
今年初めの日記は、1月3日の初詣でを書きました。
その前は、年末から1月2日まで木曽福島へ行っていました。義妹家の山荘を訪れるのも3年振りです。

年末年始は厳しい寒さで、木曽福島でも-16℃まで下がりました。
道もピカピカアイスバーンです。

中山道沿いの盆地地形ということもあり、普段は雪が少ない地域ですが、今年はしっかり積もっていました。
さらに気温が低いので、平地でも樹氷となっています。

キリッと寒い雪原に咲く雪の花。
スキー部の合宿で過ごした北海道中部を思い出します。

今回はスノーボード可の、やぶはら高原スキー場へやってきました。
弟の子供3人と合せて5人は、弾けるように出掛けていきましたが、私は年末の寝不足で……
車の中で午前中は寝ていたので、ほぼ子供達とは滑れず。

ようやく夕方に、ひとりで山頂まで登りました。
ひときわ輝くのはどこの山なんだろうと思いながら、一気に滑りおりてきたら足はガクガク。
無理は禁物と、早めに引き上げたのです。

山荘なので食事は自分達で用意します。
初日は義妹がカレーを、2日目は私達が近所のイオンへ惣菜を買い出しに。
大阪から持参したものと合せて、なかなか楽しそうな食卓になりました。

スキー部の先輩の山荘、白馬の山小屋は私の2つ目作品ですが、旧山小屋へ寄せて貰った時も自炊でした。
皆で食べるのがなによりのご馳走ですが、本当に楽しかった思い出しかありません。

デザートも手作りのフルーチェ。とてもいいことです。

その後はこんな感じ。

さらに女の子チームもこんな感じ。
山荘の魅力は、やはり一切の気兼ねが不要なことでしょう。

山頂に神社があると聞きました。
前日、山を眺めていた所から、さらに雪山を登ります。

木の鳥居の後ろには御岳神社の石碑がみえています。
その名の通り、背後に見えるのは霊峰・御岳山でした。

少し高度が違うだけで、全く違う山に見えるものです。
家族の初詣では北野天満宮ですが、私は先にこちらでお参りしました。
今回は滑っているところも含めて、「ゲツモク日記チャンネル」の第2弾として動画を上げるつもりでした。
動画も撮ったのですが、編集が時間切れになってしまいました。機会を改めてまたUPしてみたいと思います。

北海道の雪原を思い出すと書きましたが、この風景を見ていると「池中玄太80キロ」を思い出しました。

タンチョウヅルではありませんが、載せておきます。ハクセキレイでしょうか。
西田敏行演じる報道カメラマンが、杉田かおるらが演じる連れ子の3姉妹を育てる物語ですが、80年代は切ないドラマが沢山ありました。
「鳥の詩」そして「もしもピアノが弾けたなら」と、主題歌・挿入歌も秀逸でした。
♪私の心が空ならば 必ず真白な鳥がまう♪
シンガーソングライター全盛の時代ですが、俳優が歌う魅力もあります。それは完璧ではないから、人の心が入り込む余地があるのだと思っています。
劇作家、寺山修司はこう言っています。
物語は半分作って、後の半分は観客が補完して一つの世界を作っていく。余白が無いといけない。それが演劇の可能性だ。
私の目指す建築像はまさにこの言葉に集約されていると思っています。
良い仕事ができるよう、アトリエも今日からフル稼働です。
■■■ 『ESSEonline』にコラム連載開始■■■
12月6日「キッチン・パントリー」
1月4日「土間収納」
■■ 8月17日『建築家・守谷昌紀TV』を開設しました ■■
■10月23日『homify』の特集記事に「阿倍野の長屋」掲載
■1月27日 『Best of Houzz 2021』を「中庭のある無垢な珪藻土の家」が受賞