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祭りだ、メガスターだ、ダブルMVPだ‐2025‐

毎年7月11日から14日までの4日間は、平野区にある杭全神社の夏祭りです。

朝なので屋台は閉まっていますが、夜は凄い人出になります。

門に、13日午後7時だんじり宮入とあります。

9町が所有する9台のだんじりが、杭全神社に宮入する場面がクライマックス。

まだ1回しか見たことがないのですが、もう始まっている頃です。

神社の前にある道標には、「熊野権現 祇園宮」とあります。

街中に歴史の痕跡が沢山残っており、街への愛着もひとしおなのです。

昨日の昼頃、会社のすぐ近くを流組のだんじりが通りました。

梅雨時ですが、雨が降らずで良かったです。

皆、真っ赤に日焼けして暑そうですが、楽しそう。

やはり祭りはいいものです。

同じ日、メジャーリーグのオールスター戦がありました。

2刀流で歴史的活躍を続ける大谷翔平選手は、アメリカンリーグ最高得票数で選ばれました。

残念ながらヒットはありませんでしたが、メジャーリーグのスーパースターが、こぞって記念写真を撮りに来る選手となっています。

ア・リーグを指揮するダスティ・ベイカー監督は「メガスター」と呼んでいましたが、Aのヘルメットとカラーリングもあいまって、もうキャプテン・アメリカにしか見えません。


来年の夏祭りは、2刀流+ホームランで、レギュラーシーズンとあわせて、ダブルでMVP受賞を見せてくれるかもしれません。

本当に凄い選手が現れたものです。

『建築家・守谷昌紀TV』 ■

■■■4月6日 『かんさい情報ネットten.』 浅越ゴエさんのコーナー に出演

■ 『ESSE-online』にコラム連載

10月11日「テレワーク時代の間取り」
9月18日「冷蔵庫の位置」

■11月28日『homify』の特集記事に「回遊できる家<リノベーション>」掲載
■11月17日『homify』の特集記事に「下町のコンクリートCUBE」掲載

メディア掲載情報

楽しむ境地の深さには及ばない‐1815‐

先週まで、アトリエにはテレビがありませんでした。

ですが、大谷翔平選手がMLB(メジャーリーグベースボール)のオールスター戦に二刀流で出場すると決まりました。

さらに地上波で中継されるという報道も。

何とかリアルタイムで観てみたい!


打合せ時、お子さんに観て貰うためのDVDプレーヤーでテレビが見れることが分かり、急いでケーブルを買ってきた次第です。


丸1日経過した今日も、まだまだ語りつくせないとばかりに報道は続いています。

それ程までの歴史的「事件」だったのです。

オリンピック、サッカーのワールドカップなどのビッグイベントを、何度か録画して観たことがありますが、ライブの高揚感には遠く及びません。

大谷選手の活躍はまだまだ続くと思いますが、元野球少年として、この瞬間だけはどうしても立ち会いたいと思ったのです。

まずは、一昨日13日(火)に開催されたホームラン競争。

両リーグ通じての最多、33本を打っているので第1シード。しんがりで登場しました。

残念ながら1回戦で負けてしまいましたが、延長、延長で球場を最も沸かせていました。

そして、昨日14日(水)のオールスター戦では、まずは先攻の1番DHとして登場。

打者としては2打数0安打でしたが、投手として投球がすごかった。

1番打者として、ナショナル・リーグで最も本塁打を打っているタティスJr.が登場。

この時点での本塁打王同士が対決するというのですから、漫画でもそんな設定は見たことがありません。

1番、2番と、危なげなく打ちとりました。

3番打者は本塁打王3回をほこるアレナド。昨年まで地元コロラド・ロッキーズのスーパースターだったそうで、登場とともに凄い声援でした。

そのアレナド選手を追い込みました。

三振を取りに行く場面では、160km/h超の速球を連発。最後は伝家の宝刀スプリットで仕留めたのです。

今年のオールスターゲームのパンフレットは、冒頭に大谷が選手が登場し「ミスターエブリシング」と紹介されているそうです。


 ”Mr. Everything”

「何でもできる人」という意味です。

「MLBの顔になる選手が、通訳が必要というのは良くない。MLBにとってマイナスだと思う」と発言し、大炎上したというニュースがありました。

コメントする必要もありませんが、英語の素晴らしい部分があるのも事実です。

流石に50歳でアスリートとして一流になれるとは思っていませんが、こと自分の仕事においては「何でもできる人」でありたいものです。


私も ”Sho Time” を十分楽しませてもらったのです。


7月8日、産経新聞のコラムで、藤井聡太棋聖と共に、本業以外にあまり興味がないことが紹介されていました。


大谷は飲みに行くより練習が好きだというし、藤井にいたっては趣味が「詰め将棋」というのだから。持って生まれた才能はもちろんのこと、わき目もふらず一つのことに打ち込むことができる性格と集中力こそが天才を作る。人を育てるヒントになろう。


大谷選手の活躍を見ながら一杯……では駄目なのです。

再度、渋沢栄一の「論語と算盤」から引いてみます。

人はその務めを果たす上で、ぜひ「趣味」を持って欲しいと思う。「理解することは、愛好することの深さには及ばない。愛好することは、楽しむ境地の深さには及ばない」とある。「趣味」の極致といってよいだろう。

彼はオールスターの大舞台でも常に笑顔で、実際に「楽しかった」というコメントを残しています。


この日使用したレガースやスパイクが、早速野球殿堂博物館へ寄贈されました。


誰もが成しえなかったことを、笑顔で実現するのですから、世界中の野球ファンを虜にするのは必然です。

仕事を愛し、楽しむ。最高のイメージを持たせてもらいました。

論語読みの論語知らずにならぬようにと、希代の天才は柔和な表情で教えてくれるのです。 
 

■■■1月27日 『Best of Houzz 2021』を「中庭のある無垢な珪藻土の家」が受賞 

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【News】
■12月28日発売『suumoリフォーム(関西版)』にインタビュー記事掲載
■10月23日『homify』の特集記事に「阿倍野の長屋」掲載
■9月11日発売『リフォームデザイン2020』に「回遊できる家」掲載

■2017年11月27日ギャラクシーブックスから出版『建築家と家を建てる、という決断』守谷昌紀がamazon <民家・住宅論>で1位になりました

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