御堂筋のライトアップも、それ程寒さを感じさせず。
暖かい12月です。12日(土)は、天六「住まい情報センター」でのセミナーでした。
予約は12人と聞いていました。
今回、新聞広告も出して貰ったので、当日申し込みもあるかなと想像していたのです。
結果は7名。
申し込みはしたが、やっぱり辞めておこうとなったのは、こちらの魅力の問題です。
もっと話を聞きたいと思える建築家になれるよう、努力、研鑽する他ありません。
しかし、90分時間があったので「家づくり」について、ゆっくり話ができたと思います。
セミナーの終了後、階下で展示しているパネルのところで少し相談も。6名が降りてきてくれました。
紹介した実例の1つが「滋賀の家」。テーマもはっきりしており、楽しそうな住宅になったと思っています。
年明けには、住宅誌の取材も決まりました。まだ、雑誌名は伏せておきますがこちらも楽しみです。
12月に入ってすぐ「執筆依頼」というメールが届きました。
「一般の方と建築家が近くなる本の執筆を依頼したく……」という内容で、先週、編集者の方と会ったところでした。
先ほど、社内会議で企画が通ったと連絡がありました。
編集者は元スポーツマンで「当社のwebサイト、ブログを見て、想いや伝えたいことを形に残る書籍化にすることで、より素晴らしさが伝わると感じた」書いて貰いました。
高校の頃、建築家とは別に憧れた職業として、タレント、プロレスラー、画家、小説家がありました。
前の2つは半分冗談ですが、その共通点は自由ということです。自分の才能、体だけで生きている姿に、潔さを感じていたのです。
誰でも書ける「文章」が商品になるなら、小説家こそが究極の仕事だとも思っていました。2004年から、この日記を書いているのも、憧れの延長線上にあるのかもしれません。
マーケティングの言葉を誰もが聞くようになった通り、高度情報化社会は、絞り込みのほうへと進んでいます。
その側面を否定する気持ちはありませんが、誰でも出来るもので、競争し、磨き、勝りたいという気持ちが常にあります。
本を出版するのを人生の目標にして来た訳ではありませんが、こんな機会もあるのかなとは想像していました。
全て、仕事と並行して進めるのでスケジュールの件などはこれからです。
建築家として、何が書けるのか。未知の領域に入っていくのは、何ともワクワクするものです。