今日大阪は朝から雨でした。
娘の朗報に浮かれる我が家も、少しクールダウンです。
昨年の10月に消費税が10%になりました。
仕事を始めてからは1997年に5%、2014年には8%となりましたが、前回に比べるとそこまでの混乱は無かったように感じます。
キャッスレスを推し進めたい政府は、様々な減税措置をとりましたがそれも一因でしょう。
私はどちらかと言えば現金派でしたが、5%無条件に高くなるならやはりカードで支払います。
現金の一番の特徴は、物体だということでしょう。
有れば使える、無ければ使えない訳です。
減税措置は今年の6月までですが、このまま日本も一気にキャッシュレス化が進むのでしょうか。
銀行の役割も随分変わるのではという論調です。
駅前の一等地に陣取ってきた銀行の撤退が加速。地域によっては、すでに現金をおろす為に、車で1時間走るなどという話もでています。
実店舗つながりで言うと、当社の近所にもドラッグストアが4軒あります。
あまり利用しない者としては、なぜこれだけの激戦を勝ち抜けるのか不思議に思うのです。
先日、スーパーのレジでこんな場面がありました。
(写真のスーパーではありません)
金額が1901円だったかで、トレイに千円札を2枚置きました。
財布の中の小銭を少し探しましたが1円玉がなく「2千円でお願いします」と言いました。
このスーパーはキャッシュカードに対応していません。
すると、60歳前後の女性店員さんが
「1円も無いんですか?」
と。
特に剣が立つ言い方ではなかったのですが、私はちょっと笑いながら
「1円『が』無いんです」
と答えました。
もう10年位前、あるクライアントが「日本語は、助詞を3回間違えれば、相手を激怒させることが出来る言葉」と言っていたことを思い出しました。
広辞苑で「助詞」を引くとこうあります。
品詞のひとつ。常に他の語の後に付いて使われる語のうち、活用しない語。前の語が他の語とどのような関係にあるかを示したり、語句と語句を接続したり、文が表す内容に一定の性質を付加したりする働きがある。
面白い表現をするなあ、と思って聞いていたのですが、ようやく実例を見つけました。
1回なので激怒はしていませんが(笑)
同音異義語は、文字自体に意味のある漢字圏だけなのでしょうか。助詞と女子の取り扱いにはどうぞご注意を。
あんまり上手くないか。
キャッシュレスが進めば、「1円『も』無いんですか?」問題は一件落着するのですが、良い事なのか、悪いことなのか、それともどちらでもないのか。
微妙なところなのです。
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