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ザ・天王寺、いっかい入ったら 慣れますよー‐2197‐

前回は、日曜日にリニューアルオープンした大阪市立美術館を訪れたと書きました。

かなり久し振りで、天王寺動物園の入口脇にできたてんしばイーナも初めてみました。

一番奥には、アドベンチャーパークなるものがあります。

かなり本格的なフィールドアスレチックのような感じで面白そう。子供が小さかったら、必ず来ていたと思います。

建物内には、オリンピック種目になったクライミングの設備が色々見えていました。

松原スケートパークよろしく、史上最年少金メダリスト、第2の西矢椛(にしやもみじ)選手がここから生まれるかもしれません。

そのまま、あべのキューズモールまで戻ってきました。

日用品の買い物を済ませると丁度昼時に。

キューズモール北側、ヴィアあべのウォークで店を探してみました。

建物外と建物内のどちらにも飲食店があります。

グリルマルヨシが入っているのは知っていました。

しかし、以前の裏路地の奥にあり、安価に子牛の脳のフライを食べさせてくれた店とは、かなり雰囲気が変わっている感じ。

どうしようかなと歩いていると、なかなか賑やかな店がありました。

「花屋*カフェ*ビストロ」ニコ フラワーガーデン。

その前に「入りにくい? 大丈夫‼ いっかい入ったら慣れますよー」とコメントが。

ちょっと笑ってしまいました。

夜は、ワインや日本酒にも力をいれているそうです。

妻はパスタランチ1100円(バケット無し)。

ビフカツ、クリームコロッケのランチが990円。

リーズナブルな上、この上なく美味しかったのです。

ビフカツ、クリームコロッケ共最高でしたが、パスタの味が濃厚なこと……

完全に「当たり」です。

私達が入ったタイミングでランチは品切れで終わり。

最後の客になったので、スタッフの方に了承を得て撮らせてもらいました。

実際、入った瞬間になれました(笑)

開業して7年目と聞いたと思いますが、「順調なんですよね?」と尋ねると「いえいえギリギリですよ~」と。

謙遜なのか本音なのか分かりませんが、海鮮にも力が入っているようで、3拍子も4拍子も揃った店に見えます。

これは夜も是非来てみたいと思える店でした。

そうそう、キューズモールの戻ってすぐに、人だかりができていました。

のぞいて見ると、大阪プロレスが観戦無料のイベントを開催しています。

選手名は分かりませんが、覆面レスラーがマッチョタイプの選手にウラカンラナを決めると、ひと際大きな歓声が上がっていました。

あきらかに普段プロレスを観ていなさそうな人が、あんなに驚くんだというのは、昔からのプロレスファンからすると嬉しい限りです。

ちびっこプロレス教室も開催されたようなので、第2のスペル・デルフィンがこの地から生まれるかもしれません。親としては喜ばしいのか微妙なところですが。

安くて美味しい洋食と大阪プロレス。ザ・天王寺を満喫しました。

最近テレビで頻繁に流れるACジャパンの広告に、お笑いタレント、さらば青春の光の森田が出演している「ありがとー。って、ええなぁ。」があります。

大阪地域キャンペーンだそうです。

でも「いっかい入ったら慣れますよー」は、より大阪的かもしれません。

大阪って、ホンマええなァ、と。



■■■2月12日(水)大阪市中央区上町1-24-6に移転しました
「上町のアトリエ付き住宅〈リノベーション〉」
電話、faxは変更ありません■■■

■9月17日(火)「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」開業■

■8月30日『homify』の特集記事に「阿倍野の長屋<リノベーション>」掲載■

玄関土間にて半生を反省‐1861‐

この日記のすぐ上に、ヘッダー画像を貼りつけたのは一昨年の4月でした。

なかなか旅行に行けないので、お気に入りの写真を10枚、ランダムに表示されるよう設定しました。

一番新しいものでも、右端にある2019年10月の香港行き。このまま収束に向かってくれたなら、これ程嬉しいことはないのですが……

今回、その下にYouTubeチャンネルの動画を1本貼ってみました。

初めは3本貼りつけました。デスクトップはそれでよかったのですが、スマホなら1本分、タブレットなら2本分しか横に並ぶスペースがないことが分かりました。

多様性=diversityという言葉をよく聞くようになりました。どんなこともひとつの基準では判断しにくい時代に入ったと実感します。

『ESSEonline』 にコラムを書き始め、これまでの作品を見直す機会が増えました。

基本的には女性総合誌なので、やはり女性が知りたいことを書かなければなりません。

久し振りに、大阪郊外に建つ 「あちこちでお茶できる家」を訪ねてきました。

ある部分の写真を撮りたくて、クライアントに無理をお願いしたのです。

撮りたかった場所はここ。

急だったこともあり、撮るのは「その部分だけ」という約束です。

暮らしが始まって9年。その辺りは十分心得ております。

広い玄関土間はカフェのような空間ですが、まわりにある収納がともて充実しているのです。

久し振りにお会いした奥さんも「このプランが本当にいいんです」と言ってもらいました。

コロナ下の生活になり、スタディコーナーも更に活躍しているとのこと。

撮れていなかった写真がこれです。

壁面一杯の靴箱。

その奥には、クロークも備えています。


竣工時は、なかなかこのカットまで手が回らないのが正直なところでした。

最後はフルオープンのサービスカットです。

クライアントの幸せを実現するのが私の仕事です。その判断をして貰える写真や図面を、本当に公開してきたのだろうか……とこれまでの半生を反省します。

創り手である以上、機能を満足し、美しいものを生み出して行きたいと思います。写真も美しいものだけを公開したいのが本音です。

しかしそこに、本気と誠意はあるのか、ということだと思います。

奥さんとこの玄関土間でお子さんの成長を聞かせて貰いました。あのお子さんが受験を突破して……と感慨深いものがあります。

そんな場面を沢山持てるよう、考え、描き、実現していくだけです。

今年も残すところ半月。29日まで全力で行きます。


■■■ 12月6日『ESSEonline』にコラム連載を開始
第1弾は「キッチン・パントリー」■■■

■■ 8月17日『建築家・守谷昌紀TV』を開設しました ■■

■10月23日『homify』の特集記事に「阿倍野の長屋」掲載
■1月27日 『Best of Houzz 2021』「中庭のある無垢な珪藻土の家」が受賞

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