先週日曜日は「おいでよhouse」のオープンハウスでした。
今週月曜日の敬老の日は「コンクリート打放し H型プランの平屋」のオープンハウスでした。

今回は、6組15名の参加がありました。
密にはならない程度に、活気があってとても楽しかったです。

ご主人も案内してくれたのですが「皆さん褒めてくれるのでとても楽しかった」と。

知りたいことと、伝えたいことは一致していないことが良くあります。
むしろその確率の方が高いかもしれません。
私が話すより、住んでいる方の話しの方が価値があるのは間違いないのです。

ホール横にあるクロークなども、質問が多かった場所だと思います。

同じく、水廻りも皆さん興味がある場所。

つい主要な空間の案内に力が入るのですが、こういった空間をしっかり見て貰えるのもオープンハウスのよいところだと思います。

奥さんが、この日も花を活けてくれました。
この花器、ちょっと特徴的です。
仕事先で、上司が「誰かこれいらない?」と皆に声を掛けたそうです。
誰の手も上がらなかったので、それならと頂いた金だらいなのです。
床とはもてなす心を伝える場所で、名器を飾る場所ではないという、利休の心がまさに体現されています。
ステンレスの床板と黒皮鉄板の背景にとても映えていました。

更に、追加の内部の動画撮影までお願いしていました。
概ね天気が良かったのですが、アトリエに帰って観てみると、空は比較的雲が多く外観はもうひとつ。
無理を言って、今日の昼から外部だけ再撮影させて貰いました。

今日は秋分の日。
1年で最も平均的に光が当たる日という言い方もできます。

雲一つない快晴。

庭木のヤマボウシが鮮やかな実をつけていました。
もう思い残すことはありません。

実は午前中に 「おいでよhouse」 の外観も再撮影させて貰っていました。
日曜日であれ、祝日であれ、快晴の空を見ると、いてもたってもいられなくなります。
それで、ご家族にはご迷惑ばかりお掛けしているのですが。

撮影の相談メールを送った際、この写真が届きました。
東向きのハイサイドから月が見えることを発見しましたと。

「夫婦で寅年なので、新築したら信貴山の福寅をお迎えする!」と決めておられたそうです。
「月と寅。カッコいいです(笑)」で結ばれていました。
ただ働くしか能の無い人間ですが、 月と寅と金だらいが私を幸せにしてくれるのです。
「おいでよhouse」 のほうも、また欲がでてきて内部動画のみ再撮影を……
本当にしつこい人間で済みません。
被害にあっているクライアントの皆さん、どうかお許し下さいませ。
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