先週金曜日の文化の日から日曜まで、池原ダムへ行っていました。
前半2日はほぼ快晴。
飛行機雲がすぐに消えていきます。
土曜日は、現地で打合せだったので、釣り3、仕事1くらいのワーケーションでした。
世は三連休で、湖上は結構な数のボートで賑わっています。
いつもお世話になっているトボトスロープにも、東京ナンバー2台に香川ナンバーの車もありました。
常連組としては、バスフィッシングの聖地、池原ダムまでようこそという気持ちです。
ただ、池原ダムは秋が一番厳しい。何とか良い魚が捕れると良いのですが。
そう言う私も、かなり苦労してこのサイズが最大。
大物を見つけていたのでチャンスはあったのですが……
紅葉の初期で、景色は最高です。
魚は釣れませんが、動物たちは活発。
猿は10匹くらいの群れで騒がしく通過していきました。
ニホンカモシカも見かけました。
地元の人に聞くと、親子連れは珍しいそうです。
ニホンカモシカは、動きがのっそりしていますがこの日はきびきびと移動していました。
更に楽しかったことがもうひとつ。
バスブロの三原直之さんが、自身のオンラインサロンの会員さんと池原ダムで釣りをするという企画で来られていたのです。
三原さんはトップトーナメンターで、2019年の4月に池原ダムのすぐ南にある七色ダムでの試合で優勝しています。
その際も、キモとなる釣り方をすぐに全て公開されたのです。
その試合の1週間後だったかに、私は全く同じポイントで、全く同じ釣り方で、50cm以上ある魚を釣ることができました。
感激して、「トップってやっぱり凄い」という記事にしたのです。
その三原プロですが、先日トーナメンター引退を発表されました。
理由としては、バスプロとして生きていくために、次なるステージへ進むということでした。
「トーナメンターとしてお疲れさまでした会」が、トボトスロープで開催されるとのことで、私もトボトの常連組として誘って貰ったのです。
熊野の名店、「なんき」で買ってきたというお肉を炭火で焼くのでもう最高。
皆ビールも進みます。
三原さんには色々な事を質問したのですが、どんなことでも気持ちよく答えてくれました。
飄々とした風貌からは想像がつかないくらい、サービス精神も旺盛。
少しお目々が小さめなのを(失礼!)逆手にとって、このポーズ。
元々ファンでしたが、更に応援したくなりました。
どんな仕事でもトップの人には、以下のような質問をしています。
「釣りが上手い人は沢山居るとおもいますが、その中でなぜそので自分がそこまで上り詰めれたと思いますか?」
「ん~、ぶっとんじゃってるからじゃないですかねえ」と笑っておられましたが。
ただ学生時代のエピソードは面白かったです。
三原さんは鳥取の境港出身で、ブラックバスが釣れる野池と小さなダムがひとつずつありました。
そこへ釣りに行くときは、「プラグの日」と「ワームの日」を交互にすると決めていたそうです。
プラグというのは、例えば魚の形をした硬いルアーで、ワームというのは柔らかい素材でできたルアーを指します。
一般的にワームの方が釣れやすいので、ついついそちらに頼ってしまうものです。
ある「プラグの日」、曇りか雨でいかにも釣れそうな雰囲気だったので、「今から釣りにいくから帰るわ」と言うと、卒業に必要な出席日数が足りなくなるので、先生や友達に強く止められたそうです。
そのくらい釣りが好きだということと、スキルアップのために、自分で決めたルールをしっかり守っていたことが分かりました。
2019年の記事でも、どんな世界でもトップまで上り詰めるのは何でも公開する人と書きました。
この日は、64cmのデカバスをゲストの人に釣らせたのですが、その展開も包み隠さず全て教えてくれました。自分で釣るのではなく、人に釣らせるのは何十倍も難しいのです。
三原さんは現在32歳。次のステージへ行くのにはとても良い年齢だと思います。
40歳になっても、50歳になってもバスプロでおられることを心から応援していますので。
■■■8月1日プールのある「ささき整形外科 デイケアセンター」オープン
■■4月6日 『かんさい情報ネットten.』 浅越ゴエさんのコーナー に出演
■10月11日『homify』の特集記事に
「白馬の山小屋<リノベーション>」掲載
■ 『ESSE-online』にコラム連載