今週初め、朝一番から中央区の敷地を見に行っていました。

超特急プロジェクトというか、ロケットプロジェクトにつき、スケジュールを全て組み直して直行しました。
やはり現地に立ってみないと分からないことがあるもの。
その場の空気を肌で感じることが、創造の源になるのは確かです。

ロケットプロジェクトと言いながら、近くの公園ものぞいてみます。
天気が良かったので、弁当を食べている人がいたり、親子連れが散歩していたり。

黄色のチューリップは燦々と日を受けて、輝くばかりです。

立派な藤棚もありました。

私が通っていた保育園は、年長組が「ふじ組」。
淡い紫が、ちょっと大人びた雰囲気を醸し出すのです。

結婚式の前撮りでしょうか。
わざわざここで撮影しているということは、近くに住んでいる方なのかもしれません。

マンションの間に建つこの家を見ていると、都心で暮らすという決意を感じます。

少し離れていますが、車で通る度に気になっていたこの家。

市内の幹線道路沿いですが、丁度赤信号で止まったので、広角レンズで抑えてみました。
もう凄みさえ感じるのです。

こちらも市内ですが、「こんなところに茅葺の家があるのだな」と思っていました。
今週通り掛かった際、3人くらいの職人が屋根に上がり、葺き替え工事の真っ最中でした。
トタンで覆われて行く家が多いですし、違った材に葺き替えることも出来るのです。この場所で、この家に住むという決意に他なりません。
残念ながら、新型肺炎の新規感染者は大阪が群を抜いています。
国の施策に頼らずとも、住人の意思で抑えこめる街であって欲しいと願うのです。
以前「大阪咲かそ」というコピーがありました。大阪市の花は「サクラ」と「パンジー」。

勿論のこと、正しい大阪人の庭先には植わっています。

来年の春には、サクラもパンジーも心も満開となって欲しい。
そのためにはちょっと我慢です。大阪咲かそ、のために。
■■■1月27日 『Best of Houzz 2021』を「中庭のある無垢な珪藻土の家」が受賞
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■10月23日『homify』の特集記事に「阿倍野の長屋」掲載
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