
早朝、上町を中心にジョギングにでる時、東西南北と色々な選択肢があります。
自然を感じたい時は、北の大阪城、大川あたりを目指すのですが、繁華街めぐりも結構楽しいのです。
南西のミナミは朝方でも酔客が結構残っています。
また、道頓堀周辺は香ばしい感じのお兄さんもまだ活動中で、ちょっと怖い時もあるのです。
その点、北西のキタはミナミより年齢層がやや高い感じでしょうか。

東からアプローチすると、新御堂筋を越えたあたりからが本格的な歓楽街。

子猫が、朝食を物色中。
人は「大衆タン塩 690」が気になりますが。

新御堂筋の少し東あたりで、パトカーが赤色灯を点滅させ、その前に軽自動車が止まっていました。
交通違反かなと横を通り過ぎると、警官の声がはっきりきこえました。
「〇時〇〇分、現行犯逮捕!」
びっくりして目をやると、中年の女性に手錠を掛けたのです。
横には同じような年齢の男性もいます。
『実録、警察24時』の世界です。
ニュースで手錠が写らなくなってどのくらい経つでしょうか。
手錠を写さなくなったのは、1980年代に話題になった「ロス疑惑」のようです。
被疑者が逮捕された際に手錠を掛けられた姿が報道されました。
それが人権侵害だとした訴訟を起こしたのです。
手錠は銀色だと思っていたら、実物は艶消しの黒でした。
突然起こった予想外のことで、ドキドキしてしまいました。

繁華街コースから戻ってくると、連行されていく最中で、軽自動車はその場に置かれたまま。
そもそも、現行犯逮捕されるというのは、どんな罪だったのか……
飲酒運転は現行犯逮捕?
だとしても、現行犯逮捕=手錠?
逃亡の恐れあり?
何とも言えない、クエスチョンマークだらけの朝でした。

そのまま帰路につくと、南森町あたりで変死体を発見……
勿論嘘ですが。
ちょっと声を掛けると、酔いつぶれているだけのようでした。
安全な国、日本なのか。無防備すぎる国、日本なのか。
どちらでもあるのでしょう。
手錠姿をほぼ見なくなって30年。
確かに手を拘束される姿は、完全なる犯罪者のものでした。
全く無縁の世界だとは思いますが。
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