カテゴリー別アーカイブ: 06 スポーツ

タイヤ 交換

 学生時代、競技スキー部にいました。赤と青の旗門を交互に通過して、タイムを競う競技です。

 当時は真剣に打ち込んでいたので、12月初めから3月末までのほとんどを雪国で過ごしました。道具が多い事もあり、ほとんどが車移動。スパクタイヤが規制されスタッドレスに変わった
頃でもありました。

 私のスタッドレスデビューは散々です。先輩のタイヤを付け替えるよう頼まれました。慎重に作業したつもりだったのですが、目的地の信州が近づいて来た最後の山道。どうもタイヤまわりで変な音がするのです。

 もう少し走っていると、明らかにボディーに何かが当る音!急いで降りてみると右後輪を止めるナットが、6本中2本しか無かったのです!!

 近くのカーディーラーで分けてもらい、事なきを得たのですが、もしタイヤが外れていたら……。考えただけでもぞっとします。

 初めて自分の車をフェリーで持っていったのは大学2回生。舞鶴からフェリーで小樽まで当時は30時間程掛かりました。そこから初めの合宿地、大雪山の北部にある北大雪スキー場を目指します。

 こう言っては失礼ですが、もう辺境の地を目指す気分でした。

 250kmの道程のうち、初めの高速道路は良いのです。旭川あたりで地道に降りると、徐々に山深くなります。標高が上がるに従って、道はカチンカチンを通り越してピカンピカン。更に九十九折。聞くと寒い時は-25℃。荷物は満載で、4人がギュウギュウ詰め。ナビも無かったので、たどり着けるのか随分不安に思ったものです。

 一番長い宿所地は、道央の歌志内市にあるかもい岳スキー場。試合が集中する3月には信州への移動しますが、その他はずっと北海道でした。日本最北端の稚内方向にある名寄ピアシリスキー場、幌加内のほろたちスキー場など、クラブ入っていなければ絶対行かないようなスキー場を転々と移動しながら、正月も練習を続けたのです。

 重さが無い雪、冷え切った快晴の朝一番のゲレンデ、寂れた町の居酒屋。すぐにでも行きたくなりました。

 昨年シーズンは長女の出産もあり、初めてスキーに行きませんでした。今シーズンは何とか行きたいと思いますが、タイヤはディーラーで交換して貰います。

北海道内での位置

座右の銘

大阪は快晴の朝。海の向こう、アメリカメジャーリーグではワールドシリーズが行われています。

レイズの岩村、フィリーズの田口と日本人2選手も出場していますが、あと一歩のところで出場を逃した、レッドソックス松坂大輔投手について。

今シーズンの成績は18勝3敗。メジャー2年目にして申し分のない成績です。今年6月の新聞記事にこうありました。

レッドソックス入団を決めた2006年12月の会見で「夢がかなったか」の問いに「見ることはできてもかなわないのが夢。ぼくはここで投げられると信じて目標にしてきたからここにいるのだと思う」

夢の語源は「寝(い)」+「目(め)」寝ながら見るもの。夢などというあまっちょろいものと違うという意思表示だったのだ。

松坂の座右の銘は後藤静香の詩「第一歩」にある「目標がその日その日を支配する」

2008/6/3 産経新聞より

28歳の彼は、いつもニコニコしていますが、流石に素晴らしい座右の銘を持っています。

イチローの発言などもあり、監督問題で揺れている来春のワールドベースボールクラシック。記念すべき第一回大会の優勝国として、そのMVP選手として、3年前を上回る活躍を是非期待します。

「目標がその日その日を支配する」

そう、志が自分の人生を決めるのだと、再確認して今週の始まりです。

オリンピック閉幕、ある金メダルへの後日談

 この日曜日に、北京オリンピックが閉幕しました。

 ちらちらとニュースで見た位ですが、それでも短距離100m、ウサイン・ボルトの世界新記録、水泳マイケル・フェルプスの8冠など、その熱気は自然と伝わってきます。

 日本選手団では、平泳ぎで2種目2連覇の北島康介、女子ソフトボールの金メダルなどがありました。

 その女子ソフトボールチームが金メダル獲得するまでの軌跡をニュースで特集されていました。エース上野投手のインタビューがとても興味深かったのです。

日本チームは過去3回のオリンピックにおいて、あと一歩で金メダルを逃しています。おそらく最終関門は、3大会連続金メダルのアメリカ。それは現実となりました。

 アメリカチームのキャラクターは際立っています。エースはライズボールとドロップを操る身長187cmのサウスポー。4番打者は絵に描いたような巨漢ホームランバッター。2人ともアニメの世界から出てきたような雰囲気です。決勝戦でも、この怪力4番バッターは当てただけで、スタンドまでもって行きました。

 上野投手はその王者アメリカを倒す為だけに、自分のもち球に無かった「シュート」を練習します。そしてこの舞台まで一切を秘密にし、隠してきたと言うのです。

 そして決勝戦のここぞという場面でそのシュートを投げ、見事アメリカの強打者をねじ伏せました。

 もし、日本のプロ野球選手がそんなことをしたら「ペナントレースも全力で戦え」と、非難されるかもしれません。

 「スポーツ」の語源で最も有力なのは「deportare」だそうです。ラテン語で「portare」とは運ぶことで、「仕事」のこと。<de>は否定で「仕事をしない」。「遊び」という意味なのです。

 決して上野選手が遊びでそれまでの試合に挑んだという訳ではありません。しかし、もしソフトボールがプロ化されていたら、このような話は生まれなかったはずです。

 世界最高の舞台まで隠してきた秘密兵器で、最強の敵を薙ぎ倒す。そんな劇画のようなことが有りえるのだと、聞いているだけでワクワクしました。これこそスポーツの醍醐味、そして夢の祭典です。

 そのソフトボールと野球が次回から正式種目から消えてしまいます。こんな話しを、本当に夢にしてしまって良いのかどうか……

草野球

 昨日、長男と公園に行くと隣で、ソフトボールの試合をしていました。二人で少しの間、見ていました。

 中学校まではずっと野球部で、小学校の時はソフトボールも掛け持ちでやっていました。

 長らく試合などしていませんが、久しぶりにやってみたいと思いました。いい歳した大人が、最低でも18人集まるのは大変だと思いますが、互いに野次りあいながら進む試合が、とても良いものに思えたのです。

 野球はショートでした。三遊間のゴロを逆シングルで捕り、素早く一塁に送球すると、間一髪でアウト。体がどのくらい動くか分かりませんが、そんな想像をしていました。

 長男が大きくなったらキャッチボールでも、と思うのですが近頃の公園は大体球技禁止です。狭いところに赤ちゃんから小学生くらいまでが、ひしめき合って遊んでいるのですから仕方ありません。

 しかし、何とかしないとただでさえ少ない子供が、野球やサッカーをすることが無くなってしまいます。当たり前ですが、スポーツの醍醐味は、もし人に当たった……という場所では感じられないものです。

甲子園

 関西で人気の球団と言えば、もちろん阪神タイガース。日曜日は西宮市にある甲子園球場に行っていました。

 天気も良く天然芝の緑も鮮やか。4万8千人、満員の観客が見守る中2:00pmに試合開始です。

 席は一塁側アルプススタンドの一番前。友人が招待してくれました。一家3人はもちろんユニフォーム姿で臨戦態勢。ライトスタンドではこれが正装です。

 ファン期待を一心に背負うのは”アニキ”こと金本選手ですが、この日は不発。試合は、6番、林のタイムリーヒットによる一点を守り抜き、阪神の勝利。

 名物の甲子園カレー(500円)を食べ、ビール(600円)を飲み、ジェット風船(200円)を飛ばし、六甲おろしも歌い、球場の雰囲気を満喫して帰ってきました。

 日本のプロ野球もメジャーリーグも、野球は大好きです。ただ、特に阪神ファンと言う訳では無いのが、友人には物足りなかったと思いますが。

秋の小さな運動会

 日曜日は、長男の初運動会でした。


 雲一つない、快晴の秋空。一年で最も気持ちの良い時期です。

 保育園の運動会と侮るなかれ。オープニングセレモニーが20分も続きます。

 観客席を見渡しても、席はびっしり。

 保護者の熱気は、小学校のそれに勝るとも劣らずです。

 最後には風船まで。


 1歳児の出場は開会式すぐ後のかけっこ。

 のん気に見ていましたが、何故かこちらが緊張してきました。

 人生初めての勝負事。どうせなら縁起良く、一等賞・・・・・・などと考えたり。いざ出陣です!


 ”次がウチの子やナ。一番向こうのアレかな?” 「用意。ドン!」

 ”おっ!一番前を走ってるナ。そのまま、そのまま!ゴーーール。やった、一番ヤ!”

 ”んッ?違う?えっ、あのダッコされて泣いてるの。何番?6番?ビリ!?”


 泣き出してしまい、先生に併走して貰っての最下位。私の淡い期待はもろくも崩れ去りました。

 息子よ、人生はなかなかに厳しいもの。負けから学ぶ事も多い。後は上しかないのだから来年は頑張りたまえ。

 ちょっと大袈裟すぎますが。

引退

 7月3日の夜に、中田英寿選手の現役引退が、彼のWEBサイトで発表されました。間に誰も介さず、というのは彼らしいと思います。

 私もひと月に2、3度UPされる”Hide’s Mail”を、楽しみにしていた一人です。

 その内容は、試合の反省、ファッション、音楽、食事など様々です。建築や家具の話も多くありました。

 また、海外で暮らしている上に旅好きという事もあり、旅行記のようでもあるのです。

 ”最高のアスリートは最高の哲学者であり、詩人でもある”を地で行く彼が、”アスリート”でなくなるのは本当に残念です。

 10年を超えるサッカー選手の次はハーバード大学で経営を勉強するようです。

 その後、彼が成功したとして、毎週メッセージを楽しみにWEBサイトを訪れる・・・・・・というイメージは湧いてきません。

 それ程サッカーという国際的なスポーツで、世界を舞台に戦う彼の言葉が気になりました。

 同じ日本人と言うだけで、彼が活躍すると痛快でした。自分も世界の舞台で勝負してみたい、といつも思わせてくれるのです。

 サッカー後の人生についてもいろいろ発言しています。”建築にも興味がある”とも。

 建築家を目指すのなら、こちらもキャリア10年、絶対負けないぞ!と半ば本気で思っていたのです。

 しかしそれは無くなったようです。

 引退メッセージの題は”人生とは旅であり、旅とは人生である”でした。

 ひと月ほどヨーロッパを旅するようですが、旅は自分との対話でもあります。

 ゆっくり話し合って、ゆっくり答えを出して下さい。

 今までいろんな夢を見させてくれた事に心から感謝します。

 ブラジル戦後と同じになりますが、ありがとう、そしてお疲れさま。

最後の試合

 本日未明からの対ブラジル戦は周知の通り、1対4で完敗。日本のワールドカップドイツ大会は終わりました。

 前半ロスタイムにロナウドに決められるまでは、アレックスから玉田のゴールで1対0とリード。あと1点とれば奇跡の・・・・・・というところから4連続失点。

 残念ですがこの結果が日本代表の現実なのでしょう。

 1人のサポーターとしての感想もありますが、最後までひきつけられたのは言動も気になる中田英寿選手でした。

 テレビカメラもずって追っていましたが、ほとんどの選手が引き上げた中、ピッチの真ん中に横たわり、ずっと空を見つめていました。

 そして、手にある交換したブラジル代表のユニフォームを顔にかけ、その下で泣いているように見えました。何分そうしていたでしょう。

 その後、関係者と話す頃には、爽やかな笑顔を見せ、立ち上がり歩き始めました。

 彼にとってワールドカップ最後の試合になるかもしれません。そのピッチと空間を全身でわっていたのでしょうか。彼の胸に去来したものは一体何だったのか・・・・・・

 初出場を果たした1998年フランス大会から3大会、日本のワールドカップ全試合に出場している唯一の選手。

 常に日本代表を鼓舞し続けた、誇り高きサムライ。彼の姿に熱いものが込み上げてきました。

 2010年とは言いません。この試合を見ていたサッカー少年に願います。いつかワールドカップ本戦で、強く楽しいサッカーを見せて欲しいと。

 大人の戯言かもしれませんが”少年よ大志を抱け!”です。”世界にはこんなにも素晴らしい舞台が用意されている”と。

 そして自分も日々を一層頑張らねば、と強く思えました。お疲れさま日本代表。そして、ありがとうヒデ!

最後の試合には・・・・・・

 日曜日の夜は、日本中が歓喜の渦に!・・・・・・という訳にはいきませんでした。

 大事なクロアチア戦はスコアレスドロー。負ければ予選敗退がの崖っぷちから、最終戦に僅かな希望を残すことになりました。

 初戦のオーストラリア戦敗退から、満を持して挑んだ試合は、欧州予選を無敗で突破した強豪に互角以上の戦いでした。ペナルティーキックをGKの川口が止めた時には、ご近所からも「ウォー!!」という歓声が。勢いに乗って得点出来れば良かったのですが、決定機になかなかシュートが。

 それでも前半に見せた中田英寿のロングシュート、後半から入った稲本の強さなど、良い部分もたくさんありました。

 次戦は世界ランキング1位のブラジルに2点差以上の勝ちが必要最低条件です。

 6/22(木)28:00にキックオフ。ようするに金曜日の朝4:00からなので、明日から早起きに切り替えて行くつもりです。

 サッカーはチームスポーツという事を十分踏まえても、日本サッカーのプロ化からワールドカップ初出場までの最大の功労者が三浦和良なら、その後の3大会においては、中田英寿だったことは間違いないでしょう。

 彼は現在29歳。今大会で代表を引退するかも?と言われています。
 
 孤立を恐れない言動と、強い意志の現れる表情には”孤高”という言葉が良く似合います。次戦が多くの情熱を注いできたであろうサッカーの集大成となる事を願うのです。

 少し前ですが2004年12/13にテレビでジョルジュアルマーニとの対談がありました。尊敬と感謝の気持ちを込めてここに載せておきます。結びの言葉が現実となるよう……

アルマーニ:ファッション界ではあたりまえだけど、スポーツの世界でも間違いなく創造性を必要とするよね。

 でも私が思うに、日々の鍛錬が一番大事なんだ。

 どのように自分が生きたいかということを、日々考えることは、スポーツでもファッションでも重要なことなんだ。

 たまには周りの事を無視するのもいいと思う。一度自分の道を決めたら、それを進むべきだ。

 例えば、僕が新しいトレンドを作ったとする。すると自然に僕はファッション界で孤立することになる。

 でもその時初めて、本当の自分の仲間を見つける事が出来るんだ。リスクはもちろん伴う。

 でもあえて孤立することで自分のアイデンティティーを確立することができるんだ。そう思わないか。

中田:そうですね。でもそうするためには、自分が強くならなければいけないですね。

 はじめのうちは、自分に賛成しない人達もたくさんいるだろうし、批判もされるだろうし。でも最後には……

アルマーニ:(中田に合せて)そう最後には勝つ。主義を貫き通せば最後には報われる。

 しかも自分の業績が認められれば、さらに前進することが出来るんだ。

いよいよワールドカップ

 今日から6月です。今月はサッカーのワールドカップ-ドイツ大会-が始まります。

 テレビの前で日本代表を応援しようと思っています。月末にあったドイツとのテストマッチは早朝でしたが、本戦の放映時刻も気になるところです。

第一戦 6/12(月) VS オーストラリア 15:00
 日本時間 22:00 オーストラリア(シドニー、キャンベラ)時間 23:00

第二戦 6/18(日) VS クロアチア 15:00
 日本時間 22:00 クロアチア時間 15:00

第三戦 6/22(木) VS ブラジル 21:00
 日本時間 28:00 ブラジル (リオ、 サンパウロ)時間 16:00

 初めの2試合は時差を考えると申し分ない時間です。しかしこの試合開始時間は、どうやって決めるのでしょう。

 各国でテレビで見たい時間は変わりませんが、時差はそれぞれ。特にブラジルとの時差は12時間。ほぼ地球の真裏にある国と戦う訳です。

 決定するまでにはいろんな駆け引きがありそうです。国対国の力関係、スポンサーやテレビ放映権など・・・・・・

 ブラジル戦の時刻を見るとそんな気が。