今日もリモート打合せでしたが、コロナ下の社会で最も変わったことのひとつでしょう。
各アプリケーションによって画面共有の設定が違ったり、初めは音声が出なかったりと、出だしはバタバタしますが、便利と言えば便利なものです。

今年の8月から本格的に進めている、アトリエmのwebサイトリニューアル計画。
お願いしているドアズの社長、戸田さんはフリーマガジン『fd』の編集長までしている多才な人と書きました。
できれば打合せはリアルでお願いしますと、毎回神戸まで押しかけているのです。

そのドアズの1階には、シルバーアクセサリーのオリジナルブランド、DAgDARTの店舗があります。

今回がリアルの打合せは最後だったのですが、偶然1階が定休日。
最後になるかもしれないので、無理を言って中を見せて貰いました。

店舗の隣には工房があります。

元は自分でも製作していたそうで、少し実演してくれました。

さすがはアクセサリーブランドのオーナー社長。
私より10歳程先輩だったと思いますがとてもお洒落。

指輪はご自身のデザインとのこと。

格好よくディスプレイされています。
しかし、近年は若者があまりアクセサリーをしなくなり、厳しい時代ではあるようです。
その中で、人気の商品がこのゴルフのマーカー。

グリーン上でパットの順番待ちをするとき、ボールの位置を示すために置くあれです。
ゴルフ場へ行けば、樹脂のマーカーが山盛りで置かれていますが、やはり格好いい大人はディティールに拘りたい。
そんな心理をついているのでしょうか。

移動の途中、抜け道かなと丘陵地にある小路へ入っていくと、刈り込んだ芝生が見えてきました。

ゴルフ場の中を横切る道だったようです。

道のすぐ横に打ち下ろしのティーグランドが見えます。
この時期の熱された芝生が発する匂いを思い出していました。
ゴルフをやめたのは30歳すぎの頃ですが、中学生ぐらいからコースも回っていたので大好きなスポーツでした。
ただ、私は無類の負けず嫌いで、コースを回る時はかなり前から予定を立てて練習します。
それなりに自信もあったのですが、独立してからは思うようには練習できなくなります。
後からゴルフを始めた友人に負けたりすると、次の時は血豆ができるまで練習して行くようになりました。
楽しむとは程遠い状態で、「いったい何のためにやってるんだろう」とクラブも全て処分してしまったのです。
28歳から3年程、ひどい鬱に苦しんでいたのですが、その時に滅多に合わない近所の友人が、「会わせたい人がいるからゴルフに行こう」と連絡がありました。
そんな時は誰にも会いたくないものですが、半ば強引に誘われ、一緒にコースを回ったのが現在の妻です。
鬱の時は、とにかく自分に自信がないので、「何と優しい人」と思っていたはずです。今では真逆の人間性だと思いますが。
もう少し歳をとったら、ゴルフをすることがあるのかなと思ったこともありますが、多分ないと思います。三つ子の魂百までで、私の性格が変わることもないでしょうし。
ただ、ゴルフをしていなければ現在の人生ではなかった訳です。
私のゴルフにまつわるエトセトラでした。
■■■「コンクリート打放し H型プランの平屋」 ■■■
9月20日(祝・月) 11:00~15:00 オープンハウス開催
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
【News】
■■■ 『建築家・守谷昌紀TV』を開設しました ■■■
■1月27日 『Best of Houzz 2021』を「中庭のある無垢な珪藻土の家」が受賞
■12月28日発売『suumoリフォーム(関西版)』にインタビュー記事掲載
■10月23日『homify』の特集記事に「阿倍野の長屋」掲載