今週末はようやく野外へ出られるかなと、週間予報が気になります。
春の花から主役はアジサイへ。
もし、あのウィルスが湿気を嫌うなら、梅雨さえ待ち遠しいのです。
2005年頃だったか、初めて経営者の勉強会に参加させて貰いました。
ある方が「付き合いは広い方が良いだろうし」と声を掛けてくれたのです。
そこで「5S」という言葉を初めて聞きました。
①整理 ②整頓 ③清掃 ④清潔 ⑤躾(しつけ)
頭文字がSで始まる5つを並べたものです。
経営者なら普通は知っているのだと思います。
物創りとアートが好きでこの仕事を始めたもので、経営やリーダー論などには全く興味がありませんでした。
しかし言葉の定義を教えて貰い、面白いなと思いました。
①整理=要、不要を分け、不要なものを排除すること
②整頓=理にかなった配置にすること
特に①には軽く衝撃を受けました。整理とは要らないものを「捨てる」ことだったんだと。
人員整理などという言い方がイメージしやすいかもしれません。
仕事場で特に長い時間を過ごしたこの2ヵ月。こつこつと「更に5S活動」をしていました。
時間を大切にしている人の話は説得力があります。
「うえだクリニック」の院長に、モニターを持ち上げるアームはとても良いですよと教えてもらいました。
良いと聞けば何でもやってみます。
そのアームを上の棚につけ、モニターを完全に浮かせました。
大きな図面はモニター後ろまで滑りこませることができます。空間は立体的に使うと、累乗的に価値が増すものです。
正面はマグネットが付くブラックボードなのでメモの入替がスピーディです。
机の上、50cmのところにある棚は、座ったまま手が届き、24インチのモニターが入るギリギリの高さ。
右端の棚は、カタログに挟むしおりとエアコンのコントローラー置場。
色にもこだわっています。
付箋は10色+白と茶があるので、10件までは色を見ればすぐに分かります。
初期段階と中盤以降に分けて、各色に2件割り当てれば、20件まではスムーズに進められるイメージ。
本棚にあるサンプルBOXも色で認識できますし、小さい方の付箋で売っていない色はカットして作ります。
クリアファイルも同じく10色あります。
クライアントのパーソナリティと計画の方向性でイメージカラーを決めるのですが、ここは慎重に考えます。
少なくとも1年位は計画と色が連動するので、しっくりこないと嫌なのです。
若い頃は2件仕事が重なれば、嬉しくも大変だ大変だと言っていましたが、かなりの計画を並行して進められるようになりました。
並行して仕事をすると濃度が薄まるかなと思っていたのですが、全く逆でした。
ひとつ懸念が浮かんだとすれば、全ての計画をチェックできます。反対に良いアイデアも全てに反映できるのです。
大きく机に広げて見るのではなく、アニメのセル画のように全てを重ねて見るイメージです。
とても良かったので、実務的な話もひとつ書いておきます。
最近パソコンのスピードが落ちた気がしたので対策をしてみました。
このサイトはとても分かりやすかったですし、実際かなり軽くなりました。
①できるだけ外付けHDDにデータを移行、⑦Google Chromeの同期する情報を減らす、⑧エクスプローラーのフォルダオプションを出来る限り無効化、が特に効果がありました。
⑧は全て無効にするとかなり軽いですが、テキストが読み難いので、私の設定は以下の通りです。
5Sに「Speed」を加えたり、ある自動車メーカーは「死ぬまで働け」もあったと聞いたことがあります。
どんな立派な人でも1日は同じ24時間です。
同じ時間をどう使うか、また自分の居る空間の価値をどれだ高められるか。工夫し、改善した結果が出た時は単純に気分が良いのです。
6番目に「Speed」、7番目に「Success」を加えて、当社は7Sで行きたいと思います。
A photograph is wonderful.
2018年1月 山形/蔵王
■■■4月8日『Sumikata』東急リバブル発行に
巻頭インタビューが掲載されました
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【News】
■5月16日『homify』(英語)の特集記事に「下町のコンクリートCUBE」掲載
■5月10日『Houzz』の特集記事に「阿倍野の長屋」掲載
■2月13日 『Best of Houzz』を「中庭のある無垢な珪藻土の家」が受賞
■2月3日『Houzz』の特集記事に「阿倍野の長屋」掲載
■12月3日 『Houzzユーザーが選んだ人気写真:キッチン編』で「中庭のある無垢な珪藻土の家」が5位に選出
■9月30日発売『suumoリフォーム 実例&会社が見つかる本 関西版』に「回遊できる家」掲載
■7月21日BS朝日『大改造!!劇的ビフォーアフター』で「住之江の元長屋」再放送
■「トレジャーキッズたかどの保育園」が
地域情報サイトに掲載
■2017年11月27日ギャラクシーブックスから出版『建築家と家を建てる、という決断』守谷昌紀がamazon <民家・住宅論>で1位になりました