駅が紡ぐメロディー

 昨年から、京阪沿線に現場が多くあります。

 天満橋駅から京橋駅に向かう時、一瞬見える大阪城。樟葉駅あたりから望む天王山。木津川と淀川の合流地点等など。

 たくさんの見所がありますが、新聞にこんな記事が出ていました。

 フュージョンバンド「カシオペア」のキーボーディストが、駅ごとに異なる発車メロディを製作し、昨年からそれを使用しているそうです。

 それらは、1つの曲になっているというのです。詳しくは→http://www.keihan.co.jp/news/data_h20/2008-09-18-02.pdf

 旅する順に発車音を繋ぐと曲になるとは、何ともロマンティックな話しです。

 実際に聞いた時、ああ確かに曲に聞こえる!ということはありませんが、その考え方が素敵です。

 この手の話は中々実現しにくい気がします。はたから見れば「いい」ことでも、内部では随分大きな変化だったと想像するのです。

 10月19日には中之島線が開通。私鉄の新規路線も久し振りな気がします。

 京阪電車のTOPは、アグレッシブな人と見ました。

 何より「おけいはん」のキャッチコピーは秀逸!

秋の蓼科

 先週末は、長野の蓼科へ行っていました。

 早朝に大阪を出て、昼前には到着。

 八ヶ岳を望むこの辺りは、気持良ちの良い道が続きます。

 小淵沢で昼食をとったあと、麓を走る「鉢巻道路」沿いの八ヶ岳美術館へ。

 建築家・村野藤吾、晩年の力作です。

 小さなドームが連続する、優しく楽しい外観と、有機的な平面計画がユニークです。

 やっと訪れることができました。

 館内の天井はレースで覆われ、照明を和らげています。

 館内はかなりひんやりしていました。1979年完成ということで、若干断熱性能が劣るかもしれません。

 しかし、それを補って余りある、こじんまりと素晴らしい空間でした。

 単純で豊潤。いつだって、そんな空間を創りたいと私も思うのです。

 その後、友人家族とホテルで合流。

 随分久し振りだったのですが、共に3歳児を抱える妻同士は、育児の話しが尽きません。

 当の本人達。何故かやたらと気が合うようで、ほとんど喧嘩なし。

 お母さんからは二重丸を貰いました。

 日曜日は近くの蓼科湖畔にある、彫刻の森公園を散策。http://greencab.co.jp/chokoku/index.htm

 この公園がなかなかに素晴らしく、山の中まで小道が入り込み、作品の展示があるのです。

 子供達は、実が落ちたばかりの栗拾いに夢中でした。

 前後しますが、食欲の秋で言うなら、初日に小淵沢の「コパン」で食べたハンバーグは絶品でした。http://kobuchisawa.com/taberu/coppin.html

 写真は私の食べたサーモン。これも美味しかったのですが、次は絶対ハンバーグを……

 それくらい美味しかったです。

天の気

 昨日から10月。一年でも最も過ごしやすい時期を迎えました。

 今週の前半はパッとしない天気でしたが、昨日、今日は雲ひとつ無い秋空。

 先日光の事を書きました。

 自転車のパーツがプリズムの役割を果たし、見事に色分けされていました。

 全波長が合わさると色が無くなるのですから不思議なものです。

 爽やかな話しから急に変わります。

 先週の日曜日、9月21日のこと。父と母は郷里の香川に帰っていました。

 母の弟も釣りが好きで、父と2人で瀬戸内海へ出ていました。

 凪だった海が急に荒れ始めたので、湾内に避難したそうです。すると湾内に物凄い突風が吹き始め、辺りは水しぶきで真っ白になったそうです。

 大阪に帰ってきた父は「船に叩きつけられて、肋骨にヒビが入ったかも」と言っていました。初めは「また大げさに」と思っていたのですが、近くにいた何艘かは転覆したと言うのです。あくる日のニュースで、竜巻だったと分かりました。転覆した船の83歳の男性は亡くなっていました。

 ニュースによると、船が海から陸に放り上げられたのです。叔父の船もキャビンの屋根をもぎ取られました。亡くなった方には何とも言葉がありませんが、ひとつ間違えば……

 まさに神様の気分次第。ぞっとしました。

 以下は西日本放送のニュースからの引用です

9/22 17:17

 きのう香川県内で局地的に発生した大雨と強風で1人が死亡、2人がケガをするなど被害が相次ぎました。

 気象庁ではこれらの被害は竜巻が引き起こした可能性もあるとみて、香川県では初めてとなる現地調査を始めました。

 きのう香川県内では、高松市で午前11時からの1時間に43ミリの大雨を観測、道路が冠水したほか、高松市と丸亀市で住宅など35棟が浸水するなどしました。

 また三豊市詫間町の沖合いでは、突風の影響でプレジャーボートなど6隻が相次いで転覆、三豊市の83歳の男性が海に投げ出され死亡したほか、丸亀市内では重さ1トンのプレジャーボート
が突風に煽られ国道に飛ばされました。

 さらに隣町の多度津町でも住宅66棟で屋根などが壊れ、2人が軽いけがをしました。

 高松地方気象台によりますと、昨日の午前11時頃、香川県上空には寒気が流れこんで大気が非常に不安定となり、ところによって1時間に60ミリを超える激しい雨や突風が吹いたことが被害の原因であるということです。

 そして今朝、多度津町では気象庁の防災気象官が現地調査を進めていました。

 これは2年前、北海道で局地的に発生した竜巻で、9人が死亡、31人がケガをしたことをうけ、突風などが起きた場合に現地調査を行うことを気象庁が決めていたもので香川県内では初めての調査です。

 気象庁では今後丸亀市内でも調査を行う予定で、調査結果を分析して被害の原因をより詳しく解明していきたいとしています。

焼き飯

 昨日は妻の友人宅へ、ベビーベッドを返しに行っていました。

 他にも服、おもちゃなど、数え切れない程、頂いたり、借りたりしています。せめてものお礼に、お昼ご飯を作って来ました。

 レパートリーは限られています。今回は焼きそば、イカ焼き、焼き飯に。料理というよりは、キャンプの昼食という感じですが、焼き飯は評判がいいのです。

 心もちしっかり味付けをするのと、パラパラのご飯をを喜んでくれます。

 冷やご飯を使うとか、ご飯を洗うとかでなく、極めて簡単なこコツがあります。卵とご飯を先に混ぜ合わせるだけ。卵かけご飯を炒めるイメージです。

 卵でコーティングされた米粒は、熱を加えると卵が固まりだし、それぞれの粒が離れ、パラッと仕上がるのです。

 今回は通常版と鮭レタスバージョンを作りました。

 子供が食べない時は。納豆キムチも結構いけます。

 騙されたと思って、一度試して下さい。

京都市青少年科学センター

 今週の火曜日は秋分の日で祝日。良い天気になりました。

 午前中は完成した住宅の引渡しに京都へ。昼過ぎに、妻の実家へ行っていてた長男と、合流して、京都市青少年科学センターへ。

 京阪の藤森という駅から徒歩5分の所にあります。入館料は500円。

 ここの目玉は、1/5スケールですが動くティラノサウルス。男の子は何故か恐竜が好きです。

 動いた上に「こんにちは~」とフレンドリーに話しかけてきます。動物園も同じ構造ですが、本当は怖い生き物だと伝えてよいのか、難しいところです。

 化石も充実しています。

 変わったところでは、恐竜のフンの化石なんていうのもありました。

 3:40pmから最終回のプラネタリウムの上映があります。

 45分で500円。この時間を子供が我慢出来るのか、難しいところですが入ってみました。

 前日は京都の現場に夜10時頃までいたので、家に着いたのが12時過ぎ。寝たのが遅かったので、上映中はすっかり夢の中へ。

 またナレーションの研究員の語り口が、優しく心地よいのです。

 照明が点いて目が覚めました。子供はどうやら、座って見れたようです。

 帰りは京阪の天満橋で乗り換えます。中之島も宵の口を迎えていました。

「切妻と中庭の家」 竣工写真

 連休のなかび。飛び石連休が減った今では貴重な存在です。

 今日は「切妻と中庭の家」の竣工写真の撮影に行っていました。その内容については現場日記に書くとして、いつもながら緊張の一日でした。

 引渡しの日程が、明日の23日(火)。手直しも含めて工事の完了が20日(土)。22日(月)の今日は家具が届き始めます。

 日、月と二日しか、撮影が可能な日が無い中、晴れ予報は今日だけだったのです。

 撮影は朝から夜7:00pm頃まで行いました。

 家具が揃ってもう一度撮る予定ですが、ひとまず一区切りです。

謝る

 9月1日には、突然の首相辞任会見がありました。随分経ったようですが、まだ今月のことです。

 受け取り方は色々あると思いますが、どうしても引っ掛かっている点を書いてみます。辞任会見については、首相官邸の公式webサイトから。

 皆が気になるのは、やはりこの部分でしょうか。

(記者の質問)
 一般に、総理の会見が国民には他人事のように聞こえるというふうな話がよく聞かれておりました。今日の退陣会見を聞いても、やはり率直にそのように印象を持つのです。

以下省略

(総理)
 他人事のようにというふうにあなたはおっしゃったけれども、私は自分自身を客観的に見ることはできるんです。あなたと違うんです。そういうことも併せ考えていただきたいと思います。

 野球と政治と宗教の話しはトラブルのもと、というのが日本の文化です。しかしそんなレベルの話しではありません。

 総理大臣には任期があるはずです。人気が無くなったから途中で辞める、なんていうのはシャレにもなりません。小学校の生徒会長でも、人気が落ちたから辞めるた、なんて聞いた事がありません。

 国のTOPが2人続けて、自ら望んだ役職を放棄するのですから、まず謝るのが筋だと思います。それが成果のアピール、嘆き節、どころか今辞めることが、国民にとって利益となるのだから……

 電車の7人掛けの椅子に3人で座る高校生。禁煙の室内でタバコを吸うお父さん。道に空き缶を投げ捨てる中学生。私の言い方もあると思いますが、注意すると逆ギレする人はあっても、謝った人に会ったことは有りません。

 悪い事をしたら謝る。その時には、個性もプライドも関係ありません。ましてや逆ギレなんて状態が認められているような風潮が何より問題です。

 そこに必要なのは、道徳観とかルールではありません。美意識です。基準を自分以外に設けると、見つからなければ何をやっても良い事になります。他人ではなく、自分が自分を許せるのか。そこが問題なのです。

  国のトップの有り様として、自らに全く非はないし、今の自分を自分が許せるのなら仕方がありません。が、逆ギレに聞こえる開き直りは絶対駄目だと思うのです。

秋の海 あの頃僕たちは

 今朝の大阪は曇り空。出掛けるなら屋内が良さそうです。

 昨日は福井の海に行っていました。

 妻は風邪でダウン。弟家族も仕事が入ってキャンセル。

 それでも翌日は休みの願ってもないスケジュール。

 私、長男、父の3人でいざ、紺碧の海へ。

 朝方は凪いでいたので、まずはキス釣りへ。小さいながらもポツポツと上がって来ました。

 続いて、アオリイカを狙って沖のエリアに移動したころ、北風が吹き始めました。

 風が強くなって来たので、一旦港へ。

 家のキッチンではちょっと面倒な下ごしらえも、外でやれば楽しいものです。

 この港で、いつも会う真っ黒なおっちゃんは、正真正銘海男です。

 元は父の友人で、2人の付き合いは40年になります。

 久し振りに会ったので、昔話に花が咲いていました。

 若かった頃に無茶をした話し、海とスキーの話し、そして先に逝った友人の話し。

 60歳を超え、昔話をするのはどんな気分なのでしょう。

 帰りの渋滞対策に、お酒はやめて貰うよう頼んでおきました。が、飲ませてあげることにしました。

 一日早い敬老の日。父ですが。

『池を望む家』現場日記スタート

 先週末、上棟式がありました。

 式の場合でもと、準備をしていましたが、クライアントの希望で「めったに会う機会のない、現場の人達とゆっくり食事を」ということになりました。

 ご馳走を用意して頂き、食事会が始まりました。
 建築には20種前後の職種が必要です。今回は、大工、鉄骨、電気、水道、左官そして工務店と私達が出席させて頂きました。

 どんな方がクライアントで、どんな家族が暮らすのか。現場の方が、実際に会うのはとても良い事です。

 ようやく暑さも一段落し、建ち上がったばかりの家には爽快な風が吹き抜けます。

 大阪府の南部には、灌漑用のため池が多くあります。この敷地はそのほとりの高台にあるのです。

 クライアントに初めてお会いしたのは、1年半ほど前。その時は①ガケの敷地、②住宅地の平坦な敷地、そして③池を望む敷地が候補になっていました。

 そして2回目の来所時には、この敷地に決まっていたのです。

 私も初めてここに訪れた時は、興奮しました。プゼンテーション前でしたが、この眺めの敷地に設計出来る事は、この上ない幸せと感じたのです。
 
 これまでは、現場の過程はあまり書いてきませんでした。発表する時に、先入観なしで見て貰いたいという気持ちもありました。しかし建築の過程は非常にダイナミックなものです。何もない所に。新たな建築が生まれる時、確かに風景が変わります。

 そこも含めて作品と考えを改めました。日記とは別に、現場日記も始めたいと思います。

 一級建築士事務所アトリエmの現場日記 

 ここまでの工程も同時にUPします。こちらもまたのぞいてみて下さい。こちらはスタッフにも書いて貰うつもりです。

barbecue バーベキュー

 気分転換に、日記のデザインを変えてみました。今回で変更3回目ですが、いつまで続くか。

 昨日は、高槻市の北部、摂津峡に行っていました。

 大学時代の先輩が、この近くでデイサービスセンターを運営しています。

 川遊びをしながらの、バーベキューを開催してくれました。

 前からバーベキューって何なんだろうと思っていました。以下のサイトによると「直火であぶり焼きしながら食べる料理」となります。

 ベーベキューソースという言葉のイメージで、こってりした味付けの屋外用料理と勘違いしていました。

 直火焼き料理なら大好きです。よってサンマもバーベキュー。

 食べる場所で、味は随分変わるものです。勿論ビールの味も。

 子供も合わせて総勢20名ほど。私の担当は炭の火起しと、子供と水遊び。

 ウグイ、サワガニ、ドンコなどを追い掛け回していました。

 少し下流にいたグループがスイカを持ってきてくれました。スイカ割りでもしていたのでしょうか。

 まだまだこの世も捨てたものではありません。有り難いことです。

 特に子供達は急に現れたデザートに盛り上がっていました。

 夕方になって、少し風も出た来ました。下の子を預けていたこともあり、私たちは一足先に失礼しました。
 
 日中はかなり暑かったのが、日が隠れると一気に涼しくなります。

 酷暑、集中豪雨、台風なし。ちょっと変わった今年の夏も、いよいよ終わりの気配……

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