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テレビ出演、その後‐2006‐

5月5日のこどもの日に大阪に戻りました。

奈良市で部活の試合だった娘と、その観戦に訪れていた妻をピックアップするため、早めに池原ダムを発ちます。

奈良と新宮を結ぶ169号線は新緑がまぶしいほどです。

最近は、私たちと同年代のライダーが増えた気がします。

いつも一人で行き来する私からすれば、ツーリングはとても楽しそう。

でも、バイクは怖いのでやめておきます。

30年前に初めて訪れた時は、大阪から3時間以上掛かりました。

しかし現在は道が良くなり、2時間強です。

その一番の要因が、 川上村にある伯母谷ループ橋を含めた周辺トンネルの開通です。


ループ橋を反対側からみると、その高さが伝わるでしょうか。

調べてみると、大手ゼネコン錢高組の施工でした。

ループ橋の完成は2003年で、高さは100m以上あります。日本の技術力の高さに感心するのです。

今回は、ボートトレーラーを車検に持っていったりで、下北山村内をうろうろしていました。

車もボートもかなりガソリンを使うので、いつも給油に訪れるガソリンスタンドがあります。

はじめは女性が応対してくれたのですが、事務所内から店長さんが出てきてくれました。

すると「このあいだテレビに出ておられました?」と。

浅越ゴエさんのコーナー でしたよね。ゴールデンウィークは来られるだろうから、聞こうと思ってたんですよ!」と。

こちらのガソリンスタンドはレンタルボート店も兼業しているので、釣り話もよくします。いつも笑顔の人なので、ここで給油することが多いのです。

大手宅急便の配送に来た35歳くらいの男性も「テレビ、観ましたよ」と。

バーのマスターからメッセージが届いたり、母へ何人か電話があったり。

ちょっとお手伝い程度の出演でしたが、楽しんで貰えたなら何よりです。

テレビに出演させて貰う一番のメリットは、多くの人の目を意識することだと思います。

世界人口は80億人。80億人が私を知ってくれている訳ではありませんが、絶対仕事依頼がないと決まってはいませんから。

ゴールデンウィーク中も、週明けのプレゼンテーションへ向けてプランを練っていました。

人手不足ではありますが、学生が休み返上でアルバイトにきてくれました。

また、本日は入社試験の面接も実施しました。

もっと良い仕事をして、一人でも多くの人にアトリエmの仕事を知って貰いたいのです。

「建築家・守谷昌紀特集」なら皆に告知しました。

そんな機会があるよう、夢をもって、いつも笑顔で頑張ります。

『建築家・守谷昌紀TV』 ■

■■■4月6日 『かんさい情報ネットten.』 浅越ゴエさんのコーナー に出演
■■6月9日 『住まいの設計チャンネル』 「おいでよ House」公開
■■5月13日『住まいの設計6月号』「おいでよ House」掲載
■6月16日 『ESSE-online』「おいでよ House」掲載

■ 『ESSE-online』にコラム連載

10月11日「テレワーク時代の間取り」
9月18日「冷蔵庫の位置」
6月18日「シンボルツリー」
6月5日「擁壁のある土地」
4月11日「リビング学習」
2月27日「照明計画」
2月14日「屋根裏部屋」
2月1日「アウトドアリビング」
1月4日「土間収納」

■11月28日『homify』の特集記事に「回遊できる家<リノベーション>」掲載
■11月17日『homify』の特集記事に「下町のコンクリートCUBE」掲載

メディア掲載情報

サマープレゼンテーション‐1717‐

 これまで、夏は6月、7月、8月というのが一般的な認識でした。

 続く秋は9月、10月、11月。冬が12月、1月、2月で、春は3月、4月、5月。

 近年は暑くなる一方で、9月は夏なのか、秋なのか微妙な月になってきました。

 日本も夏が4ヵ月を占める南国となったので、ある方がアロハシャツで来社してくれました。

 詳細はもう少し伏せておきますが、企画の提案日だったのです。

 なのですが、始まってすぐ「守谷さん、ビールが好きですもんね」と、いきなりビールグラス3点セットを頂いてしまいました。

 少し過ぎたけど誕生日プレゼントと。

 ビールの種類に最も合った形状のグラスが3種。

 昨晩は、口が狭くなっているタイプを使ってみました。

 実は打合せ後に少し飲もうと、ハートランドビールと焼き鳥まで持って来てくれていました。

 飲みたいのは山々だったのですが、あまり寝ていなかったので、辞退申し上げてしまいました。

 実は以前、同じようなシチュエーションがあり、目の前で何度もコックリコックリとやってしまったのです。

 間違いなくそうなると分かっていたので、失礼ながら機会を改めてお願いすることにしました。

 ミナミに繰り出していて寝不足だった訳ではありません。

 仕事に終わりはないので、企画提案の前日は、どうしても遅くなってしまいます。

 全体を把握し難い角度で撮っているますが、あるコンセプトを見つけてからは、一気に描き上げてしまいました。

 図面を描くのと並行して、模型作りも進めます。

 現在は30代の若者が手伝いに来てくれており、模型を担当してもらいます。

 これは色々なパウダーをブレンドして作った芝生キット。出来合いのものも売っていますが、ここは手数を掛けます。

 上にあるサンプルの裏には、アトリエm秘伝の配合比が記されています。場所、部位によって使い分けるのです。

 道路、木、人など、提案する建築ではない物を作りこむことによって、建物のイメージが明確になっていくのが面白いところです。

 スタディ模型が上がってくると、それを見ながら更にプランを詰めて行きます。

 そんな時、ふと時計を見ると夜の10時より早いことは何故かありません。

 時間帯が深くなってくると眠けが襲ってきますが、あの手この手を使って、自分に発破をかけます。

 これまでの模型を見上げるのもそのひとつ。

 物創りに捧げてきた時間だけが、唯一私の誇れるものなのです。

 企画提案を、プレゼンテーションという横文字で表現するようになったのはいつからでしょう。

 大学時代、ゼミの担当教官が「プレゼンテーションってなんだと思う?」と問題提起しました。

 ゼミ生からは色々な意見がでました。

 しかし担当教官の答えが一番分かりやすく、心のに残っています。

 「それはプレゼントだよ」

 嬉しいプレゼントを貰い、渾身のプレゼントをお渡ししました。

 結果は……神のみぞ知る、です。

 ビールグラスは赤とピンクのチェック柄の包装紙にくるまれていました。

 この包装紙が、どれだけワクワクさせてくれるものか。

 この夏、5回程プレゼンテーションがある予定ですが明日はその4回目。

 どんな流れで、どんな言葉で……と考えていると、あっという間に2、3時間が過ぎています。

 包装紙を丁寧に剥がすように、この建物がこうなるに至ったストーリーを順に伝えて行くのです。

 今の時間あたりからがようやく本番。最高の仕事をして、スカッと夏季休暇に入りたいと思うのです。

■■■4月8日『Sumikata』東急リバブル発行
巻頭インタビューが掲載されました

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【News】
■5月16日『homify』(英語)の特集記事に「下町のコンクリートCUBE」掲載
■5月10日『Houzz』の特集記事に「阿倍野の長屋」掲載
■2月13日 『Best of Houzz』「中庭のある無垢な珪藻土の家」が受賞
■2月3日『Houzz』の特集記事に「阿倍野の長屋」掲載
■12月3日 『Houzzユーザーが選んだ人気写真:キッチン編』「中庭のある無垢な珪藻土の家」が5位に選出
■9月30日発売『suumoリフォーム 実例&会社が見つかる本 関西版』「回遊できる家」掲載
「トレジャーキッズたかどの保育園」
地域情報サイトに掲載

■2017年11月27日ギャラクシーブックスから出版『建築家と家を建てる、という決断』守谷昌紀がamazon <民家・住宅論>で1位になりました

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