日曜日は、雨予報から曇りへと、転々と天気予報が変わりました。
昼頃は何とか雲が切れそうだと分かり、その時刻を狙って奈良までやってきました。
登美ヶ丘にある、松伯(しょうはく)美術館です。
向かいには近鉄グループ中興の祖と言われる、佐伯勇の旧邸が建っています。
いずれも、巨匠・村野藤吾の設計です。
もう12月中旬ですが、年賀状用の家族写真が撮れておらず……
慌ててやってきたのです。
松伯美術館の外壁は、村野らしいレンガの使い方ですが、エントランスがなぜか宇宙的。
ちょっと奇抜すぎる感じがします。
空間構成はコンパクトにまとめられています。
ポストカード置きがかなり勿体ないですが、中庭を中心として、立体的に展示室が配置されたプランでした。
中庭は広すぎず、明るすぎず。
そこに面して、ミュージアムショップがあります。
天井は全面ガラスですが、建物に囲まれているので、直射日光が抑え込まれていました。
夏も見てみたいところですが、名人芸と言って良いと思います。
中庭にも出られ、池の中には金魚も泳いでいます。
できればゆっくり見てみたい建物でした。
子ども達もスケジュールが詰まっており、急いで家族写真を撮って美術館を後にしたのです。
今度は急いでレストラン探し。
幹線道路沿いにイタリアンを見つけました。
チェーン店のようですが、駐車場が広いのが有り難いところです。
娘は窯焼きのピザ、長男はパスタランチを食べて、それぞれを駅に送ったのが13時半頃。
帰りの車で、子供と車で出掛けたのはいつ以来だろうと妻と話していました。
長男が大学受験なので仕方ないのですが、関東の大学へ行ったら、4人揃った年賀状は最後になるかもしれません。
何とかしつこく撮ってきたのですが。
今年のボツカットです。
顔に枝の影がかかっていることを、私が分かっていませんでした。
裏面の兄妹カットは、いつも2人でポーズを考えてくれます。
ちょっと長男が怖いということでこちらもボツ。
それでも仲が良いのは何よりです。
子どもが生まれて18年。兄妹となって15年。本当に一瞬のことのようです。
楽しみにしてくれている人がいるかは分かりませんが、何とか4人の年賀状をお届けできそうです。
■■5月13日『住まいの設計6月号』に「おいでよ House」掲載
■6月16日 『ESSE-online』に「おいでよ House」掲載
■ 『ESSE-online』にコラム連載
10月11日「テレワーク時代の間取り」
9月18日「冷蔵庫の位置」
6月18日「シンボルツリー」
6月5日「擁壁のある土地」
4月11日「リビング学習」
2月27日「照明計画」
2月14日「屋根裏部屋」
2月1日「アウトドアリビング」
1月4日「土間収納」
12月6日「キッチン・パントリー」
■11月28日『homify』の特集記事に「回遊できる家<リノベーション>」掲載
■11月17日『homify』の特集記事に「下町のコンクリートCUBE」掲載
■6月11日『homify』の特集記事に「R Grey」掲載
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