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ありがとう、クールでスイタイリッシュなガラケー‐2285‐

難波あたりまで35分くらいなので、時々歩いて出掛けます。

昨年の夏に営業を終了した「ユニバース」。

またひとつ大阪の昭和が消えて行きます。

難波駅方向の西へ歩くと、「なんば千日前通」のアーケードが見えてきました。

このあたりも、キタにはないディープな雰囲気があります。

すこし先の、昔からある居酒屋「たよし」を左に曲がると、なんばグランド花月の筋に出ました。

たこ焼きを求める長蛇の列ですが、このあたりはいつもごった返しています。

笑いの殿堂「なんばグランド花月」。

年始特別興行は、すでに立ち見のみとアナウンスされていました。

「よしもと≒大阪」のイメージはいまだに根強いものがあるでしょう。

いくつも劇場を持つ吉本興業ですが、関西若手芸人の才能発信を目的としているのが「森ノ宮よしもと漫才劇場」です。

大阪城公園のクールジャパンパーク大阪にあり、こちらも歩いて20分くらい。

幟を見ると、昨年末にM-1グランプリで優勝した「たくろう」がいました。

リングアナのネタ、ビバリーヒルズに住む練習をするネタ。

どちらもスタイルと切り口が斬新で、かつ品もあり、思いきり笑わせて貰いました。

ナイツの茶目っ気、ミルクボーイの安定感、なだぎ武のくだらなさを併せ持つ、期待の新星といったところでしょうか。

毎年、1組はスターが出てくるのですが、長らく笑わせてくれそうな本格派で、これからが楽しみです。

通話前に「FOMA」と「iモード」のサービスが、今年の3月末で終了するというアナウンスが流れだしたが、昨年の9月頃だったと思います。

個人用はiPhoneを使っていますが、会社用携帯としては「ドコモ ケータイ SH-07F」を使っていました。

SHとある通りシャープの機種で、2014年の発売となっています。

すでに所々の液晶画面は表示できなくなっています。

今でこそ極小画面ですが、液晶テレビ・アクオス全盛の時代で、確か「画面が大きくなった」というのが売りだったと思います。

この機種を10年以上、前の機種もSHだったはずなので、合わせて20年くらい、このガラケーを使ってきました。

充電器は2台くらい買い足したと思いますが、iPhoneに比べるとバッテリーの持ちが雲泥の差。

「何!そのガラケー!!」と言われながらも、しつこく使ってきたのです。

当時はもちろんガラケーなどと言う言葉はありませんでしたが。

この2つ折りでコンパクトになるのが最高に便利でした。

かつ、ちょっと格好いいと思っていたのです……

携帯電話が一般的に普及したのは1990年前後。私が持ち始めたのは社会人1年生の1994年だったと思います。

「iモード」のサービス開始が1999年で、インターネット時代の幕が開き、当社がWebサイトを作ったのは2001年。世の中が劇的に変わっていった時期でした。

2001年の第1回M-1の王者は中川家。

島田伸介と松本人志がいない審査員席の一番右に、中川家礼二が座っているのを見ると、隔世の感があります。

モノも人も移ろうのが常ですが、1994年から一緒に戦ってくれたガラケー。

ついに最期の時がやってきました。

正面はアルミパネルで、じっくり見るとなかなかクールでスイタイリッシュなデザインです。

所々へこんでいるのも愛おしい戦友に、「ありがとう」と「さよなら」を贈りたいと思います。

■■■10月1日(水)『建築人 10月号』「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」
が掲載されました■■■

■9月28日(日)地域のために、リハビリ棟を増築「ささき整形外科クリニック」内覧会開催

■2月12日(水)大阪市中央区上町1-24-6に移転しました
「上町のアトリエ付き住宅〈リノベーション〉」
電話、faxは変更ありません■

株式会社 一級建築士事務所 アトリエ m
建築家・守谷昌紀TV

ブランドの盛衰とリアル無印‐1609‐

 今日から8月です。

 全国的にも暑い日が続きます。

 入道雲を見ると、やはり海へ行きたくなるのです。

 旧暦で言えば、落ち葉が舞い落ちるから葉月。

 旧暦と新暦ではズレがあるので、新暦なら葉が青々として葉月でしょうか。

 心斎橋筋商店街は、大阪で最も人の密度が高い場所のひとつです。

 娘の服を探すのに、心斎橋から難波まで歩きました。

 心斎橋側の入口横にはユニクロの旗艦店があります。

 2010年の完成で、設計は藤本壮介。同年代の建築家で、やはり刺激になります。

 ファーストリテイリング社の柳井さんへプレゼンテーションした際、即決だったとありました。

 新聞に流通業界の売り上げランキングが載っていましたが、イオン、セブンアンドアイに次いでユニクロ要するファーストリテイリング社は3位。

 三越伊勢丹を抑えてで、このブランドがどれだけ日本に浸透しているかが分かります。

 ここは小売の甲子園とも言える場所なので、勢いのあるブランドを感じることもできます。

 学生時代は沢山あったDCブランド等は、撤退しているところもありました。

 ドンキホーテの観覧車もすでに道頓堀名物。

 50年以上この場所を死守しているグリコにも、反対の凄みを感じるのです。

 この鞄屋さんも全く変わらずでした。

 高島屋前まで1.5kmくらいでしょうか。

 高島屋前で90度東に向きを変え、なんば南海通りに入ります。

 少し進めばなんばグランド花月。

 新喜劇座長の酒井藍とすっちーが居ました。

 いずれも着ぐるみですが。

 角の「たよし」も40年以上前からあると思います。

 時期が時期だけに、あちこちでカメラが回っていました。

 笑福亭仁鶴、中田カウス・ボタンから、大木こだま・ひびき、そして矢野・兵頭、テンダラーまで。
 
 吉本新喜劇ともに、揺れに揺れる、吉本ブランドを長年支え続けてきた強者たちの金看板が並びます。

 ブランドの語源は、自分の家畜を見間違わないよう押した焼き印、「Burned」からきていると言われます。

 そこから派生して、銘柄を表す「brand」となりました。元の意味にブランド=高品質は含まれていません。

 しかし、「ブランド=過去への信頼」と言う事はできそうです。

 当社にも、軽い感じで「ブランディングしますよ」のような電話が掛かってきます。

 私の知らないこともあるでしょうが、食べ物ならいくらブランディングしても、美味しくなければ見放されてしまいます。

 面白くない芸人など論外。戦略の前に質があるのは間違いないでしょう。

 若いということは、反発することに等しく、世間という実態の分からない巨人と戦ってきたという感はあります。

 面白いことに、建築という極めて高価なものだからこそ、実績の無い私にもチャンスがあったような気がします。

 比率で言えば少数派でしょうが、これは実感としてあるのです。

 それを20年以上続けてきた今、自社がブランドを目指しているのか、あくまで少数派でよいと思っているのかは微妙です。

 建築には「定礎」という物があります。大きなビルなどの基礎部分に「○○年○月竣工 設計○○ 施工○○」などの記載がある石板がそれです。

 それらが美しさを損なうなら、不要だと私は考えてきました。

 となれば、やはりブランドは目指していないのでしょう。

 ただ、あの建築の設計者は誰なんだとなったとき、見つけて貰えるくらいの発信力は必要です。

 言うなれば無印良品のタグを外した、本物の無印良品を目指すことになるのです。

 そのハードルが高いことは承知していますが、そんな気持ちが心の底のほうにあるから、モチベーションが落ちることがないのだと思います。

 暑い夏。更に情熱を込めて。

 暑苦しいのは承知の上なので、ご容赦下さいませ。

■■■『大改造!!劇的ビフォーアフター』7月21日(日)BS朝日で「住之江の元長屋」再放送
■■■『デンタルクリニックデザイン事典vol.1』4月1日発売に「さかたファミリー歯科クリニック」掲載

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【News】
『建築家と家を建てる、という決断』守谷昌紀
ギャラクシーブックスから2017年11月27日出版
amazon <民家・住宅論>で1位になりました
■『homify』5月7日「碧の家」掲載
『houzz』4月15日の特集記事
「中庭のある無垢な珪藻土の家」が紹介されました
「トレジャーキッズたかどの保育園」
地域情報サイトに掲載されました
大阪ガス『住まう』11月22日発行に「中庭のある無垢な珪藻土の家」掲載
『住まいの設計05・06月号』3月20日発売「回遊できる家」掲載
『homify』6月29日「回遊できる家」掲載

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