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フィニッシュのイメージを持つ‐1225‐

 一度告知したのですが、12月12日(土)、住まいの情報センターでテーマでセミナーを開催します。

 「○○と一緒に暮らす」

 ペット、両親、姉妹など、様々な暮らし方をどのように実現したかという切り口で、話をしてみたいと思います。

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 現在、予約は10名程のよう。良ければ遊びに来てください。

 併せて、12月2日~12月28日まで「滋賀の家」、「黒壁の家」、「住之江の元長屋」のパネルを展示しています。

 こちらも先程、設置をすませました。

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 都心部でも、季節感のある木々があるのは、有り難い限りです。

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 庭木のモミジも、ここに来てようやく色づき始めました。

 11月も今日が最終日。
 
 今月が何日までだったか思い出すのに、未だに「ニシムクサムライ」と唱えます。

 平安京遷都は「ナクヨうぐいす」、5の平方根は「フジサンロクオウムナク」。

 私は暗記が苦手で、数限りなくゴロに助けられてきました。ゴロとは風景、イメージと言えそうです。

 円周率は3.141592……ですが、記憶世界一の人は、数字列をストーリーに置き換えていると聞いたことがあります。

 これを連続する風景と考えれば、情報量を異次元のレベルにまで引き上げられる証拠だと言えそうです。

 一時、サッカーの試合を見ていた頃「フィニッシュのイメージが出来ていない」という解説を良く聞きました。

 にわかサッカーフアンとして、勝っては欲しいのですが、90分のゲームを楽しませて貰うことが重要で、その真意が分りませんでした。

 当たり前ですがが、サッカーは1点でも相手より多くゴールし、勝つことが目的なのです。

 仕事も勝ちたいという気持ちがなければ、何より、結果を出すと決めなければ、パス回しには意味がないのです。

 この事が腑に落ちてから、スタッフへの指導方法も変えました。

 「フィニッシュのイメージを持つ」

 文字の起源が数千年前なら、人としてのイメージの起源は数百万年前。

 こちらの方が得意なのは当たり前なのかもしれません。

♪幸せってなんだっけ‐1020‐

大阪に生まれて43年。

初めて「美々卯」のうどんすきを食べました。

ショールーム回りをしていると昼時になりました。

クライアントが、うどんすきでも行きませんかと。

谷崎潤一郎も愛したというその味は、上品至極。

アナゴ、活きエビ、ハマグリ、うどん。特にエビイモは絶品でした。

奥さんは京都出身の方。味には厳しい京都人も満足と、食い倒れの街、面目躍如でした。

この日はショールーム回りだったので、それ程の準備は不要でした。

例えば現場打合せの際、準備が甘いと決まるもの決まりません。所員には、その風景をイメージし、一通り思いを巡らせるよう伝えています。

それが間違ってなかったかなと思ったのは、以下の本を読んでから。「勝負脳の鍛え方」は林成之という脳科学者の著書。彼は、水泳の北島康介選手をサポートをしていました。

一度書いたことがあるのですが、イメージ記憶のところには触れていませんでした。以下は私のメモです。

 記憶はイメージ記憶である。スポーツなら手足の動かし方を記憶するのでなく、成功した時のイメージで記憶している。

 例えばキャッチボールなら、相手の胸元に投げようと意識を持って投げるから、体が自然にイメージ記憶に照らし合わせて微調整する。

 ゴルフのパットなら、入れる意識ではなく、どんな転がり方でカップインするかをイメージすれば、体が自然に微調整する。

 入るイメージが出来なければそれに向かって調整できない。

①目的でなく目標が大切
②具体的な方法を明らかにして実行
③目標を達成するまで、その実行を中止しない

 目標が達成できないと、色々な理由をつけて方向転換しようとする。これは、人間が持つ(自分の脳を守ろうとする)自己保存の本能に従った考え。

 これを一度体験してしまうと、何をやってもいつも目的が達成できない脳になってしまう。そういう仕組みが人間の脳にはある。脳の疲労は大敵で、気の置けない人や家族との楽しい会話。愚痴は×。

何故そんな事を考えるようになったかと言うと、BBQの際の忘れ物を無くしたかったから。

現地についてから「あれが無い、これが無い」となると楽しさも半減。こんな事を考えるようになりました。一人悦に入っていると「いつも準備を有難う」とか「流石だね」と言ってくれるようになったのです。

『幸せってなんだっけ』 作詞:関口菊日出・伊藤アキラ

幸せってなんだっけ、なんだっけ

随分昔、明石屋さんまが歌っていました。

大げさに書きましたが、人の幸せってそんなものなのかなと思うのです。