タグ別アーカイブ: おいでやす小田

美味しいもの月、おいでやす‐1848‐

今日から11月です。

賭け事には縁がありませんが、1の3並びはやはり縁起良い感じ。

敷地を見に出たついでに「 天五中崎通商店街」 を歩いてきました。

地下鉄谷町線の中崎町駅から東へ伸びる商店街で、「おいでやす通り」の看板も揚がっています。

「おいでやす」は京都言葉で「ようこそいらっしゃました」という感じでしょう。

中崎町駅は、梅田から都島通りを北西に1km弱。

OSビルや阪神百貨店も見えています。

駅の北西エリアと同様に、おしゃれな店舗が商店街周辺にはポツポツとありました。

かなり便利の良さそうな所です。

おいでやす通り初体験ですが、入口付近に行列のあるお店がありました。

おいもアイスが売りのようです。

昭和な店が多く、昭和45年生まれには気楽な感じ。

やはり豆腐は水の中で売って欲しいもの。

昼間ですが、立ち飲みは勿論満員。

東端までやってくると、天神橋筋にぶつかります。

道路を挟んで、天神橋筋商店街が見えてきました。

少し南に行けばJR天満駅。

下町のメッカのような地域なのです。

写真を撮っていたら、店主のおじさんがでてきて「天神橋筋、一本越えるだけで人出が全く違うんや」と。

「そうですか。結構賑わっているように見えますが」と私。

「まあ、20年前と比べるとシャターも減ったわな」と教えてくれたのです。

日本一長い天神橋筋商店街も、念の為のぞいてみます。

おじさんの言った通りでした。

何とかおいでやす通りに導きたいところでしょう。

商店街から少し入った路地に、貼ってあったポスターです。

あの大声のつっこみが聞こえてきそう。


「おいでやす通り」だけに「おいでやす小田」のポスターとは。

かと思っていたら、消防の啓蒙活動のものでした。

近くの店のテント屋根にこうありました。


それほどに うまきかと 人の問ひたらば

何と答へむ この酒のあぢ

調べてみると、明治から昭和初期に活躍した若山牧水という詩人の作品でした。

酒と旅を愛したとあり、私も熱燗を一杯やりたくなります。

日本酒はあまり飲めませんが。

「霜月(しもつき)」は「食物月(をしものつき)」が省略されたという説もあるそうです。

秋刀魚、栗、鮭、酒。

美味しいもの月、おいでやすなのです。

■■ 10月12日発売の オフィスデザイン&多目的スペースデザイントレジャーキッズたかどの保育園掲載 ■■

【News】

■■■ 8月17日『建築家・守谷昌紀TV』を開設しました ■■■

■1月27日 『Best of Houzz 2021』「中庭のある無垢な珪藻土の家」が受賞

■12月28日発売『suumoリフォーム(関西版)』にインタビュー記事掲載
■10月23日『homify』の特集記事に「阿倍野の長屋」掲載

メディア掲載情報

◇一級建築士事務所 アトリエ m◇
建築家 守谷昌紀のゲツモク日記
アトリエmの現場日記