関係がまた凄いもので……

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 羊ケ丘公園までは、早朝につき渋滞もなく30分ほど。

 現北海道大学の初代教頭、クラーク博士像の後ろに見えるのは札幌ドームです。

 自然が近い大都市。それが札幌でしょうか。

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 札幌ドームとのファーストコンタクトはなかなかのインパクトでした。

 梅田スカイビルも設計した、原広司の作品です。

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札幌から滝川まで高速にのり、国道40号線で富良野、美瑛をめぐります。

このポプラが「ケンとメリーのスカイライン」のCMで使われたそう。昭和47年なので私たち世代には馴染みがありません。

しかし、何度かクライアントとの話題に上がりました。車が男の憧れだった良き時代だったのだと、この景色をみれば良く分かります。

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 同じく美瑛にある「セブンスターの木」。

 左端の柏の木がそうですが、近くで見ると葉がほとんどなく。引きの写真にしました。

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 美瑛から稚内まで300km弱。高速も途中まででここからが長かった。

 途中、サロベツ原野で休憩し、5時間程かかりました。

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 日本最北の街、稚内には6時に到着。

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 妻が予約していた、人気店でたまには寿司でもと子供に勧めるのですが。

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 結局、鉄火丼、ソーセージ、唐揚げを頼んでいました。

それでも、嫌いだったホタテが、新鮮なら美味しいと分かったのは収穫です。

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 JR小樽駅から北に伸びる線路。日本の線路はここまでと、粋な演出です。

Boys be ambitious.

 勿論、大志は少年だけが持っていれば良いものではありません。「青春とは心の持ち方を言う」と言った、サミュエル・ウルマンの詩の通りです。

 そもそも、大志を抱かねばならないのは少年でなく私たちです。子供、従業員に夢を与えられる、大きな志がなければ、40代など家の中でも嵩高いお荷物でしかありません。

 厚生労働省は以下のように区分けをしているようです。

 幼年期0~5歳、少年期6~14歳、青年期15~30歳、壮年期31~44歳、中年期45~64歳、前期高年期65~74歳、中後期高年期75歳~。

 私はまだ壮年か。ああよかった……ではなく、中年や、中後期高年などという言葉は即刻排除すべき。その言葉には、頽廃と諦めの匂いが漂っています。

 厚生労働省担当者は、即刻に盛年に変えるべき。盛年よ大志を抱け、です。

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 ふつふつと湧き出してくるものを感じながら、今日は息子と日本の端っこを見てきます。

 昔、そんなCMがあったような気がします。今回の旅の動機は、この記憶からなのですが。

<目指せ、家族で47都道府県制覇>
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ディスカバー・ジャパン‐1149‐

 2月初め、ハワイから帰ってきた後輩と会いました。

 これからは日本で働くとの事で、まずは温泉を巡ると言っていました。その旅先から写真が届きました。 

 愛媛、道後温泉。

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 島根、温泉津(ゆのつ)温泉。

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 大分、別府温泉。
 
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 鹿児島。

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 山口、俵山温泉。

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 神奈川、小田原。

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 岩手、大沢温泉。

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 秋田、蟹場温泉。

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 青森、酸ヶ湯温泉。

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 青森、大鰐温泉。

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 宮城、鳴子温泉。

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 まだ2、3箇所回るそうですが、半分は訪れたことのない所でした。

 特にこの時期、湯煙の立ち上る写真をみると、今すぐにでも出掛けたくなります。
 
 1970年、国鉄は「ディスカバー・ジャパン」というキャンペーンを打ちました。1964年に東海道新幹線が完成。70年の大阪万博が終ったあと、旅行者減少の対策だったようです。

 小さくとも大きな国。まだまだ発見がありそうです。

 トラベルとトラブルは同じ語源をもつと言います。困難と刺激こそが旅の醍醐味ですが、戻る場所があるから、旅があると言えるのです。

 母国、故郷、実家、家庭。

 一番大切なものは、一番近くにあるもの。このことを、本当に良く忘れてしまうのです。

人は糠床‐1145‐

 先々週、神戸の北野に敷地を見に行きました。

 比較的新しい家が建っており、昨日は、その家の中も見てきました。

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 異人館街のど真ん中で、この地域も、なかかな売りが出ないそう。坂の街は、どの家も眺望に恵まれ、理想形の一つです。

 この家も、ポートタワーまで見渡せる、素晴らしいロケーションでした。

 聞くとなかなかの値段でした。オーナーは、学生時代からの友人なのです。
 
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 セカンドハウスとして建てられたので、家族で住むには……という事での相談でした。

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 奥さん、子供さんとは初めてで、そのまま夕食へ行くことになりました。彼は元々、この地域に住んでいて、店もセレクトしてくれました。

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 韓国料理の「全州」は、人気店のようで、あっと言うま満席。豚バラの焼肉、バイ貝のあえもの、ナムルがかなり美味しかったのです。

 このあたりなら、ここか「順徳」の焼きそばと言っていました。

 先日北野に来た際は、妻が「順徳」を見つけて来たのですが「正しいセレクト」だと、褒めて貰いました。
  
 地元住民からのお墨付きをもらったのです。

 学生時代からの友人で、全く気を使わず、あっと言う間に2時間がすぎ。奥さんとはここで別れました。

 そのあと、ジャズライブが聴ける店へ行きました。神戸は、日本のジャズ発祥の街なのだそうです。

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 中でも老舗店だそうで、あめ色に磨きこまれたヘリンボーン貼りのフローリングが、心地よい大人の空間でした。

 ジャズの生演奏を聴いたのことなど、いつ以来か。

 航空会社に勤める彼は、いつも忘れた頃に「飲みに行こうか」と連絡してきます。

 航空チケットも安く買えるはず。社内での会議は英語。色々な国へ行きたいから、今の会社に入ったのだと思います。

 ヨーロッパ、アフリカと、旅の話を聞くと、自分も出掛けたくなるのです。

 言葉にしろ、考え方にしろ、全ては、誰から借りたり、譲り受けたりしたものです。しかし、人はなかなかに面倒な生き物で、オリジナリティーを強調します。

 しかしどちらも正しいと思うのです。

 言葉でも、書き止めておいて、時々見返して、使ってみて。

 時間というフィルターを経て、また、醸成された時に、自分のものになって行くはずです。

 同じキュウリでも、家々の糠床で、違った味の漬物へと変わるように。

 そう考えると、人とは、キュウリでもカメでもなく、糠床だとも考えると、すっきりします。

 もう少し言えば、物ではなく、糠床という媒体なのかもしれません。

 この考え方は、私のオリジナル?
 

神戸いっき見‐1141‐ 

 昨日は、神戸と北摂へ敷地を見に行ってきました。

 と言っても、家族を連れて行ったので、小旅行みたいなものですが。

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 神戸は住所だけ控えて向かいました。

 行ってみると異人館街のど真ん中。こちらのほうは、気の長い付き合いになりそうです。

 異人館街をしっかり見るのは初めてで、まずはラインの館へ。ここは無料です。

 下見張りの木のラインが美しいのでラインの館と呼ばれます。募集で決めたそう。

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 うろこの家は、北野の最上部にあり、想像以上に坂が急。狭い道を抜け、汗をかきながら到着しました。

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 すぐ裏まで山が迫っています。

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 うろこ状に張られている外壁材は、堆積岩のスライスでしょうか。

 技術、手間、コスト、安全性など。なかなか現代建築では真似のできないところです。

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 2階からの眺めは、統治者の眺め。ポートタワーも見えています。

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 昼は元町で中華を食べようと、海へと坂を下ります。

 途中にあるジャイナ教の寺院。

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 神戸ムリスムモスクは1935年に建った、日本初のモスクだそうです。
 
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 お腹がすいたと言う子供をなだめ「順徳」で少し並びました。

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 妻のリサーチでしたが、その情報に偽りなしでした。

 チャーハン×2、ラーメン、イカの天ぷら、焼きそばで4800円。特に、堅焼きそばといえば良いのか、中華の焼きそばは本当に美味しい。

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 そのまま、旧正月でごった返す南京町を抜け、神戸市立美術館へ。

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 南京町の神戸コロッケは7坪の店舗で、安藤忠雄最小の作品です。

 間違いなくマッチはしていませんが、それを差し引いても、もう一つといったところでしょうか。

 モスク近くの北野アレイも見てきましたが、安藤の建築は、店舗にはあまり向いていないと思っています。

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 チューリッヒ美術館展は「巨匠いっき見!!」のコピーの通り、短時間でおなか一杯という内容でした。

 アンリ・ルソーの「X氏の肖像」の書き割りがあり、記念撮影できます。展覧会も変わりました。

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 兄妹とも、会場のアンケートに「とても面白かった」と書いていました。

 昔は拒絶反応を起こしていたのですが、「お父さんの説明で面白かった」と言わせれば私の勝ちです。

 ミロ、モンドリアン、ピカソ、ジャコメッティー等、子供が喜びそうなものを、それこそ短時間、いっき見ですが。

 帰りは十三で別れ、北摂へ向かったのです。

 かなり欲張った、神戸いっき見ですが、子供が付いて来てくれるうちが華。

 将来、来てくれなくなったら。一人で行くのか、妻は付いてきてくれるのか。
 

日本一の観光スポット‐1140‐ 

 昨日は雨予報が、晴れに変わり昼から京都へ。

 今日に比べると温かい一日でした。

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 東福寺の南、光明院の波心庭を見るためですが、現在設計中のクライアントに「とても良かったですよ」と教えて貰ったのです。

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  縁側を進むと、一気に景色が開けます。床板が一枚板に変わり、ここからが、特別な空間だと分かります。


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 波心庭は造園家・重森三玲設計の枯山水です。「枯れ」の通り、水を白砂や小石で表現されています。

 龍安寺の石庭などは、草木さえなく、限りなく抽象化されていった庭です。

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 抽象化されているがゆえ、その景色の解釈は、訪れる側に委ねられます。

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 一つだけあった、白い三角錐の石。これが一体なにを意味するのか

 この日は、私達家族のほかは一組の夫婦だけでした。秋は混雑するでしょうが、紅葉の季節に是非訪れたいものです。

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 2014年、外国人に人気の観光スポット第一位は、伏見稲荷大社だそうです。

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 光明院から15分くらいなので、こちらにも行ってきました。日本一にもかかわらず、私達は初めてです。

 人気日本一だけあり、2~3割くらいは外国人でしょうか。

 先日「本気で観光立国を目指すなら」と物言いをつけたばかりです、京都は完全に例外です。凄い熱気でした。

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 鳥居は奉納されたものと知りました。千本鳥居を娘が数えたのですが、393本だったそうです。

 行きと帰りの参道にあるのでおそよ800本。概ね千本でした。

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 寂びた美を追求する波心庭。古のエンターテイメントと言って良い伏見稲荷大社。対極とも言える美を求め、八百万の神を許容するのが日本人です。

 観光がビジネスの側面だけでなく、その精神を輸出する機会、国、民族、思想を越えた文化の交流と考えたなら。

 観光という言葉が、どうも表面的で、安っぽい感じがするのです。

家康と富士‐1130‐

 前回は、大晦日に草津温泉へ到着したところまで書きました。

 元旦の朝、雪道を富岡製糸場へ移動です。

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 昨年、世界遺産に登録されたばかり。木骨レンガ造の建物は明治初期のままです。

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 明治維新の後、日本が近代化をたどる、その先駆けとなったのがこの富岡製糸場。

 操糸場では大空間を確保するため、和小屋ではなく、トラス構造で屋根が支えられています。

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 ただ、観光地としての整備はこれからというところでしょうか。

 飲食店が開いておらず、名物ホルモン揚げで子供の機嫌をなんとか。元旦なので文句は言えませんが。

 富岡を後にして、上信越道、関越道、北関東道、東北道と乗り継ぎ、日光へ向かいます。

 関東平野の北部をぐるっと回る感じ。あらためてその広さを実感します。参拝時間にたどり着けず、翌2日(土)の朝の参拝になりました。

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 東照宮は初めて来ましたが、その名の通り、朝日が金細工を照らす様は圧巻でした。

 しかし写真ではもう一つその美しさが……

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 長い戦乱の世を終らせた家康への尊敬の念が、家康信仰の源になっています。関東に住まない私は、もう一つピンと来ていませんでした。

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 それに加え、それぞれの建築に施された彫刻は、見所のオンパレードといった感じ。

 「みざる、いわざる、きかざる」は、子供への教訓を形にしたものだそうです。つい分かり易い写真を選んでしまいます。

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 五重の塔も、まったく赴きが違います。

 五層目の垂木のみが扇状に配置されている中国式。完璧からは崩壊が始まるという考えから、リズムを乱しています。

 天下人とは、かくも用心深いのです。

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 家康信仰と自然崇拝の両方があって、日光東照宮成り立っているのだと、その場に行きよく分かりました。

 見ていなければ「猿軍団の町」くらいに思っていたかもしれません。

 日光を後にし、茨城の古河へ。目当ての店が休みで、そのまま東へ向かいます。3日目の宿、富士山へ向かいます。

 当初は、沼津泊の予定でした。渋滞を避けるため寸前に変更したのですが、圏央道、中央道とも渋滞なし。

 夕方には河口湖を通過。夕食はほうとう鍋でした。

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 3日(土)は早起きして、精進湖へ。

 子供は起きず私だけでした、これは後悔しました、叩き起こしてでも連れていくべきだったと。

 氷点下10度以下まで下がり、氷の張った湖面に映る逆さ富士。

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 仕方なく、朝食のあと子供を連れて同じ湖畔へ。氷は乗れるくらい厚みで、はしゃぎまわっていましたが。

 昼は信玄のお膝元、甲府へ移動。

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 富士を望む、何と美しい盆地か。駅前で蕎麦と鳥モツを食べ、最後の目的地、長坂の清春芸術村へ。

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 藤森照信設計の「茶室徹」は2006年。

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 2011年完成「光の美術館」は安藤忠雄の設計。

 内部に照明器具はなく、自然光のみでアントニ・クラーベの作品を鑑賞します。

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 隣にあるのはジョルジュ・ルオーを記念して創られてた「ルオー礼拝堂」は1886年の完成。

 昨秋、京都国立博物館の平成知新館を設計した、谷口吉生の初期の作品です。これで全工程終了。

 3泊4日、草津、富岡、日光、古河、上九一色村、甲府、長坂を巡る旅。家族で全県制覇は、残すところ10県になりました。

 1500kmくらいは走ったでしょうか。我ながら馬鹿なことをやってるなと思いつつ。

 一番心に残ったのは富士でした。これは子供も同じよう。関東、信越のどこに居ても、常に富士山を探してしまいます。

 家康信仰と同じく、関東平野をぐるっと周り、改めてのその美しさと、存在感を知りました。

 反対に、住んでみなければ、 本当の価値は分からないのが、家康と富士なのではと感じたのです。

 今日が、当事務所も仕事初め。

 一富士、二鷹、三茄子。縁起のよい写真でスタートします。

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草津よいとこ‐1129‐

 新年明けましておめでとうございます。

 小雪が舞うも、初日の出を見ることができました。

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 ♪ 草津よいとこ、一度はおいで~

 昨晩から、草津節で知られる、草津温泉に来ています。

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 源頼朝が、狩りに出たとき偶然へ見つけたのが始まりだそう。温泉街の中心にある湯畑fは圧倒的な規模でした。

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 高温の源泉を、水で薄めずに冷ますために考えられたのが湯もみ。草津節を唄いながらするのが伝統です。

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 最も上にあるのは、8代将軍吉宗に献上する湯を汲んだ場所。

 温泉以前に「湯」がふんだんに使える温泉は、現在とはくらべものにならないくらい特別な存在だったでしょう。

 それが、豊富に、絶えることなく湧き続けるのですから、人が集まるのは自然。

 普段「お湯がもったいない」「水は大切にしなさい」と言いますが、ここではそのストッパーは外せそう。
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 加水、加熱なしの良質な源泉を、桶になみなみと満たし、頭から豪快に何度もかぶります。ああ何という贅沢。

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 温泉卵120円。安いものですが、つい財布の紐が緩むのが旅の心情。草津は唄に恥じない、良いとこでした。

 日記を始めた動機の1つに、旅行記が好きだった、というのがあります。

 今年も、色々な街、もの、人を書いて行きたいと思います。1年間よろしくお願い致します。

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思うようになるもの、ならないもの‐1124‐

 寒い日が続きますが、庭のサザンカが満開です。

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 淡いピンクは桜と梅の中間くらい。色ならつぼみの方が美しいのは桜と同じです。

 昨日は、天六の住まい情報センターで、相談員をしていました。今月末まで「遠里小野の家」のパネルも展示しています。

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 天神橋筋商店街は、日本一長い商店街。館はその北端にあります。

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 4階からはアーケードを見下ろせます。都市の裏と表と言えば、皮肉すぎるでしょうか。

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 「バカの壁」の著者、養老孟司がこう書いていました。戦後日本は「都市化」したと考えると理解しやすくなる。

 ジャングルで毒蛇にかまれてたとしても、これは仕方がないこと。しかし、都心部でマムシに噛まれたら、だれがこんなところに放したのだとなります。

 車が走れない、虫がでる等の理由で都市部の地面は、アスファルトに変わっていきました。そして買い物がし難いから屋根をかける。

 コントロールできないものを、現代人は排除してきました。安全で快適に暮らす為、良かれと思いしてきたことですし、事実、文明は進歩したのです。

 その弊害として、最も大きな変化は、何事も人のせいにする人が増えてきた、と彼は言っています。

 ニューヨークで、道路の穴ぼこで足をくじいたら、市が訴えられるという話は良く聞きます。これは日本だけの話では勿論ありません。

 随分昔、上岡龍太郎というタレントがゴルフを始めました。「今までで一番思うようにならないから楽しい」と言っていました。

 その時、思うようにならないものなら一杯あるだろうと思っていました。子供、部下、予定、内部留保、妻……

 コントロールできないのが自然。コントロールできる都市。その中間にあるのが里山文化です。

 仕事も、仕事以外も、目指すのは里山でしょうか。

奈良には冬が良く似合う‐1122‐

 先週は、法隆寺の宮大工、西岡常一から、弟子となる小川三夫への手紙について書きました。

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 実物を見たくなり、奈良県斑鳩町へ。家から西名阪で30分程です。

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 607年、聖徳太子が建立した現存する世界最古の木造建築。日本初の世界遺産でもあります。

 柳のようなしなやかさで揺れをやり過ごす考えは、日本初の超高層ビル、霞ヶ関ビルにも応用されました。

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 五重の塔の高さは約32m。中央を貫く芯柱は他の構造体と触れていない事で知られます。

 揺れの周期が違うことで、運動エネルギーを打ち消しあっているのです。

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 1400年もの昔、構造解析など無い時代に、どのような経緯でこの構造体は生まれたのか……

 子供達の名前も記載できるとの事で、瓦を1枚寄進してきました。

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 その後、明日香村まで移動。子供はマイ自転車で、大人はレンタルで、大和路を走ってきました。

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 石舞台、亀石、高松塚古墳。

 何故か奈良へ出掛けるのは決まって寒い季節。奈良は冬が良く似合うのです。

 「鬼」と言われた宮大工、西岡。その話を子供にしていると、長男からこう聞かれました。

 「お父さんは仕事の鬼?」

 ここでひるんでいては。「もちろん」と答えました。

 広辞苑には、天つ神に対して、地上などの悪神、邪神とあります。その恐ろしい形相から転じて、何かに精魂を傾ける人を指すようになったのでしょう。

 楽しんで働くのも正なら、鬼の形相になるのもまた真。

 古い考えかもしれませんが、仕事人にとって「鬼」は最高の褒め言葉でしょう。