カテゴリー別アーカイブ: 09 家族・私

父の流儀

 ウチの子供が引きずっているのは、手製のバットです。

 2週間ほど前に実家へ寄った時の事。”これでボール打って見る?”と父が取り出して来ました。手頃な廃材があったで削りだしてみたそうです。1本目は今のより長かったので、これで2本目。孫の為だったらなんだって出来るのです。

 ちょっとグリップが太い感はありますが、前作よりフォルムがそれらしくなっています。妻も痛く感動していました。

 父は岡山の高校を出ると大阪で就職します。二十才をいくつか過ぎた頃、ガラス屋を始めました。大阪は万博景気に湧いていたとはいえ、いきなり繁盛する程甘くは無かったようです。時間が

 ある時は、店の棚、テレビを置く台等など、大概のものは自分で作っていました。

 トラックの荷台にガラスを載せる専用の台を”ウマ”と言いますが、これも大工だった祖父の手作りでした。そんな中に育ったので”要るものは作る”という考え方は私のベースにもあると思います。

 今は何でも買うほうが安い時代です。子供にも”自分で作るなんて面倒くさいしかっこ悪い”と思う時が来るでしょう。私がそうだったように。それでも自分がお祖父ちゃんになった時、バットを削っているような気がします。

年末の決め事

 今年も、残すところ3日。いよいよ大詰めを迎えました。

 月曜日に、6年前京都に完成した紫竹の家へ行ってきました。

 自分で言うのも何ですが、庭木が育ち、土地と結びついた良い家になっていました。

 クライアントのお母さんも訪問を喜んでくれ、小一時間ほど他愛も無い話をしていました。

 年末年始にかけて、三軒のお家に招待頂いています。当たり前ですが、家は完成するとすぐに引き渡しです。出来上がった空間を見れる時間はごく僅か。なのでそんな機会が、何より幸せな時間なのです・・・・・・

 何年か前、年末だけは何があったとしても自分を労う事にしました。”まあ、いろんな事があったけど、精一杯頑張ったじゃないか”と。

 そして年が明ければ、また気を引き締め直して、頑張りたいと思います。

 今読んで下さっている皆様。一年間素人の雑文に付き合って頂き、本当に有難うございました。来年も素晴らしい一年となりますよう、心よりお祈りしております。

 2006年 12月28日 守谷 昌紀

機関車とおもちゃ

 子供の頃、大きな乗り物が好きでしたか?列車、バス、ダンプカー、飛行機等など。これは男の子特有のものなのでしょう。

 現在ウチの子供は、機関車のおもちゃがお気に入りです。

 朝起きるやいなや”シュポッポッ~”です。

 大げさでなく、電池が一日一本消費されているのです。

 私が子守をする時は、近くの実家に連れて行きます。

 おもちゃの線路が有るのです。

 レールは組合わせ自由で、踏切、トンネル、車線切り替えユニットまであり、バリエーションはまさに無限。

 作り始めた日は、半日掛かりでした。

 外側の環状線と、内回り線が立体交差し、2ヶ所で乗り換え可能な”私の力作!”です。

 ”いい大人が”と笑う事なかれ。大方の男は熱中してしまうはずです。

 自由に組み替えられるという事が、頭の何処かを刺激します。父と弟も子守りがてら、よりスムースな運行を目指して、発着順の改善を続けるのです。

 実はこの列車キット一式、母の友人からの貰い物です。

 孫へのプレゼントだったのですが、全部揃えるに、いくら掛かったのでしょう。

 同じ金額のものを大人と子供にプレゼントしたとして、子供の喜びようは次元が違います。

 そう考えると、お爺ちゃん、お婆ちゃんの財布の紐が緩むのは当たり前なのかもしれません。

 もうひとつ、私達の世代でフィギア等を集る人の気持ちが少し分かりました。

 子供の頃、喉から手が出るほど欲しかったおもちゃも、今なら何回かの付き合いのを我慢すれば、手が届くかもしれません。

 ガンダムのフィギアなのか、ダースベーダーの実物大マスクなのかは、それぞれの”付き合い”にはよりますが。

岡山→香川でお墓参り

 8/7(月)の続きです。

 

 

 

 

 夕食の後は、心地よい疲れもあってすぐに就寝。翌朝は5時に目が覚めました。

 早めの朝食の後は、前の砂浜で海水浴です。ウチの子供は、とにかく”水好き”なのです。

 

 

 

 

 父が浮き輪に乗せて引っ張っるとキャッキャ、キャッキャと声を上げて喜びます。

 見ていると、自ら顔を浸けて海水を飲んでいるよう。

 それくらいの”水好き”なのです。


 

 

 

 

 10時頃、岡山のホテルを後に、母の郷里、香川へと向いました。

 お昼は讃岐うどんの有名店”やまうち”へ。

 私と妻で、いなり寿司も付けて1000円ほど。

 (詳しくは2004/10/4)繁盛店だけあって今回も納得のお味でした。


 

 

 

 

 その後、満濃町にある祖父のお墓へ。

 祖父は戦争の前、東京で働いていました。

 戦後、郷里であるこの地に戻ると電気屋を始めます。

 都会で使った便利な家電を、重労働に苦しむ農村の女性へと考えたのです。

 孫の私が言うのも何ですが、本当に真っ直ぐで正直な人でした。


 

 

 

 

 その理想を実現する為、起こした会社は”生活改善社”。

 今ではその理念を母の弟、私の叔父が継いでいます。

 祖父、叔父とも自らが扱う日立の製品を愛していました。

 生活改善社から貰う日立製品の中で育った私にも、やはり愛着があります。

 シャッターには、60年代の終わりから、カラーテレビ普及のため活躍したキャラクターが残ります。ポンと押せば、パッとつくから”ポンパ”。

 剥げたポンパを見ると、祖父とここで過ごした夏休みを思い出すのです。

卒寿のお祝い

 先週末は恒例にしているお墓参りに、岡山と香川へ行ってきました。

 父、母、弟家族、私の家族、総勢8人には2人の1歳児を含みます。

 

 

 

 

 まずは倉敷にある父方の祖父のお墓へ。

 高台にあり、瀬戸内海の島々を見下ろす景色は、猛暑を忘れさせてくれます。

 その後、下津井名物のタコを”ふく仙”で頂きました。ここのタコの造りは絶品です。

 そこから私達3人は別行動で、妻の友人宅へ向かいました。

 岡山市内までは、高速で小一時間ほど。妻とご夫妻は以前、同じ職場で働いていたのです。

 7ヶ月のお子さんとウチの子供の話を中心に3時間ほど喋りっぱなしでした。

 ”3年ぶりだけど、全くブランクを感じなかったワ。あ~楽しかった”と妻。話に夢中で写真を撮り忘れてしまいました。

 Hご夫妻、もしいい写真があれば是非お願いします。

 その晩は、祖母の卒寿を祝う為、海岸沿いのホテルに宿泊です。

 王子ヶ岳のふもとにある渋川海岸へ。

 

 

 

 

 数えで90歳。

 元気だった祖母も、さすがに歳をとりました。

 祖母はずっと昔ですが、胃の大半を切り取っています。

 それが、この晩は”お腹一杯”と言いながらも、お造りから、お肉、シャーベットまで、ほとんどの料理を平らげてしまいました。

 これは元気なはずです。


 

 

 

 さらに一杯だけですが、ビールも頂くのです。

 夕焼けにビールで祖母の健康に乾杯しました。

 これだけ暑いと、その味もまた格別・・・・・・

 幸せな一時を過ごしました。続きはまた木曜日に。

やっぱり イス 買います

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 36歳になりました。

 もう3回目の年男。子供はすっかり夢の中で、妻にイチジクがのった小さなタルトで祝ってもらいました。

 この機会に、仕事イスを買うことにしました。先日書いた10年来のイスを使っても、事務所のイスが足りなくなったのです。

 粗大ゴミの有料化が決まって、街にはくたびれた家具が山積みです。これを機に家の中が見直され、不要なモノが減れば、暮らしはより快適になるでしょう。

 空間が広がり、美しくなると頭の中までスッキリし、整理されたような気分になります。おそらく”気”だけではないはず。

 しかし、捨てる、ゴミを出すという行為は望ましいものでは無いはず。

 ”捨てる”事にお金が掛かれば、長く使えるモノが選ばれるようになるでしょう。

 特に家具などは一生付き合えるものを、と考える人が多くなるかもしれません。

 値段の高い安いだけでなく、よく考え、悩んで選んだ家具なら愛着も一入。悩むことが、モノをゴミに変えない一番の秘訣かもしれません。

 今回の仕事イス、今までと比べると結構なお値段なのです。

 しかし”一生の付き合いよ”と思い切って発注しました。

 なので今日の話は一般論と言うより、自分に言い聞かせている話なのです。

 届くのを待っている今は、短くも、最も幸せな時間。

雨 おくら

 この何日かの雨は凄まじいものがありました。

 天の気分で天気。

 頼んで変わる訳ではありませんが、もうこのくらいで、とお願いしたいところです。

 雨の影響もあり、現場も遅れ気味。

 よって現場、事務所、家を往復する毎日で、仕事以外といえば、子供の事くらいで・・・・・・


 

 

 

 

 

 

 ここで、子供が食べない、食べないと書いたので、いろんな方法を教えてもらいました。

 その結果、いつもパクパクとはいきませんが、よく食べる日も出てきました。

 水分の多いものが好きな事が分かってきました。

 特にスイカとトマトが大好きで、凄い勢いで食べます。

 まるで同じものを食べているように食べるのです。

 私達にとっては果物と野菜ですが、最近のトマトは美味しいので、案外彼の舌のほうが正確なのかもしれません。

 気分次第ですが、オクラをバクバクという日もあります。

 前はアレが好きだったのに、2週間経つと食べなかったりと、こちらの思い通りには行きませんが、のんびりやって行くしかないようです。

食べる 食べない

 うちの子供の話ですが、この4月から保育所に通っています。

 馴染めないという事はないのですが、お昼ご飯をほとんど食べてこないのです。

 保育所の先生もいろいろと手をかけてくれるのですがなかなか。

 日曜日は、保育所に着て行く服がないと言うので吹田市の北千里サティーにある”アカチャンホンポ”へ。

 しかし機嫌がいまひとつで、アンパンマンの乗り物に乗っても淡々とハンドルを回していました。

家でのご飯もたくさん食べる日もありますが、あまり食べない日も多く、妻は悪戦苦闘しています。私はブクブクになるまで食べていたそうですし、今でも食べろと言われればいくらでも、なので子供が小食というのがどうにも・・・・・・

 先輩お母さん方には、対策を聞くのがクセになってしまいました。

 答えはいろいろ。

”なんでもミルク味にしてみたら”
”納豆ごはんはどう”
”お好み焼きみたいにしてみたら”
”ホットケーキが好きかも”
”好きなものだけ食べさせれば”
”何でもお腹に入ってしまえばOK”
”ホントにお腹が空けばいつか食べるよ”

などなど。母強しです。

他にも”これを試してみたら”というのが有れば教えて下さい。

親は体重を気にし、子供はなんとか食べるものを探し。

なにかといろいろあるものです。

歩く 歩く

長男も一歳を過ぎて、掴まり立ちが出来るようになりました。曾祖母から「靴を買ってあげて」と御祝いをもらったので、百貨店へ出掛けました。

歩く前に履く靴(変な表現ですが)は頂きものが有りましたが、歩ける靴は初めてです。

「初めてお世話になるものだから」と、店員さんには色々な質問をし、散々試着した結果、私のスニーカーと同じメーカーのものにしました。

「いい買い物が出来たな」と妻と話していると、店員さんが「これを押せば、歩けるかも」とイヌが動く手押し車を持って来てくれました。

「まだムリだと思いますよ~」とか言いながら持たせてみると、キャッキャと喜びながら歩く歩く。何故かものすごい大またで、百貨店の広い廊下を行ったり来たり。こけてもすぐ立ち上がり、延々と往復していました。

寝返りえをうつ。座る。ハイハイをする。掴まり立ち。その境目はいつも突然やって来ました。本能とは言え、成長のスピードは親が少なく見積もってしまう程です。

もちろん嬉しい誤算ですが、限界を設定してしまうのは親のほうなのかも?と考えてしまいました。

1歳の考えること

 昨日は長男、仁(じん)の誕生日でした。

 あたふたしたり、戸惑ったりしながらも、ようやく一年がすぎました。

 ありきたりですが、長かったような、短かったような・・・・・・兎にも角にも、仁は元気に育っています。

 

 

 

 

 

 昨日の夕食は誕生日の特別メニュー。何が特別かと言うと「全て手づかみで食べれる」事だそうです。

 

 

 

 

 

 夕食は先に妻と食べているので、カメラで撮っておいてくれました。特別メニューは一瞬にしてこうなったそうです。

 私が帰宅してから、3人で誕生日ケーキを食べました。彼は上のイチゴだけ。

 

 

 

 

 食後は最近覚えた歯磨きの”マネ”。実際磨いているはけではありませんが、何故かご機嫌なのです。

 最近はいろんな遊びが出来るようになりました。中でも、大のお気に入りは”かくれんぼ”。

 未だハイハイしか出来ないので、探しているマネを始めると、”高速ハイハイ”で飛ぶように逃げていきます。しかし、狭い我家の中ではすぐ見つかってしまう。

 考えた彼は、顔を布団などに押しつけると、じっとしているのです。自分からオニ(私)が見えないので、相手からも見えないと思っているのか、隠れているつもりのようです。

 布団に顔をおしつけ、ちょこんとお尻を突き出している姿を見ると「純粋なことは、なんて素晴らしいことよ」とチチは微笑んでしまうのです。