「年賀状を終わりにようと思います」というメッセージが入った年賀状が、今年も結構ありました。
反対に、アメリカから届いたエアメールもありました。
年賀状終いは、やはり85円への値上げの影響も大きそうです。
家族用、会社用を合わせると3万円を超えたので、それなりの額です。
エアメールにも、勿論返信したのですがこちらは140円。
逆に安く感じました。
我が家の年賀状は、表が子供達だけの写真。
裏が家族全員の写真という構成にして20年。
ということは長男が20歳になる年です。
年賀状終いに逆行するように、結構気合を入れて作っています。
昨年唯一の家族旅行は、お盆休みの南紀白浜行きですが、ほぼこのためだけに行きました。
印刷が赤転びしている点だけが少し残念ですが、概ね納得しています。
会社用の年賀状は、 「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」の共用廊下からのカットにしました。
– 患者さんでなくても立ち寄ってほしい。曲面状の本棚があるクリニック –
というメッセージを伝えるには、この2カットが良いかなと思い選んだのです。
「本棚裏のカウンターで、受験勉強をしてくれたら嬉しい」というドクターは、日本広しと言えどもそうは居ないと思います。
本だけ読みにきて頂くのも大歓迎というコンセプトですが、その本も全て、江口院長の何かしら縁のある方からの寄贈で賄われています。
私も出来る限り寄贈したのですが、被ってしまった本がありました。
沢木耕太郎の「深夜特急」です。
真っ先に思い浮かんだのがこの本ですが、どちらかと言えば、私はクリニック側の人間なので、私の分を引き取ってきました。
しかし、同じ思いを持った人が居たことを嬉しく思ったのです。
これは昨年の年賀状ですが、皆の顔が若干こわばっています。
長男が東京の大学へ行ったので、家族写真を撮るタイミングはかなり限られてきます。
なのに、何のイメージも作れておらず、夏の帰省時に、急遽近所の公園で撮ったのです。
三脚を立て、タイマーで撮影していると、公園に居た人たちが「なんだ、この家族?」みたいな雰囲気になり、良い写真が撮れませんでした。
4人揃っての写真が撮れるのは、あと何回くらいかなと考えます。
それなら、毎年2カットくらいは良い表情の写真を撮れるよう、準備しようとなったのです。
もうひとつの候補だった、春先の仙台旅行は私だけキャンセル。
南紀白浜行きもかなり怪しかったのですが、何とか参加できました。
本と年賀状。減少の一途をたどっているのはどうしようもありません。
それでも私は紙媒体が好きなのです。
太っても、少々毛が薄くなっても、ありのままの姿を伝えるつもりです。
誰も見たくないかもしれませんが。
■■■9月17日(火)「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」開業■■■
■8月30日『homify』の特集記事に「阿倍野の長屋<リノベーション>」掲載
■2月14日『Best of Houzz 2024サービス賞』受賞
■1月29日発売『日本一わかりやすい 一戸建ての選び方がわかる本2024-25』に「回遊できる家」掲載