今日から11月です。
賭け事には縁がありませんが、1の3並びはやはり縁起良い感じ。
敷地を見に出たついでに「 天五中崎通商店街」 を歩いてきました。

地下鉄谷町線の中崎町駅から東へ伸びる商店街で、「おいでやす通り」の看板も揚がっています。
「おいでやす」は京都言葉で「ようこそいらっしゃました」という感じでしょう。

中崎町駅は、梅田から都島通りを北西に1km弱。
OSビルや阪神百貨店も見えています。

駅の北西エリアと同様に、おしゃれな店舗が商店街周辺にはポツポツとありました。
かなり便利の良さそうな所です。

おいでやす通り初体験ですが、入口付近に行列のあるお店がありました。

おいもアイスが売りのようです。

昭和な店が多く、昭和45年生まれには気楽な感じ。

やはり豆腐は水の中で売って欲しいもの。

昼間ですが、立ち飲みは勿論満員。

東端までやってくると、天神橋筋にぶつかります。
道路を挟んで、天神橋筋商店街が見えてきました。

少し南に行けばJR天満駅。
下町のメッカのような地域なのです。
写真を撮っていたら、店主のおじさんがでてきて「天神橋筋、一本越えるだけで人出が全く違うんや」と。
「そうですか。結構賑わっているように見えますが」と私。
「まあ、20年前と比べるとシャターも減ったわな」と教えてくれたのです。

日本一長い天神橋筋商店街も、念の為のぞいてみます。
おじさんの言った通りでした。

何とかおいでやす通りに導きたいところでしょう。

商店街から少し入った路地に、貼ってあったポスターです。
あの大声のつっこみが聞こえてきそう。
「おいでやす通り」だけに「おいでやす小田」のポスターとは。

かと思っていたら、消防の啓蒙活動のものでした。

近くの店のテント屋根にこうありました。
それほどに うまきかと 人の問ひたらば
何と答へむ この酒のあぢ
調べてみると、明治から昭和初期に活躍した若山牧水という詩人の作品でした。
酒と旅を愛したとあり、私も熱燗を一杯やりたくなります。
日本酒はあまり飲めませんが。
「霜月(しもつき)」は「食物月(をしものつき)」が省略されたという説もあるそうです。
秋刀魚、栗、鮭、酒。
美味しいもの月、おいでやすなのです。
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