新年あけましておめでとうございます。

年賀状は12月12日に撮りに行った生駒の宝山寺です。
ここのところ年末ギリギリにあわてていますが、今年はもう少し旅行に行けるでしょうか。

今日は早朝から、北野天満宮へ初詣でに行ってきました。

「げんをかついで」は「験を担いで」となります。
これまでに良いことが起った行動をなぞることですが、受験シーズンの初詣ではまさに験を担いでいます。
1月3日の朝一番にご祈祷して貰った長男、長女は中学受験で第一希望に合格してくれました。
どのくらいご利益があったかと言うと、長男は合格点同点での合格だったのです。

北野天満宮は言わずと知れた学問の神様、菅原道真公が祀られています。
多くの牛の像があるのは、様々な牛との逸話から「神の使い」とされているからです。

本殿でご祈祷してもらった後は、絵馬を奉納します。

北野天満宮は平安京から見て乾(北西)に位置します。
天のエネルギーが働く位置とされ、乾天神とも呼ばれるそう。

この場所ほど、知のエネルギーが満ちている場所はないということです。

しかしそのハードルも無事クリア。

帰る頃には日も差してきて、人出もにぎやかになってきました。

梅の花が咲く頃、良い報告ができれば良いなと思いながら、大阪に戻ったのです。
年末のことですが、同窓会の世話役会を少人数で開催しました。例年なら、オリンピックイヤーの12月30日に開催していましたが、すでに2年の延期を決定しています。
その対策を考える集まりだったのですが、参加者の学歴は、京大、阪大、阪大、阪大、市大、神戸大⇒ハーバードで教えていたというメンバー。
学歴だけが人生を決める訳ではないと、全力で働いてきたつもりですが、勿論良いにこしたことはありません。流石に優秀な母校だったのだと改めて感じたのです。
長男もいよいよ大学受験です。やはり社会人一歩手前の大学は、人生になにかしらの影響を与えるのは間違いありません。
北野天満宮のWebサイトにこうありました。
道真公の精神は「和魂漢才」の四文字に集約されるように、自国の歴史と文化にしっかりとした誇りを持ち、他国の文化も受けいれる寛容さが特徴です。
時代は変わります。しかし、大切なことの本質が、簡単に変わることはない気がします。特に1000年以上前の時代に「他国の文化を受け入れる寛容さ」というところに目が奪われるのです。
また、「験を担ぐ」ということは、良い行いを繰り返すということでもあります。
高倉健さんはこう語っていました。
俳優という仕事には、生き方がやっぱりでているよね。テクニックではないんでしょうね。
柔軟体操なら、いいトレーナーにつけば体を壊さずに柔らかくなる。いい本を読めば知識はつく。
しかし、最もでるのは普段の生き方。偉そうなことを言うようですけど。
2022年のテーマは「善に見る」です。
善きことを思い、善き日常を実現したいと思います。
本年もよろしくお願いいたします。

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