4月24日(金)、大阪府は休業要請に協力が得られないパチンコ店名を公表しました。
第一弾として大阪府内で6店舗、うち大阪市は2店舗。これがいずれも平野区で……
こんなところで名前を売らなくても良いのにと読んでいくと、どうも聞いた店名。
会社から歩いて3分、2店舗とも私のジョギングコースに面するパチンコ店でした。
24日(金)は営業したものの、翌25日(土)からは休業すると大阪府に連絡があったという記事が土曜日の朝に出ました。
府は「休業しているか現地を確認する」とコメントを出したのです。
忙しい吉村知事に来てもらうのは申し訳ないので、朝一番で確認してきました。
まさか知事がくる訳はありませんが、間違いなく休業です。
私もそこまで暇ではないのですが、パチンコ店の向かいにある小さなイオンが朝7時から開いており、とても助かっているのです。
出勤前に寄れ、コンビニよりは安いという理想的な店舗。
要請を断ってでも営業をしていたので、今後も突っぱねるのかなと思っていたら、良い方向に裏切られました。
まあ、ヤンキーが更生して普通の人になっただけなのですが、それでも良いことには変わり有りません。
不思議な気分ですが、何故かほっとしたのです。
遅い時間や、休日会社に出る時は、会社のミニキッチンで自炊します。
使い勝手のよい野菜や卵くらいは定期的に買いに行くので、男性の中ではスーパーに寄っているほうだと思います。
若い女の子が不安そうにレジ打ちしているのを見ると、本当に可愛そうですが、食料だけは店が閉まってしまうとどうにもなりません。
出来る限りの対策をし、何とか頑張って貰いたいと思いますが、医療従事者と共に、働く姿は尊くさえあります。
3密を避けるようと見かけますが、平時なら「粗」も「密」も大好きです。
粗は自然の中でひとりきりですが、密はやはり東南アジアでしょう。
初めてベトナムに着いた時の衝撃は忘れられません。
空港からホーチミン市内へ移動しようとターミナルを出ると幾重にも空港を取り囲む、人、人、人。
その群衆の視線が突き刺さる前で両替する時は、かなり緊張しました。そのベトナムドンを手にして空港を出ます。
すぐに取り囲まれ 熱を帯びた目で「俺のタクシーに乗れ」や「俺のバイクは安くて速くて安全だ」と唾を浴びながら客引きに遭うのです。
バックパッカーは、知らない街に着けばまず寝床を探さなければなりません。
ここがゲストハウス街だと降ろされた途端、人の洪水と不安に押し流されそうになりました。
東南アジアの魅力は、まさに「密」と「熱」なのです。
米ソ対立のあおりをうけたベトナム戦争は1975年まで続きました。
ジャングルの中にはいたる所に迷路のようなトンネルが掘られています。
いまにもランボーが飛び出してきそうです。
私が訪れた時はすでに四半世紀経っていましたが、他の東南アジアの国に比べるとベトナムはどことなく暗い影を感じました。
しかし中国やフランスの影響を強く受けるベトナムは、食べ物も美味しく、とても好きな国なのです。
ようやくアメリカの国立生物兵器分析対策センターから、太陽光がコロナウィルスを不活性にするとみられるという発表がありました。
湿度も高い方が良いようです。
賛否はあるようですが、全くの嘘でないなら明るいニュースはウェルカムです。
ベトナムの感染者が非常に少なかったので、もしかすると、とは思っていました。
今は随分変わったでしょうが、あれだけ汚い街で(失礼!)、人、人、人の街で、感染が爆発していないのには理由があるはずだと勘ぐっていました。
蒸し暑いところが、にっくきウィルスは苦手なよう。是非とも、梅雨、夏でやっつけてしまいたいものです。
今年は、ジメジメした梅雨も、酷暑の夏もとびきりウェルカムなのです。
A photograph is wonderful.
2002年2月 ベトナム/ホーチミン
■■■4月8日『Sumikata』東急リバブル発行に
巻頭インタビューが掲載されました
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【News】
■5月10日『Houzz』の特集記事に「阿倍野の長屋」掲載
■2月13日 『Best of Houzz』を「中庭のある無垢な珪藻土の家」が受賞
■2月3日『Houzz』の特集記事に「阿倍野の長屋」掲載
■12月3日 『Houzzユーザーが選んだ人気写真:キッチン編』で「中庭のある無垢な珪藻土の家」が5位に選出
■9月30日発売『suumoリフォーム 実例&会社が見つかる本 関西版』に「回遊できる家」掲載
■7月21日BS朝日『大改造!!劇的ビフォーアフター』で「住之江の元長屋」再放送
■「トレジャーキッズたかどの保育園」が
地域情報サイトに掲載
■2017年11月27日ギャラクシーブックスから出版『建築家と家を建てる、という決断』守谷昌紀がamazon <民家・住宅論>で1位になりました