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ジョシの取り扱い‐1661‐

 今日大阪は朝から雨でした。

 娘の朗報に浮かれる我が家も、少しクールダウンです。

 昨年の10月に消費税が10%になりました。

 仕事を始めてからは1997年に5%、2014年には8%となりましたが、前回に比べるとそこまでの混乱は無かったように感じます。

 キャッスレスを推し進めたい政府は、様々な減税措置をとりましたがそれも一因でしょう。

 私はどちらかと言えば現金派でしたが、5%無条件に高くなるならやはりカードで支払います。

 現金の一番の特徴は、物体だということでしょう。

 有れば使える、無ければ使えない訳です。

 減税措置は今年の6月までですが、このまま日本も一気にキャッシュレス化が進むのでしょうか。

 銀行の役割も随分変わるのではという論調です。

 駅前の一等地に陣取ってきた銀行の撤退が加速。地域によっては、すでに現金をおろす為に、車で1時間走るなどという話もでています。

 実店舗つながりで言うと、当社の近所にもドラッグストアが4軒あります。

 あまり利用しない者としては、なぜこれだけの激戦を勝ち抜けるのか不思議に思うのです。

 先日、スーパーのレジでこんな場面がありました。

 (写真のスーパーではありません)

 金額が1901円だったかで、トレイに千円札を2枚置きました。

 財布の中の小銭を少し探しましたが1円玉がなく「2千円でお願いします」と言いました。

 このスーパーはキャッシュカードに対応していません。

 すると、60歳前後の女性店員さんが

 「1円も無いんですか?」

 と。

 特に剣が立つ言い方ではなかったのですが、私はちょっと笑いながら

 「1円『が』無いんです」

 と答えました。

 もう10年位前、あるクライアントが「日本語は、助詞を3回間違えれば、相手を激怒させることが出来る言葉」と言っていたことを思い出しました。

 広辞苑で「助詞」を引くとこうあります。

 品詞のひとつ。常に他の語の後に付いて使われる語のうち、活用しない語。前の語が他の語とどのような関係にあるかを示したり、語句と語句を接続したり、文が表す内容に一定の性質を付加したりする働きがある。

 面白い表現をするなあ、と思って聞いていたのですが、ようやく実例を見つけました。

 1回なので激怒はしていませんが(笑)

 同音異義語は、文字自体に意味のある漢字圏だけなのでしょうか。助詞と女子の取り扱いにはどうぞご注意を。

 あんまり上手くないか。

 キャッシュレスが進めば、「1円『も』無いんですか?」問題は一件落着するのですが、良い事なのか、悪いことなのか、それともどちらでもないのか。

 微妙なところなのです。

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『homify』5月7日「碧の家」掲載
『houzz』4月15日の特集記事
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