タグ別アーカイブ: 音楽室のある家

2023年 暮れは元気にご挨拶‐2073‐

本日から、1月4日までの冬季休暇に入りました。

昨日まで打合せがびっしり入っていたので、先程年賀状を書き終え、投函してきました。

「今年も目一杯働いた」という充実感に少し浸りながら、2023年を振り返ってみたいと思います。

1月 飛び石に見る、クライアントの本気 IN「あの森のOHANA」‐1977‐

2022年の1月に、オープンした「あの森のOhana」

クライアントの本気を、1年点検で確認してきました。

2月 姫路の黄そば‐1983‐

8月1日にオープンした「ささき整形外科デイケアセンター」

定例打合せに何度も現地へ足を運びました。

その際の、ささやかな楽しみだったのが、姫路のえきそばでした。

えきそばだけでなく、「姫路の黄そば」は現地のソウルフードでもあったのです。

3月 祝・合格 盆と正月が一緒にやってきた‐1987‐

18歳の誕生日を迎えた長男が、無事第一志望の大学に合格してくれました。

誕生日に合格が分かり、我が家は盆と正月がやってきた以上の歓びに沸き返っていました。

そう言えば、すでに帰省して、高校時代の友人と我が家で忘年会を開いているはず。

東京での4年間を、実りのあるものにして欲しいと思います。

4月 真実はそこにあった?‐1998‐

 『かんさい情報ネットten.』に出演しました。

浅越ゴエさんの「お役に立ちます」というコーナーでしたが、テレビの現場は本当にマンパワーで持っていることが良く分かります。

5月 『住まいの設計』と「建築家」の関係‐2010‐

これまでに7軒の住宅を掲載して貰った『住まいの設計』が、63年の歴史に幕を下ろしました。

元編集長・鈴木さんのfacebookで知りましたが、本当に残念です。

「地元建築家がガイドする名建築」で、ナビゲーターに選んで貰ったことは本当に光栄でした。

休刊となってしまいましたが、私は紙の力を信じています。

6月 イメージのど真ん中を射抜けるよう‐2021‐

半地下の音楽室のある「没頭できる家」

完成は3月だったので、3ヵ月点検がありました。

音楽室に加えて、キャンプ場もあるこのお家。

竣工写真も上がっているので、はやくWebサイトを完成させなければ……

7月 テレビの中は歳をとらない‐2023‐

『大改造!!劇的ビフォーアフター』に出演したのは11年前ですが、時々BS等で放送されているようです。

それを観た人が連絡をくれ、知ることが多いのです。

工事関係者の人たちにも、作品集と共にテレビ番組のDVDを渡すことが多いですが、その映像を観て「若いですね~」と言われました。

もちろんテレビの中の私は歳をとりません。

8月 8月24日(木)朝5時、あの事件を目撃す‐2038‐

メジャーリーグにおいて、ウィンターシーズンの話題を全てさらったと言ってよい、大谷翔平選手のドジャース入団でした。

結果的に2度目の満票でのMVPも獲得するのですが、投手としての最終試合となった試合は衝撃的でした。

しかし、その後の試合でホームランを打つのです。

野球少年だった私も含め、全ての野球ファンに元気を与えてくれます。

来年、打者に専念した大谷劇場もまた楽しみです。

9月 ドローンの国家資格を取得して、3ヵ月内のバージョンアップを目指す‐2043‐

「3ヵ月内のバージョンアップがなければ、経営者として失格」とは、始道塾塾長の恩田さんの言葉です。

ドローンの国家資格を取得すべく動き出したのが9月でした。

釣り仲間の知人に紹介してもらったNCN DRONEの皆さんには本当にお世話になりました。

10月 還暦から3年勝負!のち、葛城の古民家で、十割そばと絶品天ぷら‐2056‐

1年前、偶然橿原市の信号で止まった所にあった「蕎麦屋 玉竹流」

入ってみると、とても美味しかったのです。

南阪奈道路の葛城IC近くに移転オープンした「十割そば 玉竹」は、料理、空間ともグレードアップしていました。

絶賛してお勧めいたします。

11月 変わる天王寺、西成。ただ、オールのっぺり反対派‐2057‐

仕事柄もあって、街歩きは大好きです。

創業の地ということもあり、愛着もひとしおな天王寺エリア。

西成も合わせて歩いてきましたが、良くなったところ、悪くなったところと、愛憎半ばといったところです。

ランドマークだった建物には是非敬意を払って改修してもらいたいものです。

12月 これは本物のロックだ!‐2071‐

ネットニュースをきっかけに初めて聴いてみた「THEE MICHELLE GUN ELEPHANT(ミッシェルガンエレファント)」。

ダルビッシュ有選手の言葉を借りるなら、控えめに言って最高でした。

「没頭できる家」の音楽室で、高校の時以来でドラムを叩かせてもらいましたが、この歳になって、ロックに心震えることは想像していませんでした。

12月23日の夜に、私のホームレイクである池原ダムすぐ横の国道で、土砂崩れが起こりました。

1人の方の身元がまだ確認されていない状況で、ご家族の気持ちを考えると、本当に心苦しい年末になりました。

これが私だった可能性も十分にあり、尚更です。

2023年は、コロナ後1年目と言って良いと思います。

沢山のオファーを頂き、多くの新規プロジェクトが進行中で、大きく時代が動き出したことを実感します。

いつ、どこで、何が起こるのか分からないのが人生です。

元気に働けていることに心から感謝して、身を粉なにして働く覚悟ですし、私にできることはそれだけです。

今年も残すところ3日となりました。

本年も、「ゲツモク日記」「ゲンバ日記」、また『建築家・守谷昌紀TV』にお付き合い頂きありがとうございました。

2024年も、皆さんにとってより素晴らしい1年となることを確信しております。

■■■8月1日プールのある「ささき整形外科 デイケアセンター」オープン

■■4月6日 『かんさい情報ネットten.』 浅越ゴエさんのコーナー に出演

10月27日『houzz』の特集記事
「滋賀の家」掲載

10月11日『homify』の特集記事
「白馬の山小屋<リノベーション>」掲載

■ 『ESSE-online』にコラム連載

メディア掲載情報

これは本物のロックだ!‐2071‐

昨日、ゲンバ日記を更新しました。

1ヶ月前に撮影があった「没頭できる家」のことを書きました。

テントが張れるキャンプ場があったり、音楽室があったりと、遊ぶには事欠かないお家です。

私も少しだけドラムを叩かせてもらいました。

高校生の時以来で、バスドラがかなりもたついていますがご容赦下さい。

先月、「THEE MICHELLE GUN ELEPHANT(ミッシェルガンエレファント)」のヴォーカル、チバユウスケさんが55歳で亡くなったというニュースを見ました。

その数日後、奥田民生さんが自身のYoutubeチャンネルで、彼らの曲をUPしたと知り、観てみました。

コード進行だけをギターでかき鳴らす手元だけを撮った動画が、とても良かったのです。

それまで、「THEE MICHELLE GUN ELEPHANT」というバンド名くらいは知っていましたが、曲は聴いたことがありませんでした。

NHKが2003年の『トップランナー』をアンコール放送するというので、それを録画して観ました。

これが本当に素晴らしかった。

4人編成のバンドらしくシンプルな音ですが、ギターのリフがとにかく恰好いい!

20年前なので、チバさんは35歳頃になります。

骨太のロックに、しゃがれた声が最高です。

脂が乗りきっている時期でしょう。

普段から殆どMCは無いそうです。

「しゃべんなくても、音を出せば分かるから」

痺れる~!

これは本物のロックだ!

なんて思いながら食い入るように観ていました。

高校時代はバンドをしていたと書きましたが、日本のロックといえば、「ラウドネス」「アースシェイカー」「レッドウォリアーズ」くらいで止まったままだったことを後悔したのです。

中学3年までは野球一筋でした。

それなりに自信もありましたが、坊主頭に抵抗があり、高校は続けませんでした。

テニス部に入ったりもしましたがあまり馴染めず。

野球部だった同級生がバンドをするというので、ドラムで入れて貰いました。

楽器ができる訳ではないので、なり手が無かったドラムを始めたのだったと思います。

そこまでドラムを好きという訳でもなく……当然、上手い方ではありませんでした。

それでもバンドは楽しく、何回かライブにでています。最後の方はヴォーカルをさせて貰い、これは本当に楽しかった。

久しぶりにドラムを触ると、音楽はやっぱり楽しいと感じたのと、今ならもっと楽しめるかも、と思ったのです。

高校時代の思い出は、本当にそれくらいしかありません。

大好きだったスポーツもせず、進学校に居たにもかかわらず勉強もいまいち。なかなか人生の目標も定まらず……

黒歴史という言葉がぴたりときます。

写真も数年前に友達に貰ったこの1枚の他、数枚だけしか残っていません。何となく斜に構えている感じが、自分でも分かります。

ロックにはそんなやるせなさや、切なさを代弁してくれるという側面があります。

その代表格が、当時は尾崎豊だったでしょうか。

私は、日本人アーティストで言えば、「サザン」「レベッカ」「ハウンド・ドッグ」あたりを聴いていました。

徐々にもう少し落ち着いた音楽が好きになり、「マービン・ゲイ」「ドナルド・フェイゲン」「アース・ウィンド&ファイヤー」「ザ・ポリス」等へ好みが変わっていきました。

「ディープ・パープル」「エアロ・スミス」「ナイト・レンジャー」等のロックも聴いていましたが、比率で言えば少なくなっていったと思います。

そんな53歳の私が、20年前の「THEE MICHELLE GUN ELEPHANT」をライブを観て、心震えたのです。

奥田民生さんが、悲しみを込めて弾いた彼らの代表曲は「世界の終わり」でした。

これがデビュー曲だったとはさらに驚きましたが。

この日記を書くまで、ギターのアベフトシさんも亡くなっていることも知りませんでした。

長身で細身。タイトなスーツがザ・ギタリストといった感じが最高だったのに……

亡くなってから知るもどかしさばかりですが、これから聴いていきたいと思います。

早速iTunes Storeで曲を購入しました。

心から哀悼の意を込めて。

ロック、最高!

■■■8月1日プールのある「ささき整形外科 デイケアセンター」オープン

■■4月6日 『かんさい情報ネットten.』 浅越ゴエさんのコーナー に出演

10月27日『houzz』の特集記事
「滋賀の家」掲載

10月11日『homify』の特集記事
「白馬の山小屋<リノベーション>」掲載

■ 『ESSE-online』にコラム連載

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共通テストのコルビュジエを解いてみる‐1974‐

先週火曜日に【ゲンバ日記チャンネル】をUPしました。

https://youtube.com/watch?v=7DLD8Wj9ryo%3Frel%3D0

半地下の音楽室のある「没頭できる家」のEpisode1です。

なかなか編集ができずで、まだ昨年分。

基礎完成までですが、よければご覧ください。

先週土曜日から、大学入学共通テストが始まりました。

外はシトシト冬の雨。梅の蕾も雨濡れて寒そう。

初日は社会、国語、外国語でした。長男は文系私学の志望なのでこの日だけの受験です。

帰ってくると、国語の第1問にル・コルビュジエがでてきたと教えてくれました。

【文章Ⅰ】は、病床に伏す正岡子規が、障子を当時は高価だったガラスに変えたことで、窓の役割が大きく変わったという話から始まりました。

続いて、ル・コルビュジエは窓と壁をどう構成するかを、いかに重要視していたかという話へ展開していきます。

【文章Ⅱ】では水平連続窓が特徴のサヴォア邸の写真も登場します。

壁のもつ意味は、風景の観照の空間的構造化であるとしました。

そして、建築は「沈思黙考の場であり、瞑想の場でもある」という結論へと導かれていきます。

国語は200点満点ですが、第1問は12問あり配点は50点。

折角のお題なので、久し振りに解いてみました。(⇒は間違った問題です)

①1 ②3 ③2 ④4 ⑤3 ⑥2⇒3 ⑦2 ⑧5 ⑨3 ⑩2⇒4 ⑪2 ⑫4⇒3

3問間違いの35点でした。

丁度70%なので、まあまあといったところでしょうか。

結局、近畿大学しか通っていないのですが、国語と世界史は結構自信がありました。

写真画像でなく、ペーパーに書き込みながら解けば⑩、⑫もとれたかも……は当然負け惜しみですが。

昨年末、娘たっての希望でホームステイに行っていました。

見送りには行けなかったので、お迎えだけ関空に。

場所はオーストラリアで8日間。

現地のホストファミリーにお世話になったのです。

最近でこそ、少し円が盛り返していますが、一番弱かった時。

それはそれでそれは堪えましたが、タイミングはそれ以上に大切です。

最高に楽しかったようで、好きな英語を伸ばしてくれればと思います。

長男は社会では世界史を選択しています。

試験前日、参考書をみながら問題を出してくれというので少し手伝いました。今でも結構覚えているものです。

受験勉強としては実を結びませんでしたが、特に国語の試験は大好きでした。

サトウハチロー、山本周五郎、宮本輝、星新一……一流作家の文章は読んでいて楽しかったものです。また、世界史は世の中の流れを解釈するのに、今でも役立っている気がします。

気がしているだけかもしれませんが、そう思えるだけでも幸せなものです。

点数も大事ですが、折角若い命を燃やすのですから、興味のある科目を勉強して貰いたいというのが私の希望です。

ここからはいよいよ2次試験が始まります。

「没頭できる家」の現場へ行く途中、早咲きの桜でしょうか。

すでに花が開きはじめていました。

2月、3月に良い知らせを聞ければよいのですが。

■6月16日 『ESSE-online』「おいでよ House」掲載

■ 『ESSE-online』にコラム連載

10月11日「テレワーク時代の間取り」
9月18日「冷蔵庫の位置」
6月18日「シンボルツリー」
6月5日「擁壁のある土地」
4月11日「リビング学習」
2月27日「照明計画」
2月14日「屋根裏部屋」
2月1日「アウトドアリビング」
1月4日「土間収納」

■11月28日『homify』の特集記事に「回遊できる家<リノベーション>」掲載
■11月17日『homify』の特集記事に「下町のコンクリートCUBE」掲載
■6月11日『homify』の特集記事に「R Grey」掲載

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