勝者の言葉を聞きたい理由‐1880‐


今朝は快晴でしたが、本当に寒い朝でした。

常緑樹は風にそよぐ姿こそ楽しめませんが、鮮やかな緑は目にありがたいもの。

落葉樹は葉が残っていても、緑とはいきません。

アボカド、アボガト、アボガド。

スペルは avocado で、正確にはアボカドのようです。

スーパーでこんな陳列されたら、つい手がでてしまいます。

赤と緑は補色の関係ですが、それを踏まえてのレイアウトでしょうか。

夕食に、薄切りのバケットとアボカドがあれば、それだけで幸せなのです。

先日は娘の誕生日で、イチゴのケーキでお祝いしました。

この春からは中学3年生です。

ついこの間、保育園でリレーを走っていたと思ったら、本当にあっという間です。

美味しそうな色、そして実際に温かなロウソクの炎と、この小さな空間には全てが詰まっているのかもしれません。

この間オープンデスクに参加した学生は、「ちょっとイメージと違う」と初日で辞めていきました。

そのことでも書こうかなと思っていたのですが、女子スケート1000mで高木美帆さん金メダル獲得のニュースが飛び込んできました。

そんなネガティブな話題に触れている場合ではありません。

中短距離から団体追い抜きまで5種目に出場。金メダル1つに、銀メダル3つ。北京オリンピックは彼女のものだったと言ってもよさそうです。

年始に引退した体操の内村航平選手もそうでしたが、専門化、分業化が進む世の中でオールラウンダーとしての活躍には、感じ入るものがあります。

引退の理由は「世界一の練習が積めなくなった」でした。その言葉が、全てを物語っています。

生まれた時から世界記録保持者が居れば別ですが、人の立ち位置は基本弱者です。その弱者が成長するためには、自分で成功のイメージを作っていくしかありません。

成功した人の話しを見聞きする。あるいは、数少ない成功体験を記憶から引っ張り出してきて、その時の状況、雰囲気、時間軸などを思い出して、それに寄せていく。

それがイメージをつくるということだと思います。

勝者の言葉を聞きたいのも、それが理由なのかもしれません。

今週末から企画提案が続きます。「世界一の練習」=「世界一の準備」と置き換えることができます。

世界一はちょっとおこがましいので、大阪一の準備をしてのぞみたいと思います。

終わった後は、アボカドとワインでお祝いするところまでイメージを作っておきます。

■■■ 『ESSEonline』にコラム連載開始■■■
12月6日「キッチン・パントリー」
1月4日「土間収納」
2月1日「アウトドアリビング」
2月14日「屋根裏部屋」

■■ 8月17日『建築家・守谷昌紀TV』を開設しました ■■

■1月6日『Best of Houzz 2022』「中庭のある無垢な珪藻土の家」が受賞■

■1月8日『homify』の特集記事に「光庭の家」掲載
■1月7日『homify』の特集記事に「白馬の山小屋」掲載
■10月23日『homify』の特集記事に「阿倍野の長屋」掲載

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