自然の中で遊ぶということ‐1929‐

今日は山の日。

5日間の夏季休暇がスタートしました。

朝一番で、池原ダムのトボトスロープで待ち合わせていました。

1年程前、Y親子を池原ガイドしました。

今回も京都からやってきてくれたのです。

今年の5月頃、メールが届きました。

もしよかったら、また釣り連れてってください。去年親子ともに一番楽しかった釣りでした。

そう言ってもらえると、俄然張り切ってしまいます。

しかし6月、7月と全く時間が取れずで、一度約束したのですが延期していました。

それで夏季休暇中の今回は何とか実現したかったのです。

今回の結果は……

詳しくはまた次回にUPします。

1ヵ月程前、ニュースで報道がありましたが、池原ダムで釣り中に亡くなった方がおられます。

知っている方だったと分かり、何とも心が重たかったのです。

せめて手を合わせることができました。

手つかずの大自然は限りなく美しいものです。

しかし、自然は人知の及ばない力を持っています。

数年前、海用の船を廃船にしたのですが、それまでは小さな船でよく海にでていました。

友人たちを連れて行くと、とても喜んでくれるので、学生時代は毎週違ったグループを連れて通っっていました。

しかしこの美しい海も、一旦荒れだすと極めて凶暴な姿へと変わります。小舟など大海に浮かぶ木の葉のようなものです。

「このくらいの波なら大丈夫じゃない」という意見があっても、荒れた時は船を出さないと決めていました。

どう思われても、それを言えるのが船長(キャプテン)なのだろうと思います。

船旅や、海沿いの宿に泊まる時にも家族分のライフジャケットを持っていきます。

水の上に出る時は言わずもがなです。

堤防で釣りをする時でも、子どもにはライフジャケットを着せていました。

東北で大雨が続きましたが、市中でもいつ川が氾濫するか分かりません。

非常食と共に、ライフジャケットを準備しておくことは是非お勧めしたいです。

自然を愛し、また正しく恐れる気持ちは、どちらも同じくらいに大切なのです。

折角の休暇を楽しむために、まずは安全第一。

亡くなった方は、2013年頃よりトボトスロープに通い始めた時から、気軽に声を掛けてくれる方でした。

色々な釣り情報も教えてくれる明るい方で、新参者の私にとって、とても有り難かったことを思い出します。

お盆は亡くなった方を供養する時期でもあります。

命をもって示してくれたことがあるとするなら、それを無駄にすることはできません。

先祖や近しい人達の霊を迎え、心からご冥福を祈りたいと思います。


■■5月13日『住まいの設計6月号』「おいでよ House」掲載

■6月16日 『ESSE-online』「おいでよ House」掲載

■ 『ESSE-online』にコラム連載

6月18日「シンボルツリー」
6月5日「擁壁のある土地」
4月11日「リビング学習」
2月27日「照明計画」
2月14日「屋根裏部屋」
2月1日「アウトドアリビング」
1月4日「土間収納」
12月6日「キッチン・パントリー」

■■1月6日『Best of Houzz 2022』「中庭のある無垢な珪藻土の家」が受賞

■6月11日『homify』の特集記事に「R Grey」掲載
■1月8日『homify』の特集記事に「光庭の家」掲載
■1月7日『homify』の特集記事に「白馬の山小屋」掲載

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