タグ別アーカイブ: ゲツモク日記

大黒さまは、食と破壊の神だった‐2302‐

健康保険のイベントは、バスで連れていってくれるので時々参加しています。

人気イベントは、すぐに申し込まないと定員になってしまうくらい。

つい出不精になってしまうこの時期には有難い限りです。

昨日は、いちご狩り+ウォーキングのイベントでした。

神戸市北区にあるいちご農園「Bon Farm」。

ビニールハウスの中は、いちごの甘い香りで充満していました。

ひとつずつ、丁寧にハサミで摘み取ります。

5種類くらいの品種があり、それぞれ味がかなり違うのです。

一番気に入ったのは「おいCベリー」。

味が濃く、甘みと酸味もありますが、とても優しい味わいでした。

現在は高設栽培という、高い位置にプランターを設置しての栽培が主流だそうです。しかし、昔ながらの土耕栽培にこだわっていると。

そんな所に違いがあるのかもしれません。

バスで2、3分のところにある「道の駅神戸フルーツ・フラワーパーク大沢」まで移動してきました。

大沢は「おおぞう」と読みます。

広大な敷地で20分程ウォーキング。

途中に牛舎も見え、のどかを満喫してきました。

初めて訪れたと思うのですが、この施設は兎に角大きい、かつ豪華。

張りぼて感は全く無く、建物にお金が掛かっているのが分かります。

調べてみると1993年の開業で、2017年に運営母体が変り、リニューアルオープンしていました。いわゆるバブルの遺産と言ってよいでしょう。

それでも何とか現在まで維持しているのは立派だと思います。

この日は食べ放題ばかりですが、神戸ホテル フルーツ・フラワーでランチバイキングでした。

食べ放題は、がっついてしまい後悔するものですが、流石に50代半ばになると大丈夫でした。

夕方、集合場所の大国町に戻ってきました。

バスを降りると「木津の大国さん」という文字が見えます。

大国町は、学生時代に長くアルバイトをしていたので、そこそこ知っているつもりでしたが、大国町は「大国さんの町」だったのです。

境内には南を向く敷津松之宮と東を向く大国主(おおくにぬし)神社があります。

大国主神社の中には、大阪七福神のひとつ大黒天の像が祀られています。

大きく、かつ可愛げがあったのですが、残念ながら「撮影禁止」でした。

大黒天は五穀豊穣や食の神様として知られます。

しかしインドの神話では、破壊と再生を司る「シヴァ神」が、破壊神となった時の異名「マハーカーラ」が大黒天のルーツだそうです。

食の神様は、破壊の神様だったのです。

美味しいものを食べられるとに感謝し、その後のカロリーを破壊してくれたなら、もっと感謝します。などと書いたら、バチが当たるでしょう。

日本では、ほぼ飢えの無い暮らしですが、世界中どこでもという訳ではありません。

にも拘わらず戦争とは……

ヒンドゥー教の三大神のひとつである「シヴァ神」が、破壊と再生を司るのは、それらは一対であるという考えの下からだと思います。

しかし、誰かの都合による破壊が生むのは再生でなく憎悪だけです。

リーダーは力だけでなく、品格が必要だと思うのです。

■■■10月1日(水)『建築人 10月号』「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」
が掲載されました■■■

■9月28日(日)地域のために、リハビリ棟を増築「ささき整形外科クリニック」内覧会開催

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ミーハー、ヒーハー‐2301‐

心斎橋のすぐ北、御堂筋に面して建つのはホテル「W Osaka」。

黒のカーテンウォールに包まれたミニマルな外観は、周りを威圧しているようでもあります。

マリオット・インターナショナルが展開する高級ブランドが「W」ですが、2021年の開業でした。

周辺は高級ブランドのショップが建ち並ぶ大阪の中心地。

設計は日建設計ですが、デザイン監修に安藤忠雄が入っているのも売りでした。

裏手にあるエントランス前にはいつも高級車が並びます。

近くを通る時にはよく見に行くのですが、この日はフェラーリ、レンジローバー、LEXUSでした。

次に乗るなら、レンジローバーがいいなあ、などと思いながら通り過ぎました。

一方、我らが大阪上本町駅横に建つ「シェラトン都ホテル大阪」。

こちらも大阪が誇る巨匠・村野藤吾の設計で1985年の完成です。

「W Osaka」とは対照的に、白い外壁は有機的に仕上げられています。

スケールが大きい割に優しいのは、村野が得意とするところでしょう。

「シェラトン都ホテル大阪」の向かいを少し東に歩けば「明月館」があります。

数日前の喧騒と比べると、早朝は静かなものです。当たり前ですが。

月曜日に、2023年に続いて、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の決起集会が開かれたと報道されていました。

場所的には、大阪上本町駅と鶴橋駅の中央あたりです。

焼肉なら、鶴橋に名店がいくつもありますが、大阪ドームで試合がある際は、「シェラトン都ホテル大阪」に宿泊しているのかもしれません。

それならこの店が選ばれているのも納得できます。勿論、味が確かなのでしょうが。

この熱気を考えれば、警備体制のことを考えても新たな店になる可能性は低いのかなと想像していました。

このタイミングで開催されるなら、ここかなと思っていましたが……

自転車なら5分くらいなので、妻が「大谷君がみれるなら、行けばよかった」と言っていました。確かに、実物を見るなら最初で最後の機会だったかも。

思っていた以上に、ミーハーな夫婦だったようです。

「ミーハー」と書いてみて、語源って何なのだろうと調べてみました。

諸説あるようですが、広辞苑には「世の中の流行にかぶれやすい人。また、そのような人。みいちゃんはあちゃん」とあります。

昭和の時代、「み」の付く名前(みよ等)、「は」の付く名前(はな等)が多く、「みいちゃん」「はあちゃん」は女性の大多数を指し、しかも軽蔑の意味もあります。

”me her”の略なのかなと思っていたら、時代感ゼロの使ってはいけないレベルの言葉でした。

ちなみに「ヒーハー」はブラックマヨネーズの小杉竜一の決めフレーズ。テンションが上がった時に使うので、こちらは全く問題なさそうです。

打者専任とされる大谷翔平選手は、練習試合2試合で5打数ノーヒットで、明日からWBCの本戦を迎えます。

やっぱり問題なかったとなるのか、あのイチローでさえ苦労したような状況に遭遇するのか。

「ヒーハー」な状況になればよいのですが。

いずれにしても楽しみしかないのです。

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最後のホームルーム、の後‐2300‐

近鉄上本町駅から、快速急行で約20分。

土曜日は娘の卒業式に参列してきました。

曇り予報でしたが、時々晴れ間ものぞきました。

学校名、駅名は全て消していますが、駅前にある学校と言えばほぼ1校かもしれません。

縁あって、長男、長女が、合わせて9年間通うことになりました。

卒業生は300人前後でしょうか。

保護者の参列も多く、講堂はきっちり満員という感じ。
2時間程でしたが、品のある式典でした。

中でも、学校長の式辞が素晴らしかった。

4章くらいの展開がありましたが、慶應義塾大学の塾長を務めた小泉信三の「簡単に手に入るものは、簡単に失う」という言葉を取り上げていました。

体感としても納得できますし、フレーズとして聞いたこともありますが、出展も含めて卒業式にマッチした選択だと思います。

テレビで本人が歌っている場面を見たことがありますが、言葉として聞いた方が、迫力がありました。

「お前が消えて喜ぶ者に」というワードが入っているにも関わらず、この詞を引用することに、本気度を感じたのです。

校長でありながら、国語教師としても授業を受け持っているそうで、「言葉と格闘してきた」という言葉にも、大いに納得できます。

媚びず、攻めた、格式高い式辞でした。

2017年4月8日、長男が入学。

曇りではありましたが、満開の桜の下での入学式。

自分の学力と相談した上での受験でしたが、第一希望として合格。
その3年後、娘も同じような経緯で合格してくれました。

しかし娘が入学した2020年は、コロナ下の社会に突入しており、入学式は開催されず。

社会自体が困惑する中、子供たちは多くの負担が強いられたと思いますが、踏まれた麦が育つように、バイタリティが培われたのは間違いないと思います。

生徒たちが興味を持てるよう、イベント等も工夫されており、超一流校にはないホスピタリティもあり、親としてはとても感謝しています。

受験も終わり、概ね進路が決まった娘は、早速妻と大阪城公園の梅林へ散歩に行っていました。

今は解放感を満喫すればよいと思います。戻らないくらい箍(たが)を緩めるのはNGですが。

卒業式のあと、最後のホームルームにも立ち会ってきました。

言葉だけで映画のタイトルになりそうですが、全員がひとり30秒のスピーチをして6年間を締めくくります。

友達への感謝を語る子あり、笑いを取る子あり、涙であまり話せない子ありと千差万別。

しかしそれが終ると、「JKも終わりやわ~」とからから笑っている声が聞こえてきました。

9年前、子育てとは「2度目の人生」と書きました。
ほぼ2回目を終えたのですが、はたして成長できたのか……

最期以外、学校のように明確な区切りがないのが人生です。
どんな場面でも、からからと笑い飛ばせたらとも思います。

JK師匠に「勉強させてもらいます!」という感じなのです。

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初プレゼンの後‐2299‐

一昨日は、谷町4丁目駅から南東に5分程にある大阪府建築健康保会館へ。

『建築人賞』の審査会に参加してきました。

6階の会議場が会場です。

壁面に沿って、所定の位置にA1のパネルを展示します。

別にも5枚の画像資料を作成して、スクリーンに投影。

3分でプレゼンテーションします。

昼過ぎから、夕方までの長丁場でした。

「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」で応募していました。

他の参加者は、スーパーゼネコン設計施工の高級ホテルあり、大学キャンパスの新築あり、宗教施設ありと、その規模感に圧倒されます。

また住宅も、高級住宅あり、オフィス一体住宅ありと、流石のクオリティです。

規模的にはかなり少作とも言えますが、全力で作ったこのクリニックを精一杯アピールしてきました。

熱を持って伝えられるのは、江口さんとのストーリーしかありませんから。

実務優先は当然ですが、この歳になるまで公開プレゼンテーションを経験したことが無かったのは、反省すべき点です。

他社のプレゼンボードの作り方、説明の仕方など、学ぶことばかりで、刺激十分の半日でした。

その後の懇親会にも参加。

会場が、谷町4の交差点すぐ近くの大江ビルだったのも、参加したかった理由です。

以前も紹介したことがありますが「大阪まちなみ賞」を受賞している、弧を描くカーテンウォールが美しいビルなのです。

その16階に入っている、高級中華「湖陽樹」が会場だったこともありますが(笑)

2時間程の懇親会では、隣席に居た若いゼネコンの意匠設計者の話を聞かせてもらいました。

同業と言えば同業、全く違うと言えば全く違う。

どちらにせよ、なかなか聞くことができない話ばかりでした。

楽しみにしていた大阪の夜景は、意外にそれほど見えず、そこは残念でした。

会が終わると、谷4から谷6まで夜風にあたりながらゆっくり歩いて帰りました。

建築家は心を扱う仕事だと思っているので、クライアントやその建築を体験した人の評価が全てです。

それでも、誰もを納得させる評価が欲しいという気持があるのも事実です。

打ちのめされた感もあるのですが、そう感じられることがラッキーという考えに置き換えたいと思います。

反省は得意なほうだと思います。ただ、落ち込む時間は短い方が良いとも思います。

今、あるものに感謝し、また頑張るだけです。

「あるものに感謝」

それが今年のテーマでもあるのです。

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大阪弁護士会館から、大阪の絶景‐2297‐

北浜の象徴と言えばやはり大阪証券取引所ビル。

周辺には証券会社が集まっていますが、光世証券のファサードは迫力十分です。

白浜のホテル川久も設計した永田祐三さんの仕事でした。

煉瓦の扱いは日本離れしたものがあります。

土佐堀通の北側は、エントランスから土佐堀川、中之島を望むという申し分のないロケーション。

川の見えるアトリエに、まだまだ未練が残っているようです。

証券取引所ビルの北、難波橋のライオン越しに見えているのは、大阪弁護士会館です。

安藤さん設計の、こども本の森の向かいにあります。

東西に長いので、中之島側から見るとかなり大きく見えます。

しかし、南北の奥行きはかなり薄いのです。

設計は日建設計の江副敏史さん。

構造体を外部側に持ってくるデザインは、大阪ビジネスパークにある大阪東京海上日動ビルディングと同じ形態です。

ただ、そのフレーム状の構造体を陶板で覆っているのが全く違う点です。

超高層ビルに焼き物を持ってくるところが、江副さん、日建設計の凄いところでしょうか。

前は何度も通ったことがあるのですが、初めて中に入りました。

法律に関する勉強会があったのです。

エントランスの煉瓦壁も圧倒的な迫力でした。

上層階の会議室に入ると、まるで空と空に挟まれている感じ。

高い所が苦手な私は、結構怖かったです(笑)

ただ、中央公会堂と阪神高速を見下ろす景色は、まさに大阪の絶景でした。

勉強会の後、懇親会があり参加しました。

なかなか会うことのできない同業の先輩方と話すことができました。

大手組織事務OBの方は、全く違うスケール感の仕事を経験しています。とても刺激的な内容でした。

ただ、そんな方が「名前は知っている」と言って下さったのは、本当に嬉しかったです。

人は弱いもので、何とか相手より優位に立とうとしてしまいます。

これは、年下の者に対して、まずは承認するという行動と全く反対です。

ひとつひとつの行動が、成長、引いては結果につながっていくのだと実感しました。

しかし、北浜、中之島、西天満と、流石にトップレベルの建物が集まっています。

学ぶべきことが、街中にあふれている感じなのです。

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祝・合格 ツバキサク、チチハタラク‐2296‐

何かと話題に上がる吉村大阪府知事。

府庁まで歩いて15分くらいなので、ご近所さんと言えばご近所さんです。

知事室は何階なのでしょうか。

住所は大阪市中央区大手前2丁目1-22。

大手門のすぐ西です。

その大手門は珍しく閑散としていました。

ずっと観光客で一杯だった大阪城も、2・8(にっぱち)と言われる2月・8月は、少し人も減るようです。

2月生まれの娘が18歳になりました。

これで兄妹とも成人です。

あとは大学受験の結果次第と思っていたら、吉報が届きました。

更に今日も合格が2校。

これで来年度から大学生となることが決定し、まずは夫婦でほっとしていたのです。

土曜日に、早咲きの桜を見かけたのですが、まだ時期的には早いだろうと写真は撮らずでした。

こんなことなら撮っておけば良かったと思いますが後の祭りです。

なので、府庁近くで咲いていた椿を上げておきます。

先日もサザンカの写真を上げましたが、寒い時期に赤い花を咲かせる椿、サザンカは、貴重な花と言えます。

2月生まれの娘にはぴったりの花かもしれません。

親としてできることも、残すところ僅かとなってきました。

ただ、兄妹とも私学へ進学したので、あと4年はますます頑張らなければなりません。

親としてはいつまでも親ですが、この区切りに「子育てって何なのだろう」と考えます。

この壮大なる絵巻物(親にとって)を、いつか総括してみたいと思っています。何となく兄妹とも20歳を超えた頃かなと考えています。

3年前の兄に続いて、今年も盆と正月がほぼ一緒にやってきました。

もし誰かに電報を打つなら「ツバキサク、チチハタラク」でしょうか。 

兄妹は焼肉で慰労会を済ませたらしいので、父は近所のスーパーへ値引きの入ったお惣菜を見に行ってきます。

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マウスをすてよ、町へでよう‐2295‐

先月のことですが、遅めの新年会に参加させてもらいました。

谷町3丁目から本町通を西に歩きます。

谷町4丁目方向から本町通を西に歩くと、東横堀川との交差点が本町橋。

北東角にあるシティプラザ大阪は最上階のカーテンウォールがひと際目を惹きます。

2006年竣工で、日建設計の仕事でした。

そのすぐ西にあるのがβ本町橋です。

プロジェクションマッピングが思いのほか、美しかったのです。

大阪府建築士会の「住宅を設計する仲間達」という部会が、この場所を会場としてイベントを始めます。

「住まいのメソッド」というイベントですが、会場の下見も兼ねての新年会でした。

第1回目、2月27日(金)の講師は「β本町橋」の設計者、高橋勝さんです。

この計画の立ち上げから関わっておられるようで、何とかお話を聞いてみたいと思っています。

上町のアトリエに移転して丁度1年が経ちました。

年が明けると、新規の相談が増えるのは大変有難いことですが、アトリエの上階に住居スペースがあるので、仕事に集中していると3、4日全く外出していないということもしばしば。

流石にそれは駄目だと思っているので、最近はできる限り勉強会や懇親会に出席するようにしています。

一所懸命働くことは何より大事なことですが、インプット、アウトプットの機会もやはり重要です。

劇作家の寺山修司は、「書を捨てよ、町へ出よう」と言いました。

「マウスを捨て、町へ出よう」と自分に言い聞かせている毎日です。

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もう一度行きたい!美しく、美味しい街ミラノ‐2294‐

昨日は、朝からクライアントと打合せでした。

上町のアトリエ前もかなり激しく雪が降り出しました。

車での来社だったので、雪が積もらないかハラハラします。

夕方には晴れ空に変り、杞憂に終わってくれました。

国民の義務、投票にも行ってきました。

あまりにも慌ただしく、腹に落ちないことが色々ありますが、それでも投票となると難しいものです。

ただ、選挙という戦略だけは止めて欲しいと思うのです。

そんな政治とは無縁の世界、ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピックが開幕しました。

再三登場するミラノのドゥオーモ。

本当に美しい、ゴシック建築の傑作でした。

内部空間も圧巻ですが、白の繊細な外観が素晴らしく上品なのです。

ミラノは2012年の8月に家族で旅しました。

妻の親友がミラノっ子と結婚し、暮らしているのです。

自宅にも泊めて貰いました。

子供も同じような年代で、この頃は毎年のように交流していました。

ご主人は料理が抜群に上手で、パスタは完全にお店の味。

イタリア人なら誰でも上手という訳ではないのだと思いますが、さすがイタリアと感じたのです。

ミラノは食だけではありません。

ミラノスカラ座広場にあるレオナルドダヴィンチ像です。

そのダビンチの「最後の晩餐」を観れる、サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会も勿論訪れました。

娘は4歳でほとんど覚えていないそう。

それだけが残念ですが、このくらいの年代で無いと、なかなかまとまった休みが取れないのも事実です。

ご主人に、市場へも連れていってもらいました。

何を見てもいちいち美味しそう。

ドゥオーモのすぐ横にあるのがガッレリア。

テレビのミラノ紹介で「幸せの雄牛」というモザイクが紹介されていました。

雄牛の急所にある窪みにかかとをのせ、3回時計回りに回ると幸せになれるそうです。

知らなかったなと思いながら写真を見返してみると、ありました。

しっかり回っている所を娘が見ていました。

私の記憶などあてにならないものです。

ミラノの市街地はアスファルトではなく石畳です。

ミラノっ子は車で街に戻ってくると、ガタガタとした振動で「ああ、ミラノに帰ってきた」と思うのだそうです。

この話が大好きで、これまでも何度かここで書きました。

街を愛するということは、こんなことだと思っているのです。

ミラノは本当に美しく、美味しい街というイメージしかありません。

同じ街に2度行くよりは、少しでも多くの街を訪れたいと思っていますが、数少ない例外がミラノなのです。

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「ずれ」にまつわるエトセトラ‐2293‐

一時と比べると、少し寒さが緩みました。

これも立春効果でしょうか。

難波宮跡公園にサザンカが咲いていました。

2023年の初めまで住んでいた、古家の庭にあったことを思い出します。

寒さが緩む少し前。

首がこって、こって仕方なく、ちょっと頭痛までしてきたので、整骨院に行ってきました。

問診の後「姿勢を見てみますね」と写真を撮って見せてくれました。

首の傾き3度、肩のずれ31%と、結構ずれている感じ。

「首と腰が大分張ってますねえ」とのことで、針治療もしてもらいました。

恐々でしたが痛みもほぼなく、ちょっと様子を見てみようと思います。

あくまで対処療法なので、根本の姿勢を直していくしかないのですが。

「意識のずれ」とか、「感覚のずれ」等、「ずれ」という言葉に、ポジティブなイメージはありません。

しかし建築においては別です。

コンクリートのCUBEを、1階と2階でずらしたのが「下町のコンクリートCUBE」です。

2階部分をずらすことで、縁側的な空間をつくりました。

南西方向へ斜めにずれているところがポイントです。

張り出した部分が、近隣からの視線もコントロールしています。

それが大きな開口部があってもプライバシーを守る役割を果たしているのです。

「高台の家」では、ずれてできた2階の空間を重要視しました。

解放的な郊外型の住宅において、プライバシーを守れるアウトドアリビングを作り出しています。

近隣と最も段差のある南東方向は、視線を気にする必要がありませんでした。

その方向には空港があり、それも含めて景色を楽しめるよう開口を設けています。

家族でいつでもBBQを楽しめる空間になりました。

屋外との緩衝帯の役割も果たし、室内空間の質を高めているのです。

反対側の張り出し部には庇を加え、駐車場としています。

「没頭できる家」は、縦方向にずらしました。

音楽室を半地下にすることによって、まず防音効果を高めています。

LDKとの繋がり方も、面白さが増しています。

秘密基地のような空間となっているのです。

縦方向のずれによって、更に魅力的な空間が生まれました。

2階バルコニーより低く、1階からは寄り付けない空間です。

この部分をキャンプ場としたのです。

地下は、地上階の1.5倍のコストが掛かると言われます。

しかし、その他の部分を極限までシンプルにすることで、かなり金額的には抑え込みました。

最後は、ずれをデザインに活かした「ダイヤモンドカットの家」です。

敷地周辺は、物作りの街で工場が立んでいます。

トラックの通行なども多く、できるだけ道路から離れたいところです。

しかし離れれば離れる程、南側からの日当たりが悪くなるので、2階部分は北側にずらしました。

そのことによって、1階部分の日当たりを確保できているのです。

明るいLDKには、カウンターも設けています。

子供さんが勉強を大好きになってくれたと聞き、本当に嬉しい限りです。

2階は北側に90cmずらしたのですが、起点となった部分と斜めに結ぶことで、魅力的な造形になることが分かってきました。

ちょこっとずれから生まれた形です。

「ずれ」が魅力的な空間を生むことが分かって頂けたでしょうか。

ただ、自分の体のずれと、世間とのずれはNGなので、そちらの方はずれがないことを目指したいと思います。

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アトリエ+住居緑化計画と、上町界隈の名店④「揚げたて天ぷら から天」‐2292‐

長堀橋から北に堺筋を4ブロック行くと、東側に堺筋倶楽部があります。

結婚式を挙げたところなので思い入れもありますが、現在はカフェとしてかなり繁盛しています。

結婚式は今もできるのでしょうか。

その堺筋倶楽部の2軒隣にあるのが大阪総合園芸センターです。

かっちりした名前ですが、中に入るとまさに質実剛健といった感じ。

所狭しと、花、切り枝、鉢植え等が並んでいました。

しかも基本的に値札の半額なのです。

2階だったか、胡蝶蘭が並ぶ景色は圧巻でした。

4階建てですが、屋上にはオリーブ等のやや大きな鉢植えもありました。

ミカンも発見。

もう都会の中のオアシスです。

今年初の桜も愛でてきました。

未だに車を持ってこれていないので、緑化自転車で持ち帰ります。

アトリエ、住居部とも少しずつ緑が増殖中なのです。

緑を購入する前に、上町界隈の名店で昼食を取りました。

空堀商店街の丁度真ん中あたりにある「揚げたて天ぷら から天」。

11時の開店ですが、少し前に着くとすでに8人程が並んでいました。

カウンター9席プラス、奥にテーブルが1つなので13席といったところでしょうか。

1巡目で席に着けましたが、11時半頃には満席になりました。

私は「空堀天ぷら飯」、妻が「明太子天ぷら飯」でどちらも1150円。この価格で割烹の天ぷらフルコース一歩手前といった感じ。

大将が目の前で揚げてくれる特等席で、揚がった天ぷらを、カウンター越しに直接おいてくれます。

まさに揚げたて、サクサク、アチチ、ホクホク……

特に、かしわ、ナス、キスが美味しかったです。

妻のみの明太子も素晴らしかった。

常連さんが「カマンベールチーズ」を追加で頼んでいる方が多かったので、次の楽しみに取っておきました。

最後はかき揚げ丼、玉子揚げ丼で締めるのが王道のようでした。

初めてだったので、ご飯の配分が分かっていませんでしたが、100%満足です。

色々あって(本当に色々ありまして……)なかなか出掛けられないので、夫婦会議で「週末の昼食くらいは、ちょっと美味しいものを」という方針になりました。

昼食は500円という時代が懐かしいですが、1000円くらいで十分幸せにしてくれるお店があるのは本当に嬉しい限り。

需要があるかは分かりませんが、ちょっとグルメレポートと、アトリエ+住居の緑化は時々上げていきたいと思います。

あっという間に2月に入りました。

いつも勝負ですが、2月は短いので出だしからフル回転でいきます。

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