ゴールデンウィークは、多くの人達と同じように何処にも出掛けずでした。
胸を張って出掛けることが出来た時、その爽快感をイメージしながら、ここは「忍」の一文字です。
子供達も同じですが、ようやくweb授業が始まり、すこしずつペースを掴んできたようです。
”STAY HOME”でなく”STAY ATELIER”。
折角時間があるので目一杯働きました。
ずっと滞っていた「私の家」計画は、一旦「両親の小さな家」となりましたが、再び建てることにしました。
子供達も2日間だけ手伝いに来て貰ったのです。
人手不足につき、自分達の家の模型は自分達で作る。
長男が「僕、向いてないと思うわ~」と言い、無理だったら掃除に切り替えると。
娘は手先が器用なので大丈夫のはず。
要領を伝えておくと、思った以上に進んでいました。
私にとってはATELIERがHOMEみたいなもので、昼ごはんは小さなキッチンで作ります。
おでん風煮込みとハヤシライス。
長男は辛口カレー。
とても美味しいと喜んで食べてくれました。
レトルトですが(笑)
しかしご飯は鍋で炊きました。
2合半炊きましたが、2人で殆んどを平らげたのです。
ようやく授業が始まったので、休憩時間には宿題をしていました。
学校が始まった時、その有り難さが身に染みると考えれば、こんな貴重な体験はそうありません。
これからは「勉強しなさい!」と言わずに済むでしょう……とまではならないか。
苦手かもと言っていた長男ですが、意外に上手。
小学生にアルバイト代は出してはいけないそうで、娘にはお駄賃、長男にはいくらかアルバイト代を渡しました。
「こんな楽しい上に、お金まで貰えて!」と、二人とも上機嫌で家に帰っていったのです。
そこから2人で出し合って、母の日のプレゼントを買ってきていました。
もし長男が現役で大学に入り、下宿したとすれば一緒に暮らすのはあと3年足らず。
クライアントの幸せを実現するのが私の仕事なので、設計においては、家族を一番後ろ回しにしてきました。
そろそろリミットが来たようです。
やる以上は全力がモットーです。今年中には必ず建ててみせると、大見得を切っておきました。
2011年のゴールデンウィークは、初めて4人でフェリーの旅にでました。
9年も経ったのですからご飯も沢山食べるはずです。
A photograph is wonderful.
2011年5月 熊本/阿蘇
■■■4月8日『Sumikata』東急リバブル発行に
巻頭インタビューが掲載されました
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
【News】
■5月10日『Houzz』の特集記事に「阿倍野の長屋」掲載
■2月13日 『Best of Houzz』を「中庭のある無垢な珪藻土の家」が受賞
■2月3日『Houzz』の特集記事に「阿倍野の長屋」掲載
■12月3日 『Houzzユーザーが選んだ人気写真:キッチン編』で「中庭のある無垢な珪藻土の家」が5位に選出
■9月30日発売『suumoリフォーム 実例&会社が見つかる本 関西版』に「回遊できる家」掲載
■7月21日BS朝日『大改造!!劇的ビフォーアフター』で「住之江の元長屋」再放送
■「トレジャーキッズたかどの保育園」が
地域情報サイトに掲載
■2017年11月27日ギャラクシーブックスから出版『建築家と家を建てる、という決断』守谷昌紀がamazon <民家・住宅論>で1位になりました