バルセロナとガウディ

 先ほど関空に戻りました。

 旅の目的にあったのが、ガウディとスカルパ。少しガウディに触れてみたいと思います。

 アントニ・ガウディは1852年、銅器職人の子供として生まれました。16歳の時、建築を学ぶためバルセロナに移り住み、栄光の人生がスタートします。

 26歳の時、パトロンとなるグエルと出会い、その才能がいかんなく発揮されて行きます。3日間のバルセロナ滞在中出来る限り、作品を見て回りました。

 その建築は言わずと知れた有機的なフォルムが特徴です。しかしそれらが、構造的挑戦から生まれた過程を、見る事が出来ました。

 これらも、また整理したいと思います。私もそうですが、バルセロナにはガウディの建築を見るため、世界各国から多くの人が押し寄せます。

 ピカソ美術館、ミロ美術館、ガウディのライバルであった、ドメネク・モンタネールのカタルーニャ音楽堂、ミース・ファン・デル・ローエのバルセロナパビリオン等、見所は数あれど、やはり彼抜きには語れません。

 ガウディは73歳の時、この街の市電にひかれて亡くなります。しかし、その街で100年を超えてサグラダ・ファミリアは建築中という事実に、建築家、前川國男の言葉を重ねてみたくなります。

 「人は儚いものだから、せめて建築に永遠を求める」

 ヨーロッパの街並、通りの美しさが印象に残りました。しかし、私の仕事場は日本です。今日からまた、日々の葛藤が始まります。

 旅日記はまた追々。

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■■■『大改造!!劇的ビフォーアフター』■■■ 7月8日(日)「匠」として出演しました

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