年末の決め事

 今年も、残すところ3日。いよいよ大詰めを迎えました。

 月曜日に、6年前京都に完成した紫竹の家へ行ってきました。

 自分で言うのも何ですが、庭木が育ち、土地と結びついた良い家になっていました。

 クライアントのお母さんも訪問を喜んでくれ、小一時間ほど他愛も無い話をしていました。

 年末年始にかけて、三軒のお家に招待頂いています。当たり前ですが、家は完成するとすぐに引き渡しです。出来上がった空間を見れる時間はごく僅か。なのでそんな機会が、何より幸せな時間なのです・・・・・・

 何年か前、年末だけは何があったとしても自分を労う事にしました。”まあ、いろんな事があったけど、精一杯頑張ったじゃないか”と。

 そして年が明ければ、また気を引き締め直して、頑張りたいと思います。

 今読んで下さっている皆様。一年間素人の雑文に付き合って頂き、本当に有難うございました。来年も素晴らしい一年となりますよう、心よりお祈りしております。

 2006年 12月28日 守谷 昌紀

「年末の決め事」への2件のフィードバック

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    1年間、文面からにじみ出る人柄と信念にフンフンと頷きながら、楽しく読ませてもらいました。
    むっちゃ忙しいやろうにずーっと続けてるって、ホンマに尊敬するわ。(^^)

    今日のブログを読んで(シロウト感想で恐縮ですが)、
    「そっかぁ。家って建ってから育つもんなんやぁ」と思った。

    未来を想像しながら思いを込めて設計した空間で、施主のご家族が日常を営む。
    守谷の仕事と施主に対する真摯な姿勢を見ると、改めて、建築家って人の人生を支える素晴らしい仕事やなぁと思います、マジで。(^^)

    俺が頼む時まで、さらに腕、磨いといてな~。(^^;)

    じゃ、30日は気合入れて、パーッと飲むでぃ!!(ホンマかいな)

  2. SECRET: 0
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    >タバタさん

    先ほどお電話頂いたのに、コメントに気付いていませんでした!失礼しました。

    過分なお言葉有難うございます。この家のお母さんはとっても元気な方で、話しているだけで、こちらが楽しくなってきます。ここでの楽し暮らしぶりを聞いていると、時間が経つのも忘れてしまうくらい嬉しいものです。

    建築は無機物ですが、そこに愛情を加えると良くなります。創る時には精一杯の愛情を注ぎますが、その後もずっと注いで貰えれば、更に良くなります。そうして貰えるような、建築を創らねばと日々格闘しているのですが・・・・・・。結果が出るのはずっと先かもしれませんね。

    このコメントは、広い意味で設計依頼と受け取っていいんですよね!腕はしっかり磨いておきます。テカテカのビリケンさんくらいまで。

    30日、楽しみですね。久しぶりに口角泡を飛ばして、夢を語りましょう!!

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