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ハイソでレトロ、帝塚山‐2042‐

万代池は住吉区の北部にあります。

いわゆる高級住宅街、帝塚山エリアに突然現れる感じです。

最寄り駅は阪堺電車の「帝塚山三丁目」ですが、少し西には南海電車の「帝塚山」もあります。

この駅のきっぷ売り場前は直で道路。

高級住宅街でありながら、レトロな感じがまた良いのです。

駅の西側には帝塚山古墳も見えています。

ところどころに見える緑も魅力のひとつでしょう。

駅前には「住吉区観光案内板」がありました。

切妻屋根に風見鶏をのせた大正モダン建築。

そして白壁の蔵が美しい屋敷町。

いずれも一般住宅のようですが、それが観光案内板に出ています。

地元愛がとても強いのだと想像するのです。

「帝塚山三丁目」の一駅北は「姫松」です。

南港通りと交差する位置にありますが、その東にあるのがポアール

1969年から続く洋菓子の名店です。

何と言っても特徴的なのがこの窓。

こちらは右「目」です。

何度となく前は通っていますが、入るのは初めて。

最近ではあまり見ない、しっかりと作りこまれたインテリアです。

中2階にはカフェスペースもありました。

左「目」の半分上から阪堺電車が見えるのです。

フィナンシェと乾き菓子のセット、2千円を買って帰りました。

お土産など滅多に買って帰らないので、妻、娘はとても喜んでいました。間違いのないクオリティです。

エントランス横のサインも、金と石を組み合わせて表現されていました。

金うまく取り込んでおり、グスタフ・クリムトの絵を思わせるようなきらびやかさです。

クリムトが起こした芸術運動、ウィーン分離派を明確に意識しているのかもしれません。

最近のインテリアと一線を画している感があるのは、素材にもこだわり、コンセプトがしっかりしているからでしょう。はっきり言えば、掛けるところには掛けている、という感じ。

それが、ハイソでレトロな帝塚山にピタリと合っているのだと思います。

手塚山を歩くと、いつも思うのは「大阪にもこれだけ沢山の豪邸があるんだな」ということ。建築中の豪邸も数軒ありました。

リノベーションや狭小住宅も得意ですが、豪邸も全く問題ありません。

ご検討の方は是非ご相談くださいませ。

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■ 『ESSE-online』にコラム連載

10月11日「テレワーク時代の間取り」
9月18日「冷蔵庫の位置」

■11月28日『homify』の特集記事に「回遊できる家<リノベーション>」掲載
■11月17日『homify』の特集記事に「下町のコンクリートCUBE」掲載

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