タグ別アーカイブ: 合宿免許

やってないだけやん!‐2115‐

ツツジが満開になるこの季節。

毎年1回は、宮崎県の都城市で参加した、車の合宿免許を思い出します。

大学の生協で予約したので、色々な大学から参加者が集まり、とても楽しかったのです。

と思っていたら、あっという間に、子供が免許を取る歳になりました。

同じように合宿免許で取得し、無事免許が交付されたと写真を送ってくれました。

本人の尊厳のため、しっかり目にぼかしておきます。

小さい頃からずっと伝えてきましたが、①命 ②安全 ③健康 の優先順位だけはいつも忘れずにと、メッセージを送っておきました。

東京からの合宿免許は東北が多いそうで、このあたりは土地柄を感じます。

米沢だったと言うので、写真を送ってと頼んでおきました。

その写真が、なんともいい!

春の仙台行きも、私だけキャンセルになったので、こんな風景を見に旅へ出てみたいものです。

ちなみに、免許取得費用は半分だけ出してあげたはず。あやふやですが。

米沢城址には、伊達政宗生誕の碑があるよう。

すぐ近くには、江戸時代の名君として知られる上杉鷹山の像も。

この小さな街になぜ偉人が多いのでしょうか。

九州の小大名の家に生まれた鷹山は、上杉家に養子としてやってきました。

明治時代に内村鑑三が西欧に向けて英文で書いた「代表的日本人」では西郷隆盛など5人を取り上げています。

その中で、上杉鷹山は2番目に登場します。

米沢藩は、秀吉の時代には大藩でしたが、関ヶ原の戦いでは反徳川となり、当然冷遇を受けます。

17歳で9代目藩主となった鷹山は、困窮していた藩の財政を、産業の振興、人を得ること、賞罰をはっきりすることなどで立て直して行きます。

「民の幸福は、治者の幸福である」と語っている、まさに理想の日本人です。

中でも最も知られた言葉でしょう。

成せば成る なされば成らぬ 何事も

成らぬは人の なさぬなりけり

何度も読み返してしまう、禅問答のような含蓄のある言葉です。

しかし、現代語訳すると「やってないだけやん!」となるでしょうか。

動いていない車のハンドルをいくら操作しても景色は変わりません。まずは動いているか、自分の足元を確認する必要がありそうです。

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■■8月1日プールのある「ささき整形外科 デイケアセンター」オープン

10月27日『houzz』の特集記事
「滋賀の家」掲載

10月11日『homify』の特集記事
「白馬の山小屋<リノベーション>」掲載

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サツキを見ると思い出す‐1697‐

 遠出がないので、普段の生活は殆どが自転車で事足ります。

 このような状況でなければ、近所をウロウロする機会などそう無かったかもしれません。

 大自然は無理なので中自然をもとめて大和川へ。

 母校の校歌にもでてくるのですが、高度成長期には最も汚い川のひとつでした。

 大阪湾の水質が改善され、プランクトンが減ったのでイカナゴが不漁というニュースもありました。

 イカナゴは好きですが、自然が美しくなるならそのくらいは我慢できます。

 車が通らない道は、ランナーや通学中の学生が行き交います。

 穏やかな日常が少しずつ戻ってきていることを実感するのです。

 春先のツツジに続き、サツキも満開です。

 満開と言いましたが、咲き始めなのでツボミも見えます。

 満開になれば目が行きますが、いきなり花がさく訳でないのは、仕事も勉強も同じ。

 私は浪人している上に、仮面浪人までしていたので、車の免許を取ったは20歳の春です。

 合宿免許で取得したのですが、その合宿地が宮崎県の都城でした。

 近大の生協で申し込んだのですが、阪大、神大、関学、電気通信大など様々な大学から参加者がありました。

 合宿免許は、試験に落ちる追加費用が掛かったはずです。

 それもあって、授業や試験は皆真剣。私は全てストレートで合格したので(小さい自慢で……)、結構空き時間がありました。

 他大学の子とも連れだって、色々なところに遊びに行きました。同じような年頃の男女が集まるので、とても楽しいのです。

 時間が余っていたこともあり、「みんなで霧島にでも行こうよ」と声掛けしました。

 15人くらいだったか、電車とバスを乗り継ぎ、霧島に登りました。もう30年も前のことですが、とても楽しかったことを覚えています。

 大阪に戻って、生まれて初めてドライブに誘った女の子も、その中に居ました。

 私は近大の1回生で、彼女は阪大の4回生でした。

 付き合っている人が居るとのことで、ドライブは1度きりでしたが……

 キリシマツツジという種があるくらいですが、霧島でサツキが咲いていたのでしょうか。

 サツキを見ると、なぜかこの霧島行きをいつも思い出します。

 誰も聞きたくないと思いますが、20歳の楽しく、甘酸っぱい思い出でした。

 思い出を書いているということは、そろそろネタも本当に尽きてきました。

 来月から、本格的に野外活動を再開します!

A photograph is wonderful.

2017年7月 宮崎/高千穂峡

■■■4月8日『Sumikata』東急リバブル発行
巻頭インタビューが掲載されました

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【News】
■5月16日『homify』(英語)の特集記事に「下町のコンクリートCUBE」掲載
■5月10日『Houzz』の特集記事に「阿倍野の長屋」掲載
■2月13日 『Best of Houzz』「中庭のある無垢な珪藻土の家」が受賞
■2月3日『Houzz』の特集記事に「阿倍野の長屋」掲載
■12月3日 『Houzzユーザーが選んだ人気写真:キッチン編』「中庭のある無垢な珪藻土の家」が5位に選出
■9月30日発売『suumoリフォーム 実例&会社が見つかる本 関西版』「回遊できる家」掲載
■7月21日BS朝日『大改造!!劇的ビフォーアフター』「住之江の元長屋」再放送
「トレジャーキッズたかどの保育園」
地域情報サイトに掲載

■2017年11月27日ギャラクシーブックスから出版『建築家と家を建てる、という決断』守谷昌紀がamazon <民家・住宅論>で1位になりました

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