カテゴリー別アーカイブ: 05 芸術・エンターテイメント

ひらパー兄さん

 先週の後半は、寒い日が続きました。

 土曜日夜、家に帰ると、食卓の上にひらかたパークの入場券が3枚。子供がずっと行きたいと言っていたので、妻がどこかで入手したようなのです。

 日曜日は快晴でした。

 長男の保育園で「ひらかたパーク」というより、「ひらパー兄さん」がしきりに話題に出るようなのです。 

 何年振りに来たでしょうか。

 もっと小さい遊園地をイメージしていましたが、手頃な大きさでした。少し調べてみると、1910年から日本最古の歴史を持つようです。

 入園料が1300円、子供700円。フリーパスが3000円と1500円。セットで買えば、少し安くなります。

 噂のひらパー兄さん。いたるところにいらっしゃいました。

 ひらかたパークは京阪電鉄が経営しており、USJに次ぐ来場者があるようです。

 多くの遊園地が閉鎖される中、これは立派な結果です。

 しかも、片やウッドペッカー、片や小太りの中年芸人なのです。(失礼!)

 ブラックマヨネーズの小杉竜一、36歳。およそイメージキャラクターには程遠い感じですが、憎めないルックスとその体系からか、子供からは圧倒的な支持を受けています。

 誰が人選し、最終決定したのか、勿論分りませんが、なかなか出来ることではない気がします。

 もし、少しでもUSJとイメージで張り合おうとか、微塵でもある程度のルックスを求めたら、これ程の成果は出なかったと思うのです。(更に失礼!!)

 一昨年、同じくM-1の覇者NON STYLEが、他の遊園地のイメージキャラクターを務めていました。

小津

 この連休に訪れた蓼科。

 八ヶ岳からの緩やかな稜線は、日本離れした景色で、ひととき日常を忘れさせてくれます。

 「信玄の隠し湯」と言われる温泉があったりと、古くからの湯治場として栄えていました。

 大正時代からは、リゾート地としての開発も盛んになります。

 八ヶ岳連峰のひとつ、横岳から西を望むと、蓼科高原を見下ろせます。諏訪盆地のむこうには御岳も。

 この地を愛した文人に、映画監督・小津安二郎がいます。
 
 「東京物語」「秋日和」など、前から気になっていましたが、まだ観れていません。

 それでも、戦前、戦後の日本映画界を支えた、巨匠であることは知っていました。晩年の名作は、全てこの地で構想を練られたものなのです。

 彼の仕事場だった茶室は残っていませんが、別荘として借り受けた「無藝荘」は当時のまま保存されています。冬季なので外からしか見れませんでした。

 茅葺屋根の建物も見てきましたが、最も人を感じ、美しい建物でした。今度は是非内部も見たいと思います。

 彼はこんな言葉を残しています。

「どうでもよいことは流行に従い、重要なことは道徳に従い、芸術のことは自分に従う」

 全て自分に従ったのか、道徳に従った部分もあるのか、それ以外の部分もあるのか。映画を観てみたいと思うのです。

24-TWENTY FOUR- シーズン7

 年末頃から、映画を観に行きたいと思っていますが、まだ実現していません。

 代わりと言っては何ですが、『24 シーズン7』を観終えました。

 「24-TWENTY FOUR-」は、24時間リアルタイム進行がメインコンセプト。シリーズも7作目になる、アメリカの大ヒットドラマです。

 内容には触れませんが、このドラマで初めて知ったキーファ・サザーランドはなんと言っても素晴らしい俳優です。

 彼の演じるジャック・バウワーは、アメリカ国民を救うために自らの命を顧みず働きます。コンセプトが秀逸だとは言え、観ている間は、この超人が実在している気にさせるのですから。

 「白い巨塔」以来日本のドラマを観ていないので、あまり言えませんが、比べると、やはりキャラクターが分かり易すぎる気がします。美男美女に、ベビーフェイスにヒールと、あまりデフォルメする必要は無いと思うのです。

 「24」にも美男美女、悪役と出てきますが、普通の人(に見える俳優)も多く出てきます。何より、キーファ・サザーランドも、絶世の美男子とは言えません。

 多くの登場人物の役割は、観た瞬間に分かるものではありません。しかし、後々「あ~やっぱり」となるような、絶妙な構成なのです。

 簡単に区分けするのは乱暴かもしれませんが、そこには観る側への期待と言ったらいいのか、そういうものが薄い気がします。逆から言えば、観る
側の想像力を求められていないので、感情移入し難いと思うのです。

 ここ数年、韓流ドラマもブームですが、こちらはどうなのでしょう。アメリカよりなのか、日本よりなのか、全く別物なのか。興味のあるところです。

 競馬好きで有名だった劇作家・寺山修司は、記者からその勝ち負けを聞かれて

「なぜ平均する必要があるのか。あんたの人生は平均すると笑ってますか、泣いてますか」

 と言いました。彼はこうも言っています。

「物語は半分作って、後の半分は観客が補完して一つの世界を作っていく。余白が無いといけない。それが演劇の可能性だ」

 ここに、エンターテイメント、芸術の本質があると思うのです。

ブロック

 今日は気持ちの良い秋晴れでした。

 一日、竣工したばかりの写真スタジオへ、撮影に行っていました。ここのところ天気が良かったので、正直に言うと、今日にとっておきたい気分でした。

 撮影の日ほど、天気に気をもむことはありません。

 営業しながらの撮影だったのですが、お店の協力を得て、何とか無事終えることが出来ました。

 今はひとまずホッとしています。

 昨日は、東条湖にある、おもちゃ王国に行って来ました。

 折角だったのですが、子供たちは、ほとんどブロックのコーナーにいたのです。

 と言うことで、頑張って作ってみました。

 帰りは妻に運転して貰い、ほとんど寝ていました。

 街路樹のカエデが色づいていました。さて、実りの秋となるかどうか。

大男たちの挽歌

今回は特定の人へ向けた番外編です。

今週日曜日の早朝、用があって実家に寄りました。ポストから新聞を取り出し、食卓の上に置くと、スポーツ新聞の一面に「三沢死す」の文字。

プロレス団体、ノアの社長で、トップレスラーでもある三沢光晴が試合中に亡くなったのです。

小学生の頃からプロレス好きで、金曜8時と土曜7時が待ち遠しかったものです。中学生から25、6歳の頃までは、ずっとプロレス雑誌も買っていました。

プロレスというジャンルは、アラを探せばいくらでも出てきます。ルールもあって無いようなもの。その分、解釈も自由で、楽しもうと思えばいくらでも楽しめるのです。

プロレスファンへ良くある質問に「どうせ八百長なんやろ?」があります。それにはこう応えていました。「プロレスは対戦相手との真剣勝負ではなく、観客との真剣勝負なんだ」と。自分、相手の体を痛めつけ、観客に喜んで貰う究極のサービス業(行?)なのです。

昨今の格闘技ブームもあって、プロレス人気は急落しています。三沢率いるノアもテレビ番組が打ち切られたばかり。いま一時の三沢への評価は別にして、集客力の落ちたプロレスに対するメディアの評価は冷たいものです。

そういう私も、随分前からほぼ見なくなりました。私が好きだった昭和のプロレスは、雑誌から得る限られた情報で、あれこれ想像する楽しみがありました。

猪木、藤波、長州、タイガーマスク、ハンセン、ホーガン、前田、高田、船木、天龍、川田、ベイダー、ゴッチ、テーズ、レイス、フレーアー、へニング、スヌーカー……

それぞれの選手に、それぞれのストーリーがあったのです。仮にそれが虚像であったとしても。

誰も望んでいませんが、三沢は命を掛けていた事を証明してしまいました。思えば、大好きだったレスラーの多くが、若くしてこの世を去りました。

ブルーザー・ブロディー、アンドレ・ザ・ジャイアント、テリー・ゴーディー、C・バンバンビガロ、ホーク・ウォリアー、ジャンボ鶴田、冬木弘道、橋本真也、そして三沢光晴。

これ程の高度情報化社会はいったい何を残したのでしょう。イマジネーションを膨らませる、余白の部分を大きく取り上げてしまったのではないのでしょうか。これからプロレスを見ることは、ほぼ無いかもしれません。

リング上でしか自分を表現できない、不器用な大男達。その歓喜と悲哀を見るのが好きでした。安らかに……

猪木vsアリ

 今日はとてもマニアックな話し。しかも長いのです。

 最近でこそ観なくなりましたが、小さい頃からプロレスが大好きでした。金曜日の夜、8時からのテレビ中継を心待ちにしていたのです。タイガーマスク、長州力、ハルク・ホーガン、アンドレ・ザ・ジャイアント……。アントニオ猪木率いる新日本プロレスです。

 先日、33年振りに再放映された「アントニオ猪木モvsモハメド・アリ」。権利の問題で、今まで流せなかったようです。当時5歳の私は記憶にありませんが、話はよく聞きました。
 出来るだけ簡単にまとめると……

 ボクシング、世界ヘビー級王者のモハメド・アリは強さと華麗さを備えた、出色のチャンピオンでした。加えてビッグマウス(大口たたき)でも有名。「俺に挑戦する東洋人はいないか?」といつもの調子でリップサービスしたのです。

 その発言に対してアントニオ猪木は、挑戦状を送りつけます。世界的には無名なレスラーと対戦するメリットは非常に少なく、アリ側の反応は鈍いものでした。一方、世界のメディアにアピールする手法で、猪木側は煽り立てます。

 無視できなくなった、アリ側と何とか調印にこぎつけます。初めはエキビジョンマッチと考えていたアリは、公開スパーリングで本気の猪木を見て、様々なルール改正を要求。その条件を飲まなければ、帰国すると言い出します。このビックイベントをキャンセル出来ない猪木側はその条件を受け入れるのです。

 立った状態でのキック禁止、投げ技、関節技の禁止、頭部への攻撃禁止等など。しかもアリ側はそれを、マスコミに公表しないことまで要求します。

 がんじがらめのルールですが、1976年6月26日、何とか実現にこぎつけます。やむなく取った戦法が、寝転んだ状態で執拗にキックを放つ、俗に言う「アリキック」だったのです。

 多くの時間を、寝転んだ状態の猪木をアリが挑発する事に終始し、結果はドロー。「世紀の凡戦」と酷評されます。しかし、その後アリはキックによるダメージで入院。加えてルール問題などの事実関係が分かるにつれ、評価は一転するのです。

 後日談も「アリはグローブの中に何か入れていた」「猪木はシューズの中に鉄板を入れようとしていた」等など。想像力を書きたてます。

 再放送の試合はダイジェスト版でしたが、いまや伝説のチャンピオンであるアリの動きが徐々に鈍くなり、表情に余裕の無くなって行く姿は、緊迫感に満ちたものでした。間違いなく歴史に残る名勝負でした。

 現在はニュースキャスター、その礎をプロレス中継のアナウンサー時代に築いた古館伊知郎は、猪木を多くの形容詞で飾りました。「燃える闘魂」「過激なダンディズム」「男のロマン」など。

 プロレスという市民権を得にくいジャンルを「何とかメジャーに」と戦った男のロマンを感じたのです。

何時でも何処でも

 年始の挨拶も一段落というところでしょうか。

 年甲斐も無くと言う表現が合っているのか分かりませんが、昨年末に買ったものがあります。

 iPod nano

 時代はiPod touchのようですが、持ち運びが苦にならない、仕事の画像も持って歩ける、という2点で決めました。

 一番の動機は、旅先でのんびりと好きな音楽を聴いてみたかったのです。上に置くだけで良い、小さめのスピーカーも買いました。

 たまたまの頂き物のiPod shuffle でアップルに触れ、支持される一端を感じました。例えばOSで、なぜWindowsを使わないか正直分からなかったのです。

 一言でまとめるのは無理が有りますが、媚びずに、機能美を追求したものが支持される証明でもあります。

 折しも、スティーブ・ジョブスが体調を崩しているとのこと。彼の言葉を思い出します。

 デジタル化、データ化が全て素晴らしいとは思いませんが、自分のCDを、好きな場所で全曲から選べるのは、凄いことに変わりありません。

チャンピオンは

 今日は冬至。明日からは、もう日が長くなって行くのですから、季節はいつも先を行きます。

 仕事は今週までという会社がほとんどでしょうか。年末というのは、何故にこうもバタバタするのでしょうか。正直、子供は妻と、祖父ちゃん祖母ちゃんに任せっきりです。

 昨日も、実家に妻と子供が遊びに行き、弟家族もやってきて、遊んで貰うといういつものパタ-ン。夜迎えに行くと、今回は皆でケーキを作っていました。

 昼には長男が自転車をコマなしで乗れるようになりました。何とも有難い限りです。

 話し変わって、昨日は年に一度の「M-1グランプリ」。

 キャリア10年までの、日本一面白いコンビが決まる日です。好きな人にはたまらない番組。

 前評判は本命キングコング。私は①ナイツ、②ザ・パンチが押しで、心情的には③笑い飯、④U字工事です。(ここは見る前に書きました、どうでも良いのですが念の為)

 で、優勝は……NON STYLE!

 私の予想は外れました。②で押したザ・パンチは、上がりすぎてちょっとかわいそうでした。ということは当然笑えることなく。①のナイツは最後の3組に残ってファイナリスト。敗者復活枠のオードリーは1番でもおかしくない程の大爆笑を取っていました。

 真剣勝負は大好きですが、お笑いという、それとは程遠いようなジャンルが何故こうも感動を呼ぶのか……。

 芸の力、笑わせるってホントにすごいと思うのです。

映画、映画、音楽映画

 映画は年始に「ナイトミュージアム」「エラゴン」「School of Rock」「24 シーズンⅥ」の感想を書いただけ。時々観ているのが随分貯まったので、メモ程度ですが載せてみます。

2006年
06 「オーシャンズ11」  結構面白い
06 「ウィロー」 エンターテイメント要素もたっぷりで、面白かった。理想のバンデットQに近い。
0704 「パッチギ」  ん~まあ
1128 「24 シーズンⅤ」  最高傑作
1124 「アパートの鍵貸します」  余韻あり
1207 「バスター・キートン セブンチャンス」 うん
1208 「ナルニア物語」  OK

2007年
04 「ポセイドン」  本気で怖い
0523  「ダビンチコード」 ちょっと分かり難い
08 「4400」 未完走
10 「ラットレース」 ローワン・アトキンソン バカバカしすぎて最高

2008年
0730 「パイレーツオブカリビアン ワールドオブエンド」 まあ
1018 「ナショナルトレジャー」  いい
1023 「ナショナルトレジャー2」  なかなか面白い
1024 「ジャンパー」 面白ちょっと怖い
1113 「ダイハード4.0」 まるでコメディー、笑える。
1202 「レイ」 good
最後の「レイ」はレイ・チャールズの伝記映画。コメントはgoodだけですが、凄く良かったです。

Ray/レイ  2004年 アメリカ 満足度 90%

story   ゴスペルとR&Bを融合させた「ソウル」というジャンルを確立したレイ・チャールズ。幼い頃、病気で視力を失う。その生い立ちと、音楽業界でのサクセスストーリーが、同時に進行して行く。幼い頃、弟を失ったトラウマ、ドラッグ、愛人、ハンディを背負った子を持つ母の感情などが決め細やかに描かれる。

感想 ふと借りたというのもありますが、この3年で1番、2番目でした。音楽は痛快。人生は波乱万丈。非常にグッと来るものがありました。そして余韻も。
母の姿は、凛々しく、本当に泣けます。

 小学生の頃「奥飛騨慕情」というヒット曲を歌った、竜鉄也という歌手の伝記を読んだことがあります。彼も目が見えず、ギャラをピンハネされる場面がありました。

 ハンディを背負った人が、音楽興行の世界で生きるのは、特に大変な気がします。しかし、なんと言うか、それだけですでに哀愁を感じるというか。

 音楽もの良い映画は自然に体が動き出し、凄く気分が良くなるので大好きです。「ブルーブラザーズ」「天使にラブソングを」「スクール・オブ・ロック」そして「ザ・コミットメンツ」等など。

 最後の「ザ・コミットメンツ」は大学時代に、音楽が大好きな友人の下宿で観ました。青春バンド映画で、私達も青春真っ盛り。「やっぱりバンドやろか」とか言いながら。現在彼はスーパーゼネコンの現場監督。

 今週末はCDの整理でもしようか……

USJへ

 今日から12月。今年も残すところ1ヶ月となりました。いよいよラストスパートです。

 先週から延期していた、USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)に行って来ました。期限付きの割引チケットだったので、何とか責任を果たせました。大阪にやって来たのが2001年。8年経っていますが私達は初めて。

 先週までオープンデスクに来ていた学生は、年間パスを持っていたので、色々と教えて貰いました。やっぱり混む。1時間待ちくらいは普通。そして、期待し過ぎないように等など。で、実際のところは……

 開園の9時より早く行きましたが、すでに長蛇の列。5分ほどしてから入場出来ました。

 朝一番は長男が102cmの身長制限をギリギリクリアしたスパイダーマンへ。ギリギリだけあって、子供には激しすぎました。

 ずり落ちそうになったり、固まっていました。これはちょっと反省です。

 続いてETアドベンチャーへ。これなら大丈夫だろうと思ったのですが、あの宇宙人はダメらしく号泣でした。何故か残念な感じのスタートです。

 あちこちでショーが始まりだします。セサミストリートのダンスショーはなかなかの盛り上りで、楽しかったです。

 付き添いが必要なアトラクションには、親が交代での乗るチャイルドスイッチ等、乗り方も工夫されていました。

 子供はウォータースライダーやスヌーピースタジオ等を喜んでいましたが、大人にはやっぱりウォーターワールドのショー。映画はケビン・コスナーの主演です。

 笑いあり、消防局の調査が入った事のある大爆発あり。素晴らしいステージでした。

 水に濡れたい人用のシートは、拍手が足りないと言ってはバケツで水を掛けられ、ブーイングが足りないと言っては水を掛けられ、大変そうでしたが随分盛り上がっていました。20分とは思えない、満足感でした。

 ジェットコースターやジュラシックパーク等は1時間以上の待ち時間でしたが、思ったほどではありませんでした。時期にもよるのでしょうが。

 また子供を連れていってあげたいと思います。クリスマスムードも手伝い、なかなか楽しい日曜日になりましたが、2日はあったほうが良いかもしれません。

 ひとつ悔いが残るとすれば、ジョージ・ルーカスのアメリカン・グラフィティーに出てきたようなレストランがあるなあと思っていたら、やはりそうだったようです。

 次回があれば寄ってみます。但し食事は何処も大分高いので、ドリンクだけかも。