歯だけは、現状維持が最高の状態です。
半分程が治療済みとなった今、もっと本気で歯磨きしていたらと、悔やんでも悔やみきれません。
どうすればせめて子供に、この気持ちが伝えられるのか。
2004年に完成した「つるみ歯科クリニック」も11年目に入りました。内壁の塗装遣り替えなどもしてもらい、美しく保って貰っています。
予約が1ヶ月先しか取れない程、地域の人達に愛されているのが、何より素晴らしいこと。
院長夫妻、スタッフの皆さんのホスピタリティーの賜物です。
3~4ヶ月に一回、歯のメンテナンスに通っていますが、先週は妻、娘と、3つのチェアを独占していました。
偶然だったようですが、自分達が設計したクリニックで、家族が見て貰えるのはやはり幸せです。
娘は小児矯正、妻はメンテナンス、私だけ、 奥歯の違和感がある箇所を見て貰いました。
私は、寝ている時の歯軋りが結構ひどいそう。で、先生にも「奥歯でくいしばっているから、歯が割れているところがいくつかありますよ」と。
違和感はそこが原因のようで、昔の詰め物をやり替えて貰うことになりました。
麻酔をし、詰め物を削ることになったのですが「痛かったら、左手を上げてください」と言われます。
しかし実際には、手を上げる前に「大丈夫ですか」と聞いてくれます。水が飛ぶからと、目の上にはタオルが掛っているにも関わらずです。
コミュニケーションの70%は、言葉以外でおこなわれると聞きました。痛いという感情が、口周りを見るだけで分ると考えれば、そうかもしれないと思えます。
ここ5年程で、ズドンと心を射抜かれたような言葉がいくつかあります。
コミュニケーション能力とは、相手の気持ちを察知できるということだが、能力というよりは姿勢。そういった性質が性格の中に備わっているかどうか。
-経営コンサルタント 石原明-
能力と言うと、何か数値で表せそうなものに聞こえますが、姿勢とか性質、性格と言ったほうが、適切な気がします。
先日は就職希望で、韓国の若者が入社試験を受けましたが、残念ながら採用とはなりませんでした。
イタリア人スタッフを採用し、言葉の部分が30%であるかもしれないと本当に思っています。
しかし、その為には普段より大き目のジェスチャーで、単語レベルですが多少英語を交えながらと、私なりに気を付けています。
能力と言うよりは姿勢。しかし、これは簡単に他人が変えれるものではありません。
リーダーの役割とは「そうか!」と、思わず声を上げたくなるような言葉、問いかけを出来るかだと、つくづく思うのです。