
昨日の日曜日は、自転車で梅田へ。
大阪城の西側にある大阪府警察本部の前を横切り、谷町筋へ向かってゆるやかに下ります。
庁舎は2008年の完成で、設計は黒川紀章。
黒川は2007年に亡くなっているので、完成を見ていないのです。

天神橋を渡り、大川の北側にでます。
天満橋のOMMビルが東に見えていますが、このビルがランドマークになっているのがよく分かります。

西にキタのビル群が近づいてきました。
このあたりが丁度真ん中です。

2号線沿い、大阪駅前第3ビルの南側までやってきました。
のんびり走って20分くらいだったでしょうか。

目的は釣り道具の補充でした。
平野からは、フィッシングエイト本店に通っていましが、上町からはここが一番近い系列店になります。

第3ビルの西隣は第2ビルです。
「seven dreamers Umeda Osaka」は、2019年の経営破綻で閉鎖されました。
その場所を訪れると、現在はクリニックが入っていました。

渾身の仕事だっただけに寂しいことですが、致し方ありません。
丁度、動画をUPしたところだったので、ここにも貼っておきます。

はす向かいにあった大阪マルビル跡も、関西万博会場行きのバスターミナルになっています。

昨年の2月に、梅田ダンジョン①<大阪駅前ビル編>を書いた時には解体中だったマルビル。
時代の趨勢は誰にも止められないことを実感するのです。

ですが、昭和の香り漂う第1ビルの地下2階で、昼食でも取ろうと店を探してみます。
第1ビルの地下2階だけ天井がかなり低く、通路が極めて狭いのには訳があります。
元々、地下2階は倉庫等に使う予定で、店舗用には設計されていないのです。

しかも、JR大阪駅からは地下1階で接続する予定だったのを、後で地下2階で接続するよう計画が変更されました。

大阪駅と繋がるディアモール大阪の勾配が、かなり急で長いのはそのせいです。
梅田界隈は地盤が弱く、広大な地下街を作るには強度の問題から、より深くする必要があると後で分かったからのようです。
それを証明するように、第1ビルの地下2階は、大阪駅に最も近い北側中央には空間がありません。
店舗にするなら、その場所こそが最も人が訪れるのは間違いないのに、です。

第2ビルの地下2階で、日曜日にも関わらず定食を750円や800円で出している店を見つけました。

「金明飯店」の麻婆麺ミニ炒飯セットは800円。
豪華とは言いませんが、金額を考えるとかなりお得で、十分美味しかったです。
3回シリーズで一旦終わった「梅田ダンジョン」シリーズ。
またネタがあれば、「続・梅田ダンジョン」シリーズでUPしてみたいと思います。

昨日は母の日。
妻に長男からこんなLINEが届きました。
20歳になった長男から、こんなプレゼントがある訳ですから、時代が変わっていくのは必然で、昭和は遠い昔になっていきます。
少し寂しさを感じたあなたは、 大阪駅前第1ビルと第2ビル の地下2階へどうぞ。
ほぼタイムマシンですから。
■■■2月12日(水)大阪市中央区上町1-24-6に移転しました
「上町のアトリエ付き住宅〈リノベーション〉」
電話、faxは変更ありません■■■
■9月17日(火)「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」開業■
■8月30日『homify』の特集記事に「阿倍野の長屋<リノベーション>」掲載■