タグ別アーカイブ: 没頭できる家

半地下の音楽室がある「没頭できる家」Episode2-躯体完成-

■6月16日 『ESSE-online』「おいでよ House」掲載

■ 『ESSE-online』にコラム連載

10月11日「テレワーク時代の間取り」
9月18日「冷蔵庫の位置」
6月18日「シンボルツリー」
6月5日「擁壁のある土地」
4月11日「リビング学習」
2月27日「照明計画」
2月14日「屋根裏部屋」
2月1日「アウトドアリビング」
1月4日「土間収納」

■11月28日『homify』の特集記事に「回遊できる家<リノベーション>」掲載
■11月17日『homify』の特集記事に「下町のコンクリートCUBE」掲載
■6月11日『homify』の特集記事に「R Grey」掲載

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共通テストのコルビュジエを解いてみる‐1974‐

先週火曜日に【ゲンバ日記チャンネル】をUPしました。

https://youtube.com/watch?v=7DLD8Wj9ryo%3Frel%3D0

半地下の音楽室のある「没頭できる家」のEpisode1です。

なかなか編集ができずで、まだ昨年分。

基礎完成までですが、よければご覧ください。

先週土曜日から、大学入学共通テストが始まりました。

外はシトシト冬の雨。梅の蕾も雨濡れて寒そう。

初日は社会、国語、外国語でした。長男は文系私学の志望なのでこの日だけの受験です。

帰ってくると、国語の第1問にル・コルビュジエがでてきたと教えてくれました。

【文章Ⅰ】は、病床に伏す正岡子規が、障子を当時は高価だったガラスに変えたことで、窓の役割が大きく変わったという話から始まりました。

続いて、ル・コルビュジエは窓と壁をどう構成するかを、いかに重要視していたかという話へ展開していきます。

【文章Ⅱ】では水平連続窓が特徴のサヴォア邸の写真も登場します。

壁のもつ意味は、風景の観照の空間的構造化であるとしました。

そして、建築は「沈思黙考の場であり、瞑想の場でもある」という結論へと導かれていきます。

国語は200点満点ですが、第1問は12問あり配点は50点。

折角のお題なので、久し振りに解いてみました。(⇒は間違った問題です)

①1 ②3 ③2 ④4 ⑤3 ⑥2⇒3 ⑦2 ⑧5 ⑨3 ⑩2⇒4 ⑪2 ⑫4⇒3

3問間違いの35点でした。

丁度70%なので、まあまあといったところでしょうか。

結局、近畿大学しか通っていないのですが、国語と世界史は結構自信がありました。

写真画像でなく、ペーパーに書き込みながら解けば⑩、⑫もとれたかも……は当然負け惜しみですが。

昨年末、娘たっての希望でホームステイに行っていました。

見送りには行けなかったので、お迎えだけ関空に。

場所はオーストラリアで8日間。

現地のホストファミリーにお世話になったのです。

最近でこそ、少し円が盛り返していますが、一番弱かった時。

それはそれでそれは堪えましたが、タイミングはそれ以上に大切です。

最高に楽しかったようで、好きな英語を伸ばしてくれればと思います。

長男は社会では世界史を選択しています。

試験前日、参考書をみながら問題を出してくれというので少し手伝いました。今でも結構覚えているものです。

受験勉強としては実を結びませんでしたが、特に国語の試験は大好きでした。

サトウハチロー、山本周五郎、宮本輝、星新一……一流作家の文章は読んでいて楽しかったものです。また、世界史は世の中の流れを解釈するのに、今でも役立っている気がします。

気がしているだけかもしれませんが、そう思えるだけでも幸せなものです。

点数も大事ですが、折角若い命を燃やすのですから、興味のある科目を勉強して貰いたいというのが私の希望です。

ここからはいよいよ2次試験が始まります。

「没頭できる家」の現場へ行く途中、早咲きの桜でしょうか。

すでに花が開きはじめていました。

2月、3月に良い知らせを聞ければよいのですが。

■6月16日 『ESSE-online』「おいでよ House」掲載

■ 『ESSE-online』にコラム連載

10月11日「テレワーク時代の間取り」
9月18日「冷蔵庫の位置」
6月18日「シンボルツリー」
6月5日「擁壁のある土地」
4月11日「リビング学習」
2月27日「照明計画」
2月14日「屋根裏部屋」
2月1日「アウトドアリビング」
1月4日「土間収納」

■11月28日『homify』の特集記事に「回遊できる家<リノベーション>」掲載
■11月17日『homify』の特集記事に「下町のコンクリートCUBE」掲載
■6月11日『homify』の特集記事に「R Grey」掲載

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建築家・守谷昌紀TV 半地下の音楽室がある「没頭できる家」Episode1-発掘調査で土器出土-

■6月16日 『ESSE-online』「おいでよ House」掲載

■ 『ESSE-online』にコラム連載

10月11日「テレワーク時代の間取り」
9月18日「冷蔵庫の位置」
6月18日「シンボルツリー」
6月5日「擁壁のある土地」
4月11日「リビング学習」
2月27日「照明計画」
2月14日「屋根裏部屋」
2月1日「アウトドアリビング」
1月4日「土間収納」

■11月28日『homify』の特集記事に「回遊できる家<リノベーション>」掲載
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桟あり窓にサンタがやってくる‐1963‐

今日は一日外回りで、午後からは北浜へ行っていました。

打合せの時間には早く着いたので、少し周辺を歩きます。

栴檀木橋 (せんだんのきばし)越しの中央公会堂です。

設計は岡田信一郎で1918年の完成。近代建築の傑作と言われます。

少し東へ行くと、安藤忠雄設計の子ども本の森が見えてきました。

こちらは2020年の開館です。

東に面する堺筋を南に下ると、北浜の中心街にでてきます。

東に見えてくるのは、ザ ・ロイヤルパーク・キャンバス。

2019年の開業です。

更に南にある北浜タワーは、200m超えの54階建て。

2009年の完成でした。

その向かいを見ると、高麗橋野村ビルディング。

大阪ガスビルの設計でも知られる安井武雄の作品で、1927年の完成です。

北に戻ると、1階に洋菓子の「五感」が入る新井ビル。

1922年の完成で、国登録の有形文化財に指定されています。

この新旧入り乱れた街並みが北浜の特徴でしょうか。

「五感」の窓には、サンタのディスプレイがなされていました。

寒い時期になると特にですが、窓から漏れる光は、何か温かい暮らしを想像させるものです。

アンデルセンが描いた「マッチ売りの少女」の中では、幸せな家庭の象徴として描かれました。

それらを思い、マッチを擦り続ける少女……何と悲しいストーリーなのか。この歳になると、もう読めないかもしれません。

近代建築と現代建築の明確な境界はありませんが、最も変化が大きい部分は窓だと思います。

私も現代建築の世界に身を置く者として、大きな、桟のない開口を目指しました。

2009年完成の「Kayashima Photo Studio Ohana」は、その考えをダイレクトに表現しました。

その 「Ohana」 ですが、道路収容のために取り壊さざるを得なくなりました。

何とか近所に新敷地もみつかり、今年の始めに「あの森のOhana」というコンセプトで生まれ変わったのです。

どこか懐かしい。何かワクワクする写真スタジオ。

このキーワードが出来上がった時に、「窓には桟」と決まりました。

出来上がって行く過程も【ゲンバ日記チャンネル】で公開しているので、よければご覧ください。

サンタは窓を割って入る訳ではありませんが、桟の入った窓は、何とか人が入れそうな感じがします。

一方、現代建築における窓は、そのイメージを超えているかもしれません。

ヒューマンスケールと言っても良いと思いますが、この差が印象としては大きな差になっている気がします。

それが良いことか、そうではないのか分かりません。

しかしこの時期は、桟あり窓に軍配が上がる気がします。


■ 『ESSE-online』にコラム連載

10月11日「テレワーク時代の間取り」
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1月4日「土間収納」
12月6日「キッチン・パントリー」

■■1月6日『Best of Houzz 2022』を「中庭のある無垢な珪藻土の家」が受賞

■6月11日『homify』の特集記事に「R Grey」掲載
■1月8日『homify』の特集記事に「光庭の家」掲載
■1月7日『homify』の特集記事に「白馬の山小屋」掲載

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上棟式のち、愉快な仲間たち‐1962‐

先週は音楽室のある「没頭できる家」の建方でした。

初冬の快晴。

現場にとっては、動きやすい気候だったと思います。

総勢7名くらいの大工チームが3日かけて、躯体を組み上げてくれました。

ドローンでも撮影してみました。

そして翌日は上棟式。

奥さんのご両親も参加して下さいました。子供さん達が喜ぶ姿が微笑ましいのです。

打合せのあと、大和高田バイパスを東へ走り、169号線を南下。

20時頃、池原ダムすぐ下の下北山スポーツ公園にやってきました。

見知った車が多く止まっているコテージを発見。

池原ダムでいつもお世話になっている、トボトスロープの忘年会だったのです。

釣りという遊びの性格上、基本狩猟本能が突出した人ばかりです。

釣りが上手く、更にユニークな人ばかりなのです(笑)

参加させて貰えるだけで、釣りが上手くなる気がします。

深夜2時くらいまで、盛り上がっていました。

翌朝は少し晴れ空ものぞいていました。

間もなく年末なので、昼過ぎまで愛艇のメンテナンスをする人、または釣り納めに湖上へでる人もいました。

昼頃には、トボトスロープの愉快な仲間たちも、年末の挨拶を交わし、三々五々帰路につき始めました。

そのあと4時間程、ある秘密の打合せを……

この地の大自然をこよなく愛し四半世紀。もしかすると何かご褒美を貰えるかもしれません。ここで良い報告ができれば良いのですが。

そんな訳で今回釣りはなし。できれば釣り納めに戻って来たいところです。

今日は24時から、ワールドカップのベスト8を掛けてクロアチア戦。

もう少し頑張って、帰って応援します。

■■5月13日『住まいの設計6月号』「おいでよ House」掲載

■6月16日 『ESSE-online』「おいでよ House」掲載

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