今日、大阪の最高気温は38.9度まで上がりました。

京都の現場へ向かいますが、目に涼しいとはこのことです。
エアコンが効いた車内からの景色だからかもしれませんが。

どちらにしても、ひまわりは全く関係なしのようですが。

日差しは厳しいものの、太陽高度は幾分下がってきました。
朝夕の影が長くなってきたことで、季節が移ろうことを僅かに感じます。

この蝉の抜け殻は、庭木のモミジの最先端に。
「何とかこの夏中に!」と慌てていたのか。
葉をギュッと掴んだ姿が微笑ましいのです。

今年も「千葉の家」のご夫妻から、しろいの梨が届きました。

嬉しい気持ちが6割。
8年も経つのにと、申し訳ない気持ちが4割。

チラシのコピーが秀逸でした。
「しろいの梨ならまちがいナシ!」
まちがいなく美味しい梨を頂き、この夏を完全に制圧します。

と、この日記を書いていたら、家から写真が届きました。
すでに子供達は、夏を制圧済みのよう。
人の口は本当に正直なのです。

6月にKenKen!というサイトにつけて貰ったクチコミを紹介しました。
この記事を書いた後、「千葉の家」のご主人も投稿してくれたのです。
「夢を叶えましょう」
マイホームを建てようと考えたのが9年前。
まずはいくつかのハウスメーカーに相談しました。
予算は限られており、どのハウスメーカーからも
「その予算ですと取捨選択が必要です」
というのが大前提のコメント。
正直「思い描いた家は建てられないのかな…」と意気消沈。
そんな時あることがきっかけで守谷さんを知りました。
ダメ元で守谷さんに連絡をとり
「予算はこれくらいでこのような家を建てたい」
と大まかな希望を伝えました。
すると
「わかりました。ご希望に添えるようにお手伝いをしましょう」
と言っていただきました。
そんなやりとりから設計、施工と進んでいく過程。
予算が無いというなかでうちの嫁が
「ああしたい、こうしたい、こんなふうにしたい」
と次から次へとリクエストの嵐。
それに加えて我が家を建てるのは千葉、守谷さんがいらっしゃるのは大阪。
この距離を埋めていただくように何度も千葉に来ていただき現場を見ながらチェックをしていただきました。
そしてその度に守谷さんから資金が無い中で自分達の住みたい理想の思いをくみとって形にしてくれる提案をしていただきました。
ハウスメーカーではできない守谷さんならではのベネフィットだと思います。
理想を追い求めながら壁にぶち当たるたびに的確な提案で答えをだしていただけました。
結果その度に迷いを消すことができたのです。
そしてついに完成した我が家。
涙が出るほど感動しました。
守谷さんにお願いして本当に良かったと思います。

イングランド・プレミアムリーグの名門、リヴァプールのホームスタジアムをモチーフにしたこの住宅。
現場の終盤も、8年前の暑い時期でした。

竣工写真は私が撮ったのですが、泊り掛けで千葉へ伺いました。

撮影後、素晴らしく豪華なディナーを用意して頂き、遅くまでビールを飲みながら盛り上がっていたのです。
しかも宿泊まで。

最高に美味しく、最高に楽しい夜だったのですが、翌朝の中華粥がとても印象に残っています。
お味もそうですが、その心遣いが体に染み入っていくようでした。
ヒリヒリとするような真剣勝負をしていたいのは、アスリートでも仕事人でも全く同じです。
ローコストの方が嬉しいということはありませんが、本気で求めて貰えるほど幸せなことはありません。
これだけ真っすぐな方と仕事をできたなら、上手くいかないはずがありません。
朝食の中華粥と、真っすぐな人に、まちがいナシ!なのです。
■■■1月27日 『Best of Houzz 2021』を「中庭のある無垢な珪藻土の家」が受賞
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【News】
■12月28日発売『suumoリフォーム(関西版)』にインタビュー記事掲載
■10月23日『homify』の特集記事に「阿倍野の長屋」掲載
■9月11日発売『リフォームデザイン2020』に「回遊できる家」掲載
■2017年11月27日ギャラクシーブックスから出版『建築家と家を建てる、という決断』守谷昌紀がamazon <民家・住宅論>で1位になりました
◆メディア掲載情報
◇一級建築士事務所 アトリエ m◇
建築家 守谷昌紀のゲツモク日記
アトリエmの現場日記