働き蜂と女王蜂‐1903‐

今日、明日と雨が続くようです。

奄美地方が梅雨入りしたというニュースもありました。

来週は2件の撮影を控えているので、梅雨入りは何とか例年通りでお願いしたいところです。

花は見る以外に、食べる恩恵もあります。

打合せに見えたご夫妻から、地元でとれたという蜂蜜を頂きました。

自然豊かな山村での計画で、また経過もUPしていきたいと思います。

国産蜂蜜というだけでも高価なものですが、「ただ遠心分離機にかけただけの純粋な蜂蜜」とのこと。何も混ざっていない蜂蜜は、やはり味がとても濃い。

長男が特に喜んで、朝食が「シリアル」⇒「蜂蜜トースト」に変更となりました。

ご夫妻の住む地域では、以前なら皆さん庭に巣箱を置いていたそうです。

家庭菜園ならぬ家庭養蜂です。

そもそも蜂蜜って何?と思い少し調べてみました。

蜂蜜は、集団生活をする仲間の保存食として、また子どもの食料として作られているそうです。

働き蜂が体内に蓄えた花蜜を、巣の貯蓄担当に口移しで渡します。

更に巣内でも何度か移動しながら保管するうちに、蜜蜂の持つ酵素とあいまって、あの粘度となるようです。

花蜜の水分約80%に対して、蜂蜜は約20%なのも長く保存がきく理由。

クマバチは単体で巣をつくるので、蜂蜜は作っているかもしれませんが、人が拝借できるほどのものは無いという記述もありました。

ちなみに、ローヤルゼリーは女王蜂だけが食べられるもので、おかげで体の大きさも倍になります。

寿命に至っては、働き蜂が30日に対して3~5年とありました。

働き蜂は全てメスで、さらに若い蜂からのみ作られるものだそう。蜂の社会にもれっきとした格差があり、何だか悲哀を感じてしまいます。

蜂蜜は当然ながら人間のために作っているものではありません。

働き蜂があの小さい体で、巣の為にせっせと集めてきたものを拝借するのはやや気が引けます。

しかし、種の保存のために花蜜から作られるものが、味、栄養価とも優れているのは納得です。

私が女王蜂ということはないので、間違いなく働き蜂でしょう。

では、我が家の女王蜂はだれ?意外と子供??

■■■ 『ESSE-online』にコラム連載■■■

4月11日「リビング学習」
2月27日「照明計画」
2月14日「屋根裏部屋」
2月1日「アウトドアリビング」
1月4日「土間収納」
12月6日「キッチン・パントリー」

■■ 8月17日『建築家・守谷昌紀TV』開設

■■■1月6日『Best of Houzz 2022』「中庭のある無垢な珪藻土の家」が受賞■

■1月8日『homify』の特集記事に「光庭の家」掲載
■1月7日『homify』の特集記事に「白馬の山小屋」掲載

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